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Z/X ASIA IGNITION CIRCUIT 2024 in 台湾の報告③

 ども!中途半端な多言語話者モドキのNORAです。
 なんだかんだ全3回になってしまったZXAIC2024台湾についての報告も、これで最後になります。
 今回は僕の対戦成績と、使用したデッキの解説をしていきたいと思います。なお、カードプールはギャラクシーフェスタ発売直後となっています。

 ではまず、試合形式及びルールについて(大会ルールを翻訳したものなので、微妙に違ってたらごめん)


・予選6回戦のスイスドローの後、上位8名による決勝トーナメントによって、台湾最強のゼクスプレイヤーを決める方式です。
・予選は制限時間は40分、先攻ターンでタイムアップの場合、後攻のターンまで実施、後攻ターンでタイムアップの場合はそのターンで終了、これらのターン内に決着がつかなかった場合、両負けとなります。
・決勝は制限時間50分、タイムアップの追加ターンは予選と同じ。これで決着がつかなかった場合、下記のいづれかの方法により勝者を決定する。
 ①どちらか一方のライフが2点以下の場合;
 ライフの多い方が勝利。同じの場合はライフの変動までゲームを続行し、変動した時点で決着。
 ②ライフが互いに3枚以上の場合;
 ゲームを続行し、ライフを2点以下にした方が勝利。それでも決着しない場合は、ライフ1点でのサドンデスバトルを行い、それで結果を決める。
 (互いにロック盤面になった際のルールな気がします。クローズライン等の膠着状態)
 
 まず、僕の使用デッキですが、知らん間に代名詞的になってしまいましたが、いつものニューです。デッキ内容等については、後ほど説明します。(結果報告がそこそこのボリュームになったので、別記事で詳細説明をします。)

レアリティを上げきれてないカードが1枚あるのが敗因…


 では肝心の戦績はというと、6戦2勝4敗と負け越しております。
 去年も同じスコアでしたが、去年は不戦勝2回だったので、今回は意味のある数値です。また、言い訳にはなりますが、全試合後攻(そのうち3戦は初期リソにライリカなので、耐久値にも難ありで、完全にサンドバックw)という、現代ゼクスにおいて、非常に不利な条件での戦績なので、まぁそんなもんかな?と割り切っております。
 
 具体的な試合の振り返りは、

1戦目 うらら ×
 このマッチは、もう少しうまく立ち回れば勝てた試合だったので、反省が必要な試合だったと思っています。
 内容としては、3ターン目に相手に2点まで殴られて、こっちの返しのターンをエンリル添えをせずにライフ1まで殴ってしまったせいで、上から引き込まれたとはいえ、ゼクステンドリルフィで、リーサルまで持っていかれる情けない負け方をしました。決して不利な相手ではなかったのですが、ニャル約束を封じるエンリルを置きつつ、2点までの生殺しで立ち回っておけば、アークニューの課金システムや沙悟浄の妨害などで、うまく堪え切れた試合でした。

2戦目 ベイン ×
 これは交通事故でした。
 先攻2ターン目に、IGヒットからの黒約束から纏、レイド、APまで全部されて、流石にド上振れ見せられて、流石に後攻3ターン目を迎えることなく負け。
 敢えて反省するなら、公開領域にレイドがなかったから、纏の攻撃通したけど、ドライブ(アイドル用てぃありんさんだー)で弾いてもよかった。

3戦目 転身 〇
 この大会で唯一まともに青未来からの、お姉ちゃんで相手を終始制圧した試合だった。後手3でハンデス盤面埋めの出来ることをやった記憶。これをもっと1戦目からやりたかったね…
 反省点は特になし。

4戦目 うらら 〇
 もしかしたら、5戦目と逆だったかもしれないけど、本日2度目のうらら。
 1戦目もそうだったが、決して苦手な対面ではないので、キックニャルのIG禁止もそこまで脅威ではなく、手札さえあれば何とでもなるので、3ターン目に2点削られるも、アークニューの追加課金要求が、うららライリカ含めAP関係がとにかく刺さるので、後手4を迎えてきれいにフィニッシュ。
 因みに、この大会唯一ライフリカバリーが出た試合で、ライフのがアイコン3枚という最大枚数入った試合でもあった。
 同日2回目のうららだったこともあり、1戦目の反省を意識しながら、試合運びができたと思う。また、3ターン目に未来約束由仁ジャンプだったので、上振れ側でない状況から、得意の試合展開に持って行けたのも良かった。反省点は特にないが、ライフリカバリーしていなければどうなったか等は検討するとより良かったと思う。

5戦目 レヴィ ×
 去年もそうやったけど、なんでか1回はある「お互いに何も起こらない泥試合」でした。
 まぁ、酷かった。思い出しても何やってたっけ?って思うくらいお互いグダグダだった。
 本来なら速度的にこっちが走り切れる自信のあるマッチだったのですが、あまりにも終わってて、エクスマキナまで出されるという始末…
 ただ、終始英語で対応してくれて対戦相手には感謝しかない。唯一タイムアップからのEXターン発生の対戦だったので、横についてくれたジャッジにも感謝だった。

