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ノードソン物語 第1話 ノードソンの社名の由来

意外と知られていないノードソンの企業プロフィールについて、歴史を紐解きながらご紹介する連載「ノードソン物語」を今月から開始します。

第1回はノードソンの社名の由来についてです。
社外の方にお会いすると、「ノードソンってどういう意味ですか?」「何語ですか?」などと聞かれることがあります。ノードソン(Nordson)という社名は、実は創業者の名前に由来しています。

1909年にウォルターG.ノード(Walter G.Nord、写真中央)がノードソンコーポレーションの前身であるUS Automatic Corporationをアメリカ・オハイオ州アマーストに設立しました。当初、同社は当時勢いのあった 自動車業界向けのスクリュー機械部品を専門としていました。

1935年、同社は生産の重点を、第二次世界大戦中の米国の防衛努力を支援するために不可欠な高精度部品に移しました。第二次大戦後、ウォルターと二人の息子(エリックとエヴァン)を中心とするノード家は、将来の成長の基礎となるような独自製品を追求します。

ウォルター G.ノード`(中央)と二人の息子(左・右)


1954年に塗料やその他のコーティング材料を吹き付ける「ホットエアレス」方法に関する特許を取得し、US Automatic Corporationの一部門としてエアレス スプレー装置の製造と販売を開始しました。これが現在のノードソンの始まりです。
ウォルターは、自身の二人の息子エリックとエヴァン(写真右、左)がこれから会社に注ぎ込む努力を残せるような会社名にすべく、Nord son(=息子)たちという意味でNordsonという社名を付けました。

ノードソンの歴史はこちら 


(メールマガジン Nordson Mail News vol.32 2024年1月発行より転載)


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