The Name Chapter Concept Trailer考察:少年たちの約束と宿命
今回は、The Name Chapter Concept Trailerの一部を考察していきます。
Concept Trailerでは何が描かれているのか
2022/12/02にThe Name Chapter Concept Trailerが公開されました。
翌日に公開されたWeverse Magazineでは次のように紹介されています。
小説「ピーター・パン」の物語を取り入れ幻想的な映像が特徴でしたよね。
12/3に公開されたWeverse Magazineを読むとある程度の全貌が見えてきますので、ぜひこちらを読んでみてください。
NOREARIKAはこの記事では触れられていない部分をピックアップして考察したいと思います。
ボムギュが見ているドラマ
「The Name Chapter Concept Trailer」を繰り返し見ていた中でNOREARIKAはひとつの仮説が生まれました。
「これはボムギュが見ているドラマなのかもしれない」ということです。
過去の「The Dream Chapter: ETERNITY Concept Trailer」の考察で私は「これはボムギュが夢見たドラマではないか」と述べましたがそれが今回のTrailerにも見受けられます。
Concept Trailerではいくつかの転換ポイントがありますが、目を閉じて開ける描写があるのはボムギュのみです。(動画付の詳しい解説はこちらから)
これは5人が一緒に見ている世界ではないのかもしれません。
また部屋の中をよく見てみるとLO$ER=LO♡ERのMVでボムギュの部屋にあったアイテムがいくつか見つかります。
これもボムギュが見ている世界ではないかと思われる理由のひとつです。
これまでのNOREARIKAの考察で見えてきているボムギュのキャラクターは次の通りです。
・世界の終わりを知る者
・最期の舞台が繰り返されている
The Name Chapter Concept Trailerで「Forever will never end.」というナレーションが入りますがこの部分でボムギュが映し出されるのもなにか意図を感じます。
これまでのTXT作品においてボムギュは「いつか終わりが来るのなら夢の中にいればいい」そういった考えがあるような印象がありました。
しかし今回のThe Name Chapter Concept Trailerの最後では躊躇なく自ら飛び降りる描写があります。これを見ると私はボムギュに対して希望を感じました。
またMMAのパフォーマンスで薔薇を燃やす演出がありましたね。
ACT:LOVE SICKのVCRでも似たような描写がありましたが、ボムギュにとって薔薇は”憎しむ宿命のメタファー”であると個人的に読んでいるためこの演出からも希望を感じています。
終わりを導くヒュニンカイ
前述の通りWeverse Magazineでは今回のトレイラーに関して次のような紹介をされています。
「The Dream Chapter: MAGIC Concept Trailer」を振り返ってみましょう。
ここでもプロジェクションを使用した演出が特徴となっており、映像の終わりはカイによって導かれます。
「The Name Chapter Concept Trailer」でもカイが飛び降りることで映像は終わります。
5:53に飛び降りているのも興味深いものです。
どちらのトレイラーでもカイの導きによって終わるのは少し引っ掛かりますね。
また「THE STAR SEEKERS」のノベル版で彼は「迷宮の設計者」という真名(しんめい)がつけられています。
まだまだカイに関する考察は至っていませんが今後の考察ではカイにもフォーカスを当てていければと考えています。
名前の章はどうなっていくのか
新章は「The Name Chapter」と名付けられました。これまでのTXT作品でも「名前」は度々登場してきました。
これらが明確になっていく章なのか…今後の発表が楽しみです。
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