ドブロと多重録音(夜に駆ける編②)
アレンジ
音取りが終わったらアレンジに入っていく。
歌モノのインストバージョンなのでフル尺は避け、
イントロ→テーマ→1番→(カット)→大サビ→テーマ
と2番以降を大幅にカットした。2番Bメロからの怒涛の展開はこの曲の肝なんだけど、ラストの特殊な転調を再現するにはより時間がかかってしまう事や歌詞のないインストカバーは聴けて2分だろうなという予想から泣く泣くカットに至った。(こういう短縮ver.はMステ版と個人的に呼んでいる。本当にこの尺でやったかは知らんけど)
キーはドブロで弾きやすいDに下げ、転調もなし。
ドブロは開放弦が何の音なのかがかなり重要になってくるので、キー設定はとても大事になってくる。
キーと構成を決めていざメロディを弾く練習を始めるも、「ただなぞってるだけではつまんね~」と思い、オリジナルな要素も入れていくことに。
いろいろ試した末、イントロのピッキングハーモニクスやAメロボーカルのひっかけ具合、サビ中盤のドブロでしか弾けないようなフレーズなどに落ち着いた。ドブロらしさは必要だけどやりすぎると気持ち悪くなりそうだったので…。
ドブロでのピッキングハーモニクスは今回初めて練習したんだけど、見た目の地味さに比べてとんでもない難易度でした。音によって右手の置く位置が変わっていくのでアタマオカシクナルヨ
録音編へ続きます