のらゼロ都城について
1 設立の趣旨
近年、日本各地において、野良猫が増えていることに対する苦情が増加傾向にあります。その内容は、単に野良猫が増えて困るというものから、敷地内でのイタズラや糞尿被害によるもの、増殖問題や鳴き声など様々ですが、野良猫における増加の主な原因は、避妊去勢手術を施していない飼い猫の放し飼いや、野良猫へのえさのばら撒きです。これらは、飼い猫及び野良猫に対する人間の無責任な行為によるものです。結果、保健所等に持ち込まれ、殺処分される猫・犬の数は年々増加し、保健所や動物愛護センターでの受け入れ頭数を上回っています。
本会は、野良猫ゼロ、殺処分ゼロの地域づくりを実現するため、野良猫が増えないよう避妊去勢手術を施し、譲渡会の開催など、誰もが気軽に参加できる活動を中心としながら活動をしてきました。
さらなる高みとして、まずは捨てられる命が生まれないようにし、命の大切さを訴える啓蒙活動事業を加え、地域ネコ活動を社会的な事業として継続できるよう特定非営利活動法人として設立しました。
2 申請にいたるまでの経緯
のらゼロ都城は、平成29年4月に任意団体「庄内さくらねこ見守り隊」として設立し活動を行い、令和2年10月「のらゼロ都城」と名称を変え現在に至っています。
設立以来、地域の衛生環境に関わる相談窓口的役割を果たせるよう保健・環境・教育機関及び行政機関との連携を密にした活動を行ってきましたが、今後、さらに地域猫活動及び命の教育などの継続的な事業を展開できるよう特定非営利活動法人の設立認証申請を行いました。
特定非営利活動法人 のらゼロ都城
設立代表者 松元 和子
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