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「いわき時空散走フェスティバル2023」開催!

これまでノレル?で実施してきた「散走イベント」をさらに発展させる形で、今年度から新たに立ち上がった、「いわき時空散走」プロジェクト。

5月~8月までのリサーチを経て作り上げてきた、3つのエリア(大野・玉山、植田・佐糠・金山、小川郷)のマップを見ながら、各地域の「いわき時空散走サポーター」の皆さんとともに走っていく「いわき時空散走フェスティバル」を開催します!

時空を超えた地域の物語を紡ぎながら、共に走っていきませんか?皆さんのご参加、お待ちしています!

【満員御礼のお知らせ】
こちらのイベントですが、各回ともに定員となりましたので以後のお申し込みについては、キャンセル待ちの対応とさせていただきます。各回ともにキャンセル待ちの方が10名を超えた場合は、別途ツアーの実施を予定しております。ぜひ参加してみたい方はご応募ください!

また、11月24日(金)に予定している「いわき時空散走マップを囲んで語る会」の参加者は引き続き募集しております。ぜひぜひご参加ください。

いわき時空散走フェスティバル2023秋


|エリア紹介|

①植田・佐糠・金山エリア

「勿来発電所の集合煙突を仰ぎ見ながら
~植田宿、佐糠薬師堂を経て安寿と厨子王伝説の金山をゆく~」

植田は鮫川の水運と浜街道の要地で、江戸時代には磐城平藩の口留番所(物資輸送の取締を行う)が置かれ、宿場町として発展しました。隣の佐糠は人口325名(『佐糠村明細帳』)の半農半漁の小さな集落でしたが、戦後、勿来発電所の誘致で一気に近代化が成されます。金山は明治44年(1911)、小浜町愛宕神社の古文書を整理した神官・鳥居玄明が『鏡ヶ丘由来紀』を刊行し、その中で「安寿と厨子王伝説の地」として紹介されました。個性豊かな3つの集落を駆け抜けます。

【日時】2023年11月23日(木・祝)13時~16時30分
【集合・解散】植田駅

【サポーター】
正木里奈(まさき・りな)

1996年福島県いわき市佐糠生まれ・佐糠育ち。大学で国際コミュニケーションや日本語教育を学び、留学先のハワイでも多様な文化や歴史、社会問題に触れる。卒業後は環境問題に取り組む化粧品メーカー「LUSHジャパン」で働くように。退職を機に故郷であるいわき市にUターン。地元の歴史や物語に興味が湧くようになり、「いわき時空散走プロジェクト」に参加。地元である、植田・佐糠・金山エリアの「いわき時空散走サポーター」を務める。

②小川郷エリア

「何事かを為せ!小川郷に生まれたる者たち
~ライス・キング、櫛田民蔵・ふき夫妻、草野心平ゆかりの地をゆく」

磐城平藩・内藤家を揺るがした元文三年一揆(1737)の主導者のひとりが柴原(現・小川町柴原)の吉田長治兵衛でした。長治兵衛に呼応して2万人もの大群衆が平藩に押し寄せたといいます。長治兵衛が刑死した後、延享4年(1747)、内藤家は延岡に国替されますが、長冶兵衛の故郷・小川郷界隈(上平、柴原、上小川、福岡)は幕府直轄の天領となりました。その天領・小川郷から近代以降、綺羅星の如く人材が輩出されます。小川郷・いわきを飛び終え、日本・世界にまで活躍の場を広げた小川郷の偉人たちのゆかりの地を巡ります。

【日時】2023年11月25日(土)13時~16時30分
【集合・解散】小川郷駅

【サポーター】
櫛田啓子(くしだ・けいこ)