6戦目 Dウィッチ ×
 3勝がかかる大事な対面だったが、青未来ジャンプも出来ず、押され続けて厳しい戦いだった。ヴァサゴ採用タイプではなく(0ではないかもやけど、登場しなかったので枚数減らしてそう)、より前のめりに殴ってくる現地では主流のDウィッチだそう。アセンションなどで時間稼ぎをして生き残りをするも、タイムアップでラストターンを迎えて、なんとかゼクステンドType10を絡めて、ジャストキルに賭けたが、10ちゃんドローしすぎる問題を忘れてて、山切れ負け。なお、相手の手札には受け札2枚とライフにアイコンがあったので、残念ながら結果は変わらない状況だった。
 反省点は、勝敗結果は変わらないにしても、焦って山切れはダサいので、その辺をケアした動きが必要だった。

 というわけで、6戦2勝4敗の内訳となります。
 因みに、20面ダイスで先攻後攻を決めたんですが、対面3人に20出されたりと、確率ってなんやっけ?と、日本に居る時と変わらないステータス:マイナスLUCKの男をやってました(笑)
 まぁ、当時最強の纏と対戦していないとはいえ、後手でもそれなりに戦えていると思えたので、ニューと僕との相性は非常に良いように感じました。
 拾える可能性あるところを落としてたり、勿体ないことしてるなぁと、思いました。巫女約束2セット目も手に入らず残念な結果ですが、現地勢との対戦の経験はそう簡単にできるものではないので、僕の大事な思い出と経験値で、数値以上に価値のあるものだと思っているので、結果はどうであれやっぱり参加してよかったなぁと思いました。

 なお、優勝は纏で、どこでも強いやりすぎたリユニオンという感じでした。因みに2位のグロリアは白神力が入っており、纏の墓地を掃除するなどして善戦していました。台湾公式FBにレシピと動画があると思うので、気になる方は一度見てみるのも良いかと思います。

 
 え~、結果の報告だけでえらく長くなったので、デッキ解説はほどほどに要所をつまんでお話しします。

 僕の使ったニューは、今現在主流の、傘祭りとギャラクシーアイコンを使った連パンに特化したデッキではなく、「キルクズ(リプレイディザスター)」や「エボルスター」のような早いデッキが多いことを見越して、後攻2ターン目からでも動き出せる、青未来約束を採用した構築としています。
 これのメリットは、相手に2ターン目から1点を取られても、スタートカードなどを使うことにより、後攻2ターン目からエクシード由仁で、リソースブーストをして、淑女ニューの手札起動→ニューwithアグリィを着地させて、デッキから傘祭りを特殊召喚、傘祭り起動で3以下蘇生、そのまま〈お姉ちゃんの心得〉または、〈ニーズホッグ〉を降臨まで一気に走り切って、盤面を返すことができることです。
 勿論傘祭りもギャラクシーも採用しているので、傘ギャラクシールートも持ちながら、沙悟浄ニューのレンジ2等、多様な攻撃パターンを駆使する構築です。
 デメリットは、青未来約束を引けない場合、レイドAPの動きしか最低保証がないので、その点が難点かと思います。
 ただ、先攻がかなり有利なこのゲームにおいて、後攻でもアドバンテージがあり、そこから状況を捲ることができるデッキであるため、じゃんけんに全てを委ねることはない点も使っていて楽しいです。
 また、手札の枚数だけ計算していればいいので、パターンさえ覚えてしまえば、思考に割く時間も低減できるので、その点もお勧めできるところかとは思います。(ギャラクシーの効果で思考箇所一つ増えちゃいましたが…)
 ニューについての詳しい解説は、公開された新カードの運用と合わせて別記事にてしていきたいと思います。
 
 とりあえず、かなり駆け足にはなりましたが、戦績報告及びデッキの解説としたいと思います。

〈最後に〉
・声高らかに言うべきではないかもしれませんが、もし海外大会に向かう人がいれば参考にと思って、僕が心掛けたことを書きます。
 →対戦開始時は去年覚えた台湾語の「よろしくお願いします」や、持って行ったメモに「サイコロの大きい方が先攻でいいですか?」等、できる限り現地の対戦相手の迷惑にならないように、スムーズな対戦ができるようには心掛けました。(ただ、自分があまり使わないカード等の効果を完全には把握できていない等で、テキストの確認要求など、もしかしたら迷惑をかけたかもしれません。)
・あと、記事内では触れてないんですが、実は現地メディア(お気に入りのカードとのツーショット)に取材されたりもありました。でも、どこで採用されてるのかそもそも採用されてないのかもわかりません(笑)
 もし見かけたという情報があれば、是非教えてください!
・勝つことよりも現地勢との交流くらいのスタンスなので、大会後に日本のゼクス勢お決まりのアフター飯屋(去年はこちらから、そんな文化なんだぜ!と言って誘った)も誘ってもらって、勝つことよりも多くを得て、楽しめました!
 改めて、現地勢・現地スタッフ各位には感謝しかありません。来年も絶対参加するので、是非またよろしくお願いします!

・なんだかんだ去年と同様に3分割になっちゃいました。申し訳ない…
 ボリュームを抑えるつもりだったんですが、書き出すと不思議なもんで、なかなか止まらなくなるのよねw
・文才のない日本語もたどたどしいロシア系イタリア人(設定)の読みにくい報告にもかかわらず、ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

…因みに、こっそり台湾旅行記も書こうと思っています。(去年は完全に忘れてたからね)


 

皆で行ったアフターの鉄板焼屋さん

また、これを以て、ZXAIC2024in台湾の報告を完了としたいと思います。


 

 
 


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