【阪神】投手補強と藤浪の起用法について
こんにちは!例のウイルスがとんでもないことになっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか…
さて、今回は2021年の阪神の投手陣について考えていきたいと思います。
投手陣の補強
阪神はブルペンの精神的支柱だった藤川・能見が抜けてしまいました。しかし、今オフは阪神が外国人補強をかなり熱心に行っています。投手陣はチェン・ウェインとラウル・アルカンタラを獲得して先発補強を行ったほか、リリーフにもソフトバンクから加治屋蓮を獲得しています。また、流出が懸念されていたロベルト・スアレスも見事残留へとこじつけることができました。
来季の陣容は?
おそらくチェンとアルカンタラ以上にインパクトのある投手補強はないと思うので、これでほとんど阪神の今季の投手陣の陣容は固まったと言えるでしょう。ここで今季の1軍で起用が予想される投手陣をズラーっと並べてみたいと思います。
【先発】☆は新加入、太字は外国人
・西勇輝
・高橋遥人
☆ラウル・アルカンタラ
・秋山拓巳
☆チェン・ウェイン
・青柳晃洋
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・藤浪晋太郎
・岩貞祐太
・浜地真澄
・岩田稔
・西純矢
・才木浩人
・小野泰己
☆村上頌樹
☆伊藤将司
【リリーフ】
・岩崎優
・馬場皐輔
・谷川昌希
・小川一平
・守屋功輝
☆加治屋蓮
・ガンケル
・エドワーズ
・桑原謙太朗
【抑え】
・スアレス
先発のバックアップが若干弱いように思えますが、頭の6人はこれで完璧に揃ったと言えるでしょう。よほどのことがない限りはこの6人で行くはずです。先発陣は十分巨人にも対抗できるメンバーが揃いつつあると思います。
アルカンタラは映像を見る限りでは巨人サンチェスのKBO時代より良い印象があります。詳しいデータなどは調べていませんが、成績(下表)を見る限りMLBとKBOでまともに活躍したのが昨年だけなのは少し心配されるところかもしれません。ただ、KBOでの2年間はそこそこイニングを稼いでいますので、最低でもイニングイーターにはなってくれると見込んでいます。とにかく怪我がないことを祈りたいですね。
藤浪晋太郎の働き場は?
さて、ここで問題になってくるのが、みんな大好き藤浪晋太郎投手の起用法についてです。残念ながら今のところ一般的に予想されている先発ローテーションのメンバーに藤浪の名前が入って来ることが出来ていません。では今年の藤浪はどこに活躍の場を見出すと良いのでしょうか?
私は藤浪をリリーフで起用した方が良いと思っています。理由は先発藤浪と同等のパフォーマンスを出せる人はいくらでもいますが、リリーフ藤浪と同じパフォーマンスを出せる投手はほとんどいないからです。
先発の時の藤浪とリリーフの時の藤浪は誰が見ても違うことがわかります。年末恒例のあの企画でカープの松山も「先発の藤浪は得意にしていたけど、リリーフだと全然違った」と証言しています。リリーフなら160キロ前後の速球でどんどん押していけますので、変化球も簡単に空振りが取れてしまいます。制球難も1イニングであればごまかしは効きますし、1週間おきに投げるより毎日少ない球数を投げる方が制球の不安を軽減しやすいのかなと思いました。やはりあのリリーフでの圧倒的な投球を見てしまうと先発でペース配分して投げさせるのが非常にもったいないような気がします。
矢野監督は基本的に藤浪は先発で起用する方針のようですが、昨年のリリーフでオプションが増えたことに関して前向きな発言をしていました。先発はレベルの高い投手が揃っていますので、結局藤浪をリリーフで起用することになるんじゃないかと思っています。先発から漏れたからと言って藤浪を2軍に落とすなんてあまりにももったいなすぎます!
阪神ファンのみならず野球ファンなら誰もが藤浪の復活を待ち望んでいるはずです!
私も藤浪の復活を楽しみに2021年シーズンの開幕を待ちたいと思います!