
【アコギの話】ヤイリ・ギターへ行ってきました。
年明けてしばらく経っていますが、
改めて明けましておめでとうございます。
今年はアルバムを完成させるぞ!と年始から誓いを立て、休み期間中にアレンジをあれやこれやと考えながらDAWと向きあってました。
アルバムに入れようとしている曲の中で、1曲が丸々作れていませんが、他の曲は基本的な打ち込みはほぼ終わり、あとはギター、ベースなどのオーディオ系の録音まで来ました。
疲れました。
やはり、思い描いているものを形にするのは難しいですね。
私の中でアレンジを固めるという行為は、積み上げるというよりどちらかというと、あぁこれかなとか掘り当てるという感覚に私は近いです。
DTMやっている他の方はどうなんでしょう?残り、頑張っていきます。
そんな中Tunecoreより、年間固定料金で無制限にリリースができるUnlimitedプランの募集受付が開始されていました。
利用料金はスタータープラン(個人) 4,400円(税込)、スタンダードプラン(個人)9,900円(税込)など。
リリースを読み込んでいないため、2つの違いがまだ分かりませんが、これからアルバムをアップしようとしている私には定額で楽曲をアップできるのは有り難いことと思い、早速事前募集に登録してみました。
順次案内が来るとのことなので、待ってみます。
さて前回に引き続き、アコースティックギターのお話になりますが、今回は昨年12月上旬に訪問したヤイリ・ギターのことを書いていこうと思います。
もともと金曜から神戸へ行く用事があり、観光でもしようと思っていましたが、東海道新幹線を名古屋で途中下車して、ヤイリ・ギターへ行くのはどうだろう?と思い立って、急遽予定を変更することにしました。
目的は前回もお伝えした通り、いま保持しているヤイリとTaylorの間くらいの音が欲しい!ジャカジャカできてヤンチャだけど、中低域が出る温かみのあるアコギが欲しい。そう考えたからです。
ヤイリ・ギターでは幅広く要望に対応してオーダーできる仕組みがあるため、これは魅力!と思ったわけです。あと、ついでに前から持っているYD-62Eをメンテナンスに出してみようと考えました。
さて当日、いざ行かん!と家から出たもののギターを持っての移動が案外大変。2泊分の荷物をリュックで担ぎつつ、ソフトケースで包んだアコギを人や物にぶつからないように気を使いながら新幹線内や駅構内、乗り換えをしていくのはなかなかの難儀でした。
重さが辛いとかではなく、単純に精神的な負担になりました。やっぱり車で行ったほうが楽だったな。
実際、人を気にしなくて良かったのは、犬山駅からの名鉄広見線くらい。ここは逆に乗客が居なすぎて、不安になりました。

行程としては、名古屋駅下車(新幹線)→名鉄名古屋まで徒歩→名鉄犬山線で犬山駅→名鉄広見線で日本ライン今渡駅。
最寄り駅の日本ライン今渡駅からは今にも降り出しそうな空の中、徒歩でヤイリ・ギターまでといった具合です。

最寄駅から15分くらい歩くと、Youtubeや写真で見た看板が見え、なんか小躍りしちゃいました。

社内の受付へ向かい、事前に訪問予約をしていたので、先ずはYD-62Eのメンテナンスから。元々、木の材料とかも知らずに、弾いてみて音とフィーリングが良かったので衝動的に購入したため、YD-62Eの詳しいことを知らずに30年弱を過ごしてきたので、これが輸出用に作られたブランドだったとか色々話を聞けて楽しかったです。
メンテナンス自体も、いつも所有ギターの調整をお願いしているリーガルプレイスさんで、昨年に行っていたので、ネックもフレットも問題なしでした。とは言え、これから神戸へ行くことを考えるとそのまま持ち帰ることは出来ないので、お預けして、有料ですが後日発送してもらうことにしました。ちなみにギターを見ることだけなら無料とのことです。
その後は2階にある試奏部屋であるショールームへ上がり、いよいよお目当てのアコースティックギターを見つける時間です。

ここではカタログにあるモデルから限定モデルまで、様々なギターを試奏出来ます。とは言え、この数のギターからお目当てを探すのはなかなか困難なので、案内してくれた方に自分の好みの音、弾いてみたい型のギターを伝えて、5本ピックアップしてもらいました。
私はDYシリーズ各種とYW-1000HQ。
DY-45は高いギターというのもありますが、やっぱり音の深みが違います。
自分の中での設定予算は少し超えますが、これかな~と思いながら、他のギターも端から弾いていきます。
ドレッドノートを持ってなかったのと、ヘッドは縦ロゴが憧れというか好きだったんで、その辺を中心に。
そして、見つけました。
FBL-120C。
いまホームページには掲載されていないもので、なんか予想外でした。
当然主観ですが、BLシリーズを弾いたときは感じなかった中低域の感触が、このフィンガースタイル向けのBLギターには感じました。
ネックの幅も少し広めなので指弾きもしやすかったです。
これかなと思いつつ、残りのギターもほぼ全ての試奏を終え、候補を何本かに絞ってピックと指で再度ストローク、アルペジオを繰り返します。
通常、私は低域を強く出したいのでミディアム弦を使っているので、そこは音を想像しつつ、これから自分で弾くことを考え、ピックだけは実際に家で使用しているもので弾きました。
これをベースに作ってもらおう。
平日ということもあり、試奏部屋に独りだった私はそう決め、1階の事務所へ見積依頼をお願いしたい旨を伝えました。
さて、これからがオーダーできる醍醐味です。
この世に2本とない自分だけのギター、ベースとなるFBL-120Cを好みのものにするため、いくつかの変更が可能か聞きました。

写真が薄く、読みづらいかもしれませんが、お願いした変更は3箇所です。
ヘッドをDYみたいに縦ロゴのものに変更(イニシャルはSとBへ)
ピックガードを茶色のティアドロップ型へ変更
ギターの厚さをDYと同じ厚さへ変更
この3つの変更、DYへの憧れを少し入れつつ、音に影響があまり出ないようにと思って決めましたが、全て対応可能ということでした。
ペグとかギターパーツや装飾、木の材料だったりは元の仕様のままです。
ギターの厚さを変更するのが良い方向へ行くのか不安要素ではありますが。
という訳で、オーダーには満足しつつ、一旦頭を冷やして考えようと思い、一先ず見積もりだけもらい、検討することに。
その際、発注までの流れの説明を受け、その日はこれにて終了しました。
ヤイリ・ギターを訪問して2時間前後、本来の目的地神戸へ向かうために外へ出ると、雨が降っていました。
そして後日、気持ちが変わらなかったので前金を振込し、発注をしました。
完成まで6ヶ月、いよいよ私にとって最後となる予定のアコースティックギターが我が家にやってきます。
心待ちにしながら、ヤァ、ヤァ、ヤァ!
長くなりましたが、有難うございます。
最後に良かったら、聞いてみてください。