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【阪神】高橋遥人 開幕絶望か

阪神の高橋遥人が17日に右脇腹の筋挫傷と診断され、開幕1軍が絶望的となったと報道されました。

今回はこれを踏まえて阪神の開幕ローテーションについて考えていきます。

数日前から異変はあった

報道によると16日の楽天戦で違和感を感じたとのことでした。ただ、その前の12日の紅白戦を見ていましたが、明らかに体の動きが鈍く球も死んでいたのでド素人の私でもすぐに異変を感じましたし、私以外にも多くの阪神ファンの方が高橋遥人の投球がおかしいと指摘していました。
なぜその後も投げさせ続けたのでしょうか。しかも中3日で。

先発ローテーションがピンチ

阪神の最大の強みは6枚ガチッと固まっている先発ローテーションの充実ぶりです。しかし、高橋の離脱によって状況が大きく変わってしまいそうです。

【開幕ローテーション予想】
・西勇輝
・チェン・ウェイン
・秋山拓巳
・青柳晃洋
・藤浪晋太郎
・ガンケル

この状況で今日になってエースの西勇輝もぜんそくによる検査のため帰阪していたことが分かりました。軽症とのことですが調整遅れは免れられず、開幕に間に合うかは微妙なところです。アルカンタラも来日が遅れておそらく開幕には間に合いません。

昨年の二の舞は避けたいが…

これはよく言われることですが、阪神は巨人以外の球団には全て勝ち越していて、巨人戦だけ8勝16敗と大幅に負け越していますので、当然優勝するためには巨人戦を意識せざるを得ません。昨年も高橋抜きで戦った6月に巨人戦開幕3連敗をきっかけに2勝8敗と大きく出遅れ、巨人に独走を許す決定的な要因となってしまいました。

阪神としては裏カードにあたる4月6日火曜日〜と4月20日火曜日〜の2回巨人戦が組まれているので、以下のような形で巨人戦に挑むプランだったはずです。

・火曜日 高橋遥人
・水曜日 チェンorアルカンタラ
・木曜日 西勇輝 (開幕投手から中5日発動)

しかし、このプランを実行するのはかなり厳しい状況になってきました。他にも良い投手がいるとはいえ、やはり巨人は西と高橋を苦手としていますので、この2人がいるいないでは全然違います。
高橋は怪我の箇所が悪いだけに早期復帰は見込めませんし、下手すれば今年は計算していた先発投手を最大3枚欠いて開幕する可能性もあるので、昨年以上に苦しい状況になるかもしれません。

昨年の反省を生かしてなんとしても開幕ダッシュを決めたい阪神ですが、またしても苦しい開幕になってしまいそうですね。

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