初対面の人がヤバかった #乗り天んち ♯20

この話はこの1通のDMから始まった話である。

DMを晒すようなマネをして申し訳ないと思いつつも、このDMを貰ってとても嬉しかったのであえて掲載する。

なぜなら、この方とは4年か、それ以上の付き合いがあるにも関わらず1度も対面したことがなかったから。

皆さんご存知『乗り天ブログ』を始めたのと近い時期にブログを始めた方なので、お互い情報交換とまではいかないにしても、大きな括りでいえば「ブログ仲間」といえる仲だろう。

そんな彼女は乗り天より少しお姉さんではあるものの、ほとんど同年代ということもあり、Twitterやブログで「わかるわ〜」みたいな、その世代独特の話も出来るので、なんとなく勝手に気心知れた相手だと思っていたし、自分自身も彼女のかくブログのファンなのである。

多分向こうもそう思ってくれていたのかなぁと推察しているが、いかんせんリアルで会ったことはなかった。

このあたりは昔の人間のくせに、今っぽいというか…いわゆるネットの繋がりしかなかった。

そんなある日、海外移住のことをブログやTwitterそしてnoteでも全面的にみなさんにお伝えしたこともあって、ついに「ついに」冒頭にお見せしたお誘いのDMが来たのである。

ただまぁ、こちらも商売なんでね。

このように返信してやった。

ただでさえ移住の準備をしなくてはいけない中、連日連夜「壮行会」だの「応援会」だの何かしら名目をつけて仲間たちが見送ってくれる幸せな日々を過ごしていることもあり、スケジュールは正直カツカツです。

しかし、今回は長年のブログ仲間とついに対面できるまたとないチャンスだと思ったし、こういうビジネスだから無理矢理にでも予定をねじ込んで意地でも会ってみたいと思った。

実際に会えるのがとても楽しみで、ワクワクしながら指折り数えてその日を待った。

本来であれば行きつけの店に招待したりするなど、段取りを本当はしてあげたかったけど、なんせ引っ越しまで間もないので時間がなく予定もパンパンだった。

しかし、さすがはお姉さん。
いや、お姉様。

こちらの余裕のなさを察してくれたのか、
さささっとお店の候補を挙げてくれて、何にもしないうちに恵比寿に行こ〜！ってことに決まっていた。

頼れる女だ。
デートビジネスを使いこなしている。
姉さんまずこの時点で30Points獲得。

当日は恵比寿の「箸庵」というそば屋で待ち合わせた。

お店の前に立っていたのは、 透明感のあるバチクソ美人のお姉さん。

どうなのよ。えっ？

思わず金玉目ん玉飛び出るかと思ったけど、田舎モンだと思われて舐められてはいけないと思いそこは都会っ子のプライドで、飛び出しかかった金た…両目を「スッ」と引っ込めた。

さぁ、店の前にはこの人しかいない。
確信を持っていざ、話しかける。。

ジリジリと間合いを詰めいよいよ近くに立つ。。

向こうは店頭のメニューを眺め背を向けている。。。

いまだっ！！