【巨人】直江大輔投手に関する分析

こんにちは。

今日は巨人ファンの中で期待が日に日に膨らんでいる巨人の2年目、直江大輔投手について分析していきたいと思います。(以下「直江」と表記。)

直江は長野県の松商学園高校から2018年のドラフト3位で巨人に入団しました。
今シーズンは春のキャンプで四球から自滅し、阿部二軍監督にカミナリを落とされる場面もありしばらく時間がかかりそうと思いました。しかし、半年後には立派な戦力として1軍昇格ですから本当に驚きました。

過去2度の登板を振り返る

☆8/23(日) vs広島 @マツダスタジアム
4回 1失点 被安打3 奪三振5 与四球1 球数64

☆8/30(日) vs中日 @東京ドーム
3回2/3 1失点 被安打3 奪三振4 与四球1 球数66

比較するとほぼ同じですね(笑)
良かった点としては
・フォアボールを頻繁に出さない
・奪三振が多い
・2試合とも初回は無失点

といったところでしょうか。

では、今後直江が1軍のローテーションに定着するための課題を過去2試合という少ないサンプルからではありますが、素人なりに考察してみます。

ストレートの球速に隙あり!?

まず、スコアを見た時に、2試合とも4回に失点したところが引っかかったので、イニング別のストレートの平均球速と全投球に占めるストレートの割合を見てみます。

8/23(日)ストレート平均球速と全投球に占めるストレートの割合
1回 143.6km(54%)
2回 143.6km(40%)
3回 140.8km(18% ※投手遠藤の打席は除く)
4回 141.0km(26%)

8/30(日)ストレート平均球速と全投球に占めるストレートの割合
1回 143.6km(42%)
2回 143.3km(54%)
3回 143.0km(64% ※投手勝野の打席は除く)
4回 142.1km(46%)

1軍初昇格なのでこうなるのは当たり前ですが、イニングが進むごとにやや球速が低下し、そこを相手打者に捉えられている傾向が見られます。
また、広島戦ではストレートの球速低下とともにストレートの割合も減少していることがわかります。これが二度目の登板でアルモンテと高橋に変化球を痛打された理由ではないかと私は考えています。
確かに広島戦でも鈴木にストレートをホームランされた直後の9球の中でストレートは1球しか投じてないので、平田がストレートを痛打した後に中日の打者が変化球を狙うのは当然のことです。次回はこのあたりをどうかわしていくのかが問われるかもしれません。

しかし、二度目の登板では打たれはしましたが、球速の低下が少なくなっていることがわかります。ほんのわずかな変化ではありますが、1試合で改善の傾向を出したところに直江の可能性をより強く感じました。

まとめ

今回は直江の球速にスポットを当てて分析をしてみました。過去2回の登板で初回をゼロに抑えてくれているのは初回から飛ばしているからかもしれませんので、あまりペース配分を考えるのは良くないかもしれません。現に、チームメートの田口も初回に失点する場面が目立つため、試合の主導権を握れないことが不調の原因の一つではないかと考えております。
しかし、良い投手は回が進むごとに球速が上がると言われています。先発投手は5イニングという責任投球回がありますので、直江がこれから初回の乗り切り方と2巡目の乗り切り方のバランスをどう保ちクリアしていくのか、非常に楽しみです。

今後の成長を大いに期待しています!頑張れ!!

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