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Ren Nozaki Band vol.2 “Wonder”

24.08.31
Ren Nozaki Band vol.2 “Wonder” at Dimples
ご来場いただきありがとうございました!!

長い感想を書きます
(Jerry DouglasとRob Ickesという人が頻出しますが、現ドブロ界のトップの2人だということだけ分かれば大丈夫です)



第一部は同じ大学出身、ピアノの田辺正樹(なべちゃん)とのデュオ

・Amazing Graceとノルウェイの森、ほとんど即興でやろうという提案にのってくれて、そして本番の瞬発力、爆発力がすごいなべちゃん。
反応の速さと創造性が本当に素晴らしくて、言葉を介在せず疎通できる音楽はなんて真っ直ぐ飛ぶんでしょう、と思う

・Rob Ickesのジャズアルバムから2曲、Road songとSeptember song。このへんはここ数ヶ月の私の挑戦で、やっと少しだけジャズへの与し方が分かってきたような気がする。
(なかばほんとうに)のたうちながら練習した自分と握手したい。ジャズをやるのは気持ち的にとてもハードルが高くて恐ろしいことだけど、なべちゃんとだと安心して進める。ありがとう

・さいごにJerry DouglasのLike it isを2人で。東京の”どぶろひくぞう”さんが弾いていて知った曲を「おれもやりたい!」となり実現。やったー!
ジェリーなりのジャズ的なものに対する表現がロブとはまた違って多くの得るものがあった。(ロブのジャズ曲より先にこちらに出会っていたらもう少し気持ちが楽だったろうに…とも思う)
めちゃいい曲

なべちゃんと


第二部はドラムに今村陽太郎さん、ベースに高村亮丞くん(THE BLDS)を迎えてRen Nozaki Band

・6月のvol.1から2ヶ月、バンドとして音が仲良くなっていく実感がすごい、ある。ブルーグラス/カントリー以外のバンドはほんとうに初めてなので、毎秒が新鮮で多くのことを吸収させてもらっております

・陽太郎さんのドラムの安心感と遊び心、背後からやってくるそれらを受け取れる余裕がようやく自分にでてきて、さらに楽しいし、まじでこの人やべえ!(褒)と演奏していて笑ってしまう。
練習中に的確にくれるヒントの数々はここ数ヶ月の私の背中を確実に押しています
この日のシャツの柄が最後まで分からなくて、なんだかよかった

・仙台でいちばんクールだなあと思うバンド、THE BLDS高村くんのベースはかねがね、「むしろすげー激しめ曲とか、プリミティブめなものと合わさったらどうなるんだろう?」と思ってました。
そしてそれがほんとうにかっこいい。「人を◯したあとみたいなソロを(そういう歌詞の曲がある)」「鬱っぽい感じのソロを」と私の無茶振りにも応えてくれるのもいつも嬉しい

・セットリストの多くがJerry Douglas Bandから。本家はエレキギター入りが多いけどらこちらはピアノ。それゆえなべちゃんには原曲にないアレンジを常に強いることになっているんだけど、むしろそれがうちららしさになっていてよいなあと思う

・個人的には今回の課題だった「リズムというものに照準を合わせる」というテーマをおおむねクリアできたと思う(時間をおけば「まだまだそんなことないやんけ」となるのが常ですが、今は肯定を、する!!)

・Aプレイでのピッチや歌唱について、バンドサウンドにおけるレンジ、ジェリーのどうしても弾けないフレーズに相対する旅のように長くなるであろうこれからなどを考えると気が遠くなる。が、できるようになったらもっと楽しいし寂しいんだろうなあと思って、これからも弾き続けます。




Ren Nozaki Band
まだまだ続きます

ありがとうございました

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1st
Amazing grace
September song
ノルウェイの森
Road song
Like it is

2nd
Central park
While my Guitar Gently weeps
Red hill
Hey Joe
Pushed too far
Dwight’s Blues
Unfolding
Sir Duke
En.We hide and seek

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