寝袋生活を始めよう
少し前から寝袋生活を始めたので、思ったことをいろいろ書こうと思います。
メリット
ベッドを処分して寝袋生活に変えることにはいろいろなメリットがあるなと感じました。
なお、ここでのメリットは、ベッドを処分して寝袋で生活することについてです。寝袋自体の寝心地などについては言及しません。
場所を取らない
ベッドは設置場所が必要です。
仮にあなたが 10 畳のワンルームに家賃 10 万円で住んでいたとしましょう。そしてベッドが 1 畳分のスペースを取っていたとしましょう。
そうすると、家賃の 10 分の 1、つまり毎月 1 万円はベッドを置くスペースにお金を払っていることになります。
一方、寝袋は場所を取りません。モノにもよりますが、引っ掛ける紐がある袋がついた寝袋であれば、使わないときはどこかに引っ掛けておけば所有スペースは 0 です。なかったとしてもベッドほど置く場所を取ることはありません。
ベッドを置くスペースが必要であるために 10 畳の部屋に住んでいるなら、ベッドを手放すことで 9 畳の部屋で生活することが可能になります。単純な計算はできないですが、一般的に部屋が広くなればなるほど家賃が上がるので、家賃の安い物件に住むことができるようになります。
引越がしやすい
ベッドを運ぶのは大変です。大型ベッドであればなおさらです。
寝袋は簡単に持ち運ぶことができるため、寝る場所を自由に変えることができます。ベッドがなければ引越も楽になります。
洗濯の手間が減る
これは丸洗い可能な寝袋に限りますが、洗濯がしやすいです。
ベッドの場合は掛け布団と敷布団のシーツを外して洗濯し、それをまた取り付けるという作業が発生しますが、寝袋の場合はそのまま洗うだけで良いので手間がかかりません。
デメリット
もちろん良いことばかりではありません。デメリットについても紹介します。
寝心地はそんなに良くない
なんとなく想像はできるかもしれませんが、ベッドと比べるとやはり寝心地の良さはどうしても下がってしまいます。
ただ、個人的はこれは慣れの問題だと思っています。これまで生きてきた中で、高級なものと安価なものの両方を使ってみた経験からすると、結局、人間、慣れるので、安価なもので慣れてしまったほうがランニングコストが少なく過ごせるということがわかりました。
たとえば 3 万円くらいする高級キーボードも、ノート PC の内蔵キーボードでも、慣れてしまえばタイピング速度はほぼ変わりません。いや、変わるでしょ、という人もいるかもしれませんが、ぼくから言わせれば単純に慣れが足りないだけだと思っています。
また、寝心地の良さは床が硬いかどうかでだいぶ変わると思います。床が硬くて痛いのであればマットを敷くなどすればだいぶ改善されます。
片付けるのがめんどう
ベッドだったら軽くベッドメイキングする程度で済みますが、寝袋は片付けるときに小さく丸めて袋に詰めるという作業が発生します。
そこまで時間がかかるわけではないものの、手間ではあります。ただ、これは、ベッドは片付けないことを前提としているからであって、ベッドだって押入れなどに毎回片付けるのであればそっちのほうがはるかにめんどうです。
同じ条件にそろえるのであれば寝袋だから片付けるのがめんどうなわけではないので、これはベッドと比べたときのデメリットではないかもしれません。むしろ片付けられるというメリットかもしれないです。
出入りがめんどう
ベッドだと掛け布団を手で退けるだけで簡単にベッドの外に出ることができますが、寝袋だと袋の中から身体を抜け出さないといけないので出入りがめんどうです。
筆者はズボラなので、最近は寝袋の中に入るのではなく、掛け布団的な感じで使っています。それでも十分暖かいので今のところは快適です。
反対意見
さて、ここまで読むといろいろな反論が出てくることが予想できます。ここではそれらについて触れたいと思います。
ベッドは毎日使うものだからベッドを置くスペースにお金を払っている、というのは言い過ぎじゃないか?
たしかにそうかもしれないですね。
でも、考えてみてください。1 日中ベッドを使っているわけではないですよね。1 日 8 時間寝るとしても、1 日の 3 分の 1 です。
そう考えると、毎月 1 万円のうちの 3 分の 2、つまり約 6,600 円くらいはやはり設置のためだけにお金を払っていることになります。
別にベッド生活をディスっているわけではないのでそこはご了承ください。あくまでこういう考え方もできますよ、という提案です。
寝袋だと睡眠の質が低下するんじゃないの?
これなんですが、はっきり言うと変わりません。
筆者は睡眠の質を計測する器具をつけて寝ているのですが、ベッドで寝るときの平均スコアと寝袋で寝るときの平均スコアは対して変わりません。
もちろんまだ寝袋生活を初めて間もないので、まだデータとして不十分かもしれませんが、体感的にも日中のパフォーマンス的にもそこまで変化はないです。
また、科学的な根拠としてどれほど信憑性があるのかはわかりませんが、マットレスの違いによる睡眠の質の変化はないという研究結果も出ています。
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-23650457/23650457seika.pdf
これはマットレスの違いによる研究で、ベッドと寝袋の睡眠の質について調べたものではないのでこれだけで結論づけるのは早計かもしれませんが、判断の材料にはなると思います。
これは筆者の個人的な意見ですが、良い寝具で寝ると睡眠の質が上がるというのはプラシーボだと思っています。高級ベッドで寝たから寝心地がよく、睡眠の質が上がっているように感じているだけだと思っています。
硬い床で寝ると腰や背中を痛めて睡眠の質が下がるという懸念はあるので、そこのケアは必要だと思います。
もともと寝袋での生活には興味があったけど、睡眠の質が低下するかもしれないのが気になる、という方にとっては朗報かもしれないですね。
家庭を持っているとベッドを処分するのは難しい
これはそのとおりですね。こればっかりは自分だけではどうしようもならないのでパートナーと交渉する必要があります。
また家庭を持っていない人であれば、寝袋生活 OK と言ってくれるパートナーを見つけましょう。
まとめ
本記事は寝袋生活に興味があるけどなかなか踏ん切りがつかないという方を主な対象として書いています。ベッドでの生活を否定するものではないことをご了承ください。
また、今まで寝袋生活を検討したことはなくても、この記事を読んで寝袋生活もありかもなと興味を持っていただけたら幸いです。
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