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ノードソン物語 第5話 世界に進出するノードソン

意外と知られていないノードソンの企業プロフィールについて、歴史を紐解きながらご紹介する連載「ノードソン物語」
(noteマガジンにまとめています↓)
https://note.com/nordson/m/mdebd263a9130

第5回目となる今回は、アメリカ・オハイオ州で創業したノードソンが、徐々に海外に拠点を増やし、グローバル企業となっていた過程についてお話します。

ノードソンは1960年代に入るとノードソンはホットメルト装置の開発を進め市場を拡大し、親会社であるUS Automatic CompanyをNordson Corporationに統合します。創業当初に特許を取得したエアレススプレーの他、静電気を使ったエアスプレーや回転噴霧の塗装システムも取り扱うようになり、塗装・フィニッシング業界の技術的リーダーとしての地位を確立しました。

1960年代後半からは、コンパクトで効率的なカートリッジ タイプの回収/リサイクル システムを開発することで、粉体塗料を塗布するための技術と装置を開拓しました。 ノードソンはカートリッジ ブース技術を継続的に改良し、現在に至るまで粉体塗装プロセスのあらゆる面でイノベーターであり続けています。

このようにアメリカ国内で市場を拡大し、地位を確立してきたノードソンは、グローバルな企業となることを重視し、1964年に初の海外拠点であるノードソンカナダを設立します。

当時のカナダのジェネラルマネージャーが、スノーモービルに乗って自ら製品を運ぶ様子


同じ1964年にはフランスで初めて国際特許を取得し、ヨーロッパではベルギーに初の子会社を設立します。1969年には、アジア初の現地法人として、日本にノードソン・ファー・イースト・インク 日本支社が誕生します。現在のノードソン株式会社の前身です。当時の日本支社の従業員は7人だったそうです。

(メールマガジン Nordson Mail News Vol.39 2024年6月14日発行 より転載)


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