STORYCAモデルコースvol.1:小名浜のまちをめぐる、ぶらり女子旅
2022年1月17日(火)より、アルパインマーケティング株式会社のカーシェアリング事業「STORYCA(ストリカ)」の新拠点「いわきステーション」が、NORERU?前の駐車場に開設されました!
「STORYCA(ストリカ)」は、車内にセット・パッケージされた道具や装備を使って、アクティビティを楽しみながらまちを巡る新しいカーシェアリングサービスです。
キャンプを楽しみたい方、サイクリングを楽しみたい方など、それぞれの目的を「STORY(お客様にとっての物語)」と位置付けていて、目的にあった装備がセットされた車に乗るだけで、すぐにキャンプやサイクリングを楽しむことができるんです!
家族でキャンプを楽しむ「『STORYCA』 FAMILY CAMP STORY」や、友達とカフェを楽しむ「『STORYCA』CAFE STYLE STORY」など、さまざまなタイプのものがありますが、いわきステーションには、「『STORYCA』PUTTERING(ポタリング) STORY」が試験的に設置されました。
ポタリングストーリーには、Eバイクとカフェセット、アウトドアチェアが搭載されています。目的地を定めずに、ゆっくりと街中をめぐるポタリングは、豊かな自然や立ち寄れるスポットがたくさんある、いわきの「まち」を楽しむのにぴったりです。
そこで!これまで自転車や地域の文化を発信してきた交流拠点NORERU?から、ストリカやポタリングに興味がある方におすすめの、いわきをめぐるモデルコースをいくつかご紹介していきます!誰とどんな場所をめぐるか、シーン別にコースを組み立てているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
第一弾の今回は、友達とカフェや写真映えスポットをめぐる「小名浜女子旅プラン」を紹介していきます。小名浜には、どんな魅力があるのでしょうか。
目的や場所にあわせて、乗り換える
■8:30 NORERU?集合
旅のはじまりは、「いわきステーション」があるNORERU?から。受付を済ませストリカに乗り込んだら、いきたい場所を二人で話し合います。
今回の旅の最初の目的地は、福島の潮目の海をテーマにした、環境水族館「アクアマリンふくしま」に決定! カーナビをセットして、車で目的地へと向かいます。
■9:00〜 アクアマリンふくしま
NORERU?から約30分ほどで、「アクアマリンふくしま」に到着。早速中に入り、広い館内をめぐります。アクアマリンふくしまは、環境教育に力を入れた環境水族館です。黒潮と親潮が出会う「潮目の海」をテーマに、約800種類の生き物が展示されています。
自然光が降り注ぐ館内は、親潮の源流であるオホーツク海、黒潮の現流域である熱帯アジアの自然、さらには福島県の海山川の生態系を再現しています。潮目の海が再現された水槽トンネルや、サンゴ礁の海などは写真スポットで、カップルに人気のデートスポットにもなっているんだとか!
カワウソやフェネックなど、かわいい生き物たちにも出会えるほか、釣り体験やバックヤードツアーなどの体験プログラム、裸足になって生き物と触れ合える屋外施設「蛇の目ビーチ」などがあり、見るだけでなく、体験を通して学び、楽しむことができます。
スマホやカメラで写真を撮りながら、海の生き物たちの魅力を存分に感じていると、あっという間に11時前に。小名浜をめぐる旅はまだまだこれから。ということで、はやめにお昼ご飯を食べるため、次の目的地に向かいます!