小川郷の偉人のうちの一人、櫛田民蔵の親戚(弟の孫)にあたる。民蔵の妻で女権活動家として活躍した櫛田フキとも不思議な縁で繋がっている。短大を卒業後は保育の道一本を突き進み、いわきに帰郷後は「さくらさくらんぼ」の保育をいわきで初めて導入し広めた後、現在は櫛田民蔵の生家にて「芽吹きの原保育園」を営んでいる。人間形成の土台づくりとして、大事な乳幼児期に自然豊かな環境のもの、リズム遊びと自然体験を通して、身体づくりを大事にしている保育を続けている。

③大野・玉山エリア

「忍夜恋曲者!滝夜叉姫ゆかりの地を求めて
~玉山鉄道跡からいわき最大の前方後円墳・玉山古墳へ~」

玉山は金・銀・銅などを産出する鉱山でしたが、そこにいわき市最大の玉山古墳が作られています。ヤマト王権のいわき支配に、これらの鉱山資源が使われたのかも知れません。さらに将門の娘・滝夜叉姫が隠れ住んだという不思議な伝説もあります。また八茎鉱山は戦国時代に常陸太田城主・佐竹氏が開発して江戸時代は磐城平藩が経営しましたが、明治時代に入ると近代的な鉱山経営が始まりました。磐城セメントの工場も作られ、集落も一大発展を遂げました。

【日時】2023年11月26日(日)13時~16時30分
【集合・解散】四倉駅

【サポーター】
松本恵美子(まつもと・えみこ)

いわき生まれのいわき育ち。自称「い」わきの中の蛙。1981年より地元のアマチュア劇団「劇団いわき小劇場」にて活動。2015年より土地とそこに生きる人々の物語を演劇にする集団「劇団ごきげんよう」に参加。これまでに豊間、田人、内郷、遠野、久ノ浜・大久、川前、四倉をめぐり作品を作り公演。母校の大野中学校の閉校にあたり最後の卒業生と『坂を登れば』という作品を制作したことを機に、閉じていく土地について考えるようになる。「いわき時空散走」に関わるようになり、ゆったりと景色と人に触れながら、ディープな地元の発見を楽しんでいる。地元「大野・玉山」エリアの、サポーターを務める。

|概要|

【定員】各回5名程度

【参加料金】
大人:2,000円、高校生以下:1,000円

【自転車レンタル】
自転車:500円
※クロスバイク、電動自転車、子ども用自転車などをご準備いたします。

【保険について】
レクリエーション保険に加入いたします。

【お申し込み】
以下のグーグルフォームからお申し込みください。
※各回ともに定員となりましたので、以降のご予約は「キャンセル待ち」とさせていただきます。ご了承ください。

または、「①氏名、②メールアドレス、③参加日程、④レンタル自転車の希望について」を記載のうえ、メール(a-terazawa@jpcfweb.com)にてご連絡ください。メールが難しい場合は、お電話でご連絡ください。

【お問い合わせ】
いわき自転車文化発信・交流拠点ノレル?
コーディネーター 寺澤亜彩加
mail:a-terazawa@jpcfweb.com
tel:090-9898-1553

特別企画

「いわき時空散走マップを囲んで語る会」

いわき時空散走フェスティバル期間中に、いわき駅前Guest House & Lounge FAROさんにて、制作中のマップを見ながら、いわき時空散走プロジェクトについて語る会を開催!今回は、ビュッフェ形式のお料理付きで参加可能!ぜひこちらもフェスティバルと合わせてご参加ください。

【イベント概要】
日時:11月24日(金)19時~21時(開場18時30分)
場所:いわき駅前Guest House & Lounge FARO
料金:ビュッフェ形式のお食事付きで2,000円(ドリンク代別)
定員:20名

【お申し込み】
以下のグーグルフォームからお申し込みください。

または、「①氏名、②メールアドレス」を記載のうえ、メール(a-terazawa@jpcfweb.com)にてご連絡ください。メールが難しい場合は、お電話でご連絡ください。

【締め切り】11月21日(火)23時59分まで

【お問い合わせ】
いわき自転車文化発信・交流拠点ノレル?
コーディネーター 寺澤亜彩加
mail:a-terazawa@jpcfweb.com
tel:090-9898-1553

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