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【オリックス】福田周平 外野コンバートか?

こんにちは!

今回はオリックスの福田周平がセンターにコンバートされようとしている件について扱っていきます。

福田周平とは?

まず、昨年までの福田の成績を振り返りましょう。

かなり過小評価されていてあまり知られていないような気がしますが、昨年の福田は打率のわりには出塁率.366、四球率も13.8%と非常に優秀な成績を残しました。2019年は失敗もそこそこあったものの30盗塁をマークしていて、足も速い部類に入ります。今年も吉田正尚の前に出塁する1.2番の戦力として十分計算ができると言えるのではないでしょうか。

では、なぜこれほど優秀な成績を残している福田がコンバートされそうなのでしょうか?

福田がコンバートされる理由

そもそもこのコンバートは福田本人が志願したことで実現したとのことです。福田がコンバートを志願した一番大きな要因はオリックスの内外野のチーム事情にあると考えられます。

内野の布陣を見ると、2018年ドラフト1位の太田、同年ドラフト5位の宜保、2019年ドラフト2位の紅林とショート含めた複数ポジションを守れるトッププロスペクトが3枚もいます。特に太田は昨年20試合の出場ながら3本塁打を放ち、OPSも.785と結果を残しています。順調にいけば間違い無く今年の開幕スタメンに太田が名を連ねるでしょう。
他にも攻守に安定感のあるショートの安達や守備に定評がある大城、今キャンプは怪我で離脱したもののパンチ力を持っているサードの大下など若手中堅に良い選手をたくさん抱えています。

一方、オリックスはセンターの人員不足が深刻で、とある記事では昨年ライトでUZR-3.4のロメロがセンターを守るというとんでもないファイヤーシフトを提案されてしまうほどです。そこで、福田がセンターでハマってくれれば、センターに攻撃力の高い選手を配置した上でさらに内野のプロスペクトを1軍で多く起用することができるので一石二鳥です。

福田はセンターを守れるのか?

福田をセンターで起用するメリットは大きいですが、1番の問題はもちろん福田がセンターをちゃんと守れるのかということです。

昨年セカンドでは平均よりちょっと良い程度でしたが、センターは守った経験がないとのことなので全くもって未知数です。競争相手の佐野は昨シーズンセンターでUZR3.8と優秀な指数を出していますので、これから福田の外野守備も実戦で注目してみていきたいですね。

今年こそ台風の目になれ!

オリックスはまだまだ発展途上のチームではありますが、内野のプロスペクトと先発陣の充実によって、ようやくAクラスを狙うためのピースが揃い始めてきたような印象があります。ロメロと平野の復帰も本当に大きな補強になったと思います。

毎年オリックスは台風の目になると言われがちですが、私は今年こそ本当に台風の目になるんじゃないかと思っています。
その中で福田のコンバートが吉と出るか凶と出るのか、非常に楽しみです!

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