■11:00~ 福島屋
ストリカに積み込まれた「アルパインスタイル」のEバイクに乗り換え、しばらくすると、新鮮なお刺身がついた定食や丼ものが楽しめる、和食屋「福島屋」が見えてきました。
お子さま連れから女性の方、高齢の方まで気軽に来られる和食のお店として、2018年11月にリニューアルオープンした福島屋。テーブル席はもちろん、調理の工程を見ながら料理を楽しむことができるカウンター席、お座敷もあるので小さなお子さま連れのご家族の方も安心です。
毎朝市場へ仕入れに行き、地元のベテラン漁師さんから届く旬のお魚を見てからメニューを考えているそうで、そこには、新鮮なものを新鮮なうちに食べてほしいというオーナーの想いがあらわれています。「本日のおすすめ」は、旬の魚のフライと新鮮なお刺身もついた豪華な定食セットで、他のメニューも豊富にそろっています。
今回は二人とも、お刺身付きの定食セットを注文。あたたかい味噌汁と素材の旨味が身体に染み渡ります。ボリューム満点のセットを食べ終え、食後のコーヒーをいただきました。まったりと食休みしながら、次の行き先を考えます。
小名浜おすすめカフェ4選
■12:30~ ウミネコ商店
お腹も満たされたところで、まちなかのカフェをいくつかめぐることに! 最初に訪れたのは「ウミネコ商店」です。県外からここを目指してやってくる方もいるほどの大人気店。階段をあがって2階にあるカフェでは、パンや焼き菓子、プリンやチーズケーキなどがずらりと並んでいて、ドリンクメニューも一緒に注文できます。
カフェメニューは、イートインでもテイクアウトでも楽しむことができます。カフェの横には雑貨コーナーも設けられていて、セレクトされた陶器や小物、ウミネコ商店のオリジナルグッズが購入可能です。
■13:15~ 養田珈琲
ウミネコ商店を出て、しばらく自転車を漕いでいると、「養田珈琲」と書くかれた看板が。看板を目印に敷地内に入り、さらに進むと、奥まった木造の店舗がみえてきました。ここが「養田珈琲」です。まるで隠れ家のような落ち着いた佇まいの中、ゆったりとコーヒーを味わうことができます。
オーナーの養田さんが厳選した豆の香りがふんわりと広がる店内。養田さんはコーヒーの淹れ方講座も行われていて、養田さんとお話しながら、コーヒーについて学べるのも魅力のひとつです。サイクリストでもある養田さんとコーヒーはもちろん、自転車談義にも花を咲かせてみてください。
■14:00~ sons
お次は、2020年11月14日に、いわき市平にあるヤナイコーヒーの2号店としてオープンした、コーヒースタンド「sons(サンズ)」です。ヤナイコーヒーで焙煎した豆を使ったコーヒーのほか、抹茶ラテやハニーラテなどのドリンク、おやつにピッタリな焼き菓子なども販売していて、ほっと一息つきたいカフェタイムにおすすめです。
木のぬくもりが感じられる店内には素敵なギフトセットや、お家でもコーヒーを楽しめるコーヒーセットなども販売。デートや友達とのカフェタイムにピッタリな、おしゃれスポットです。
■14:45~ ALAYA
小名浜カフェ巡り最後のスポットは「ALAYA」です。小名浜の商店街から一本入った静かな裏通りに佇むALAYAは、1階はアメリカやヨーロッパなど、海外で仕入れた古着を扱うアパレルショップ、2階には焼きたてのパンやカレー、コーヒーなどが楽しめるカフェとなっています。
もともとは裁縫工場だった場所からリノベーションを経て生まれ変わったおしゃれな空間で、落ち着いたひと時を過ごすことができます。1階の古着屋スペースでは、あなただけの一着に出会えるかも?ぜひ、立ち寄ってみてくださいね!
地域の自然や歴史に触れる
■15:15~ 三崎公園
カフェを後にすると、あたりは日が落ちて、だんだん夕暮れに近づいていました。一度アクアマリンパークに戻って車に乗り換え、一日巡ってきた小名浜が見下ろせるスポット「三崎公園」を目指します。
三崎公園は、小名浜港東側にある海上46mの台地に広がる、総面積700,000平方メートルの公園。公園内には、海抜106mの高さからいわきが一望できる「マリンタワー」のほか、様々な施設が充実しています。
太平洋を眼下に見下ろせる絶景ポイントとして人気なのが、海上に突き出た展望台「潮見台」です。1日を楽しんだ後に、小名浜港に沈む夕日を眺めながら、チェアリングするのにピッタリな公園です。車内に備え付けられたコーヒーセットを使って、コーヒーを楽しむのが、チェアリングの醍醐味です。
チェアリングを堪能した後にストリカを走らせていくと、夕暮れ時の小名浜港の風景が飛び込んできました。思わぬ風景に出会えるものまた、ストリカでの旅ならではですね。
■17:00 古滝屋
1日の疲れを癒すにはやっぱり温泉!旅の最後に訪れたのは、創業1695年、320年以上にわたって続いてきた温泉旅館「古滝屋」です。
古滝屋では源泉かけ流し100%の温泉を日帰りでも楽しむことができます。いわき湯本温泉は3種類の混合泉で、「美人の湯」(美肌作用・解毒作用・末梢血管拡張作用)、「心臓の湯」(血圧を低下させる~動脈硬化、高血圧に効く)、「熱の湯」(高齢者向き~保温効果が高い)をはじめ、数々の効能をあわせ持っています。日帰り温泉もやっていますので、ストリカでまちなかを巡った後には、ぜひ1日の疲れを温泉で癒してみてください。
■18:30 NORERU?
約10時間の旅を終えて、NORERU?に戻ってきました! ストリカの貸し出し時間は、1日12時間から。一日をかけて旅をして、様々なスポットを巡ることができます。全ての道具があるかを確認して、返却するだけでOKです。
最後は旅の思い出を語り合って解散! Eバイクでまちの景色や空気感も感じながら各スポットをめぐる、充実したぶらり女子旅になりました。今回ご紹介したモデルコース以外にも、魅力的なスポットはまだまだたくさんあります。ストリカを使って、自分だけのお気に入りのコースを見つける旅にも、ぜひ挑戦してみてくださいね!
文章/NORERU?広報・前野