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嵯峨野ぐらし33 京都は運賃値上げの春

 トップの写真は、昨日のお昼に撮影した京都鴨川べりの桜です。いや~、春ですねぇ。
 ところで、京都では4月1日から交通運賃の値上げや割引制度の見直しがあり、バイトに行くときの交通手段をどうしたものか作戦を練っています。
   嵯峨にある我が家は、家の前を嵐電が走っていて、嵐電の駅がいちばん近いのですが、ちょっと歩けば市バスや京都バスの停留所と、JR嵯峨嵐山駅があるので、バイト先(京阪電車の駅、市バスと京阪バスの停留所が最寄り)までの交通手段は何通りあるのかわからないぐらいたくさんあるのですが、今は最安の(だと思っていた)嵐電(220円均一)と市バス(230円均一)の乗り継ぎルートで申請し、片道450円、1日あたり900円の交通費をもらっています。
 今回、いろいろと検討するうちに、JRで嵯峨嵐山駅から梅小路京都西駅まで乗り、そこから市バスに乗り換えれば実は片道430円で行けることが判明しましたが、知らなかったことにしときましょう。ついでに、うちから職場まで直で行けるバスはないのですが、市バス&京都バスには乗り継ぎ割引(乗り継ぎ時間90分以内限定、90円割引)があるので、実は片道370円で行けたりもするのですが、まあそのことは忘れておきましょう。
 というのも、職場へ行くには京都市バスの206系統を使うと便利なのですが、この系統は京都駅から三十三間堂、国立博物館、清水寺、祇園、岡崎方面、つまり観光スポットや学校が多数ある方へ行くので、京都駅では乗り場に長蛇の列。帰りは超満員のバスしか来ず、「次のバスをご利用くださ~い」と乗車拒否されることもしばしば。そのうえ、交通事情でダイヤは乱れているのが当たり前だから出勤時には使いたくないし、途中でトイレに行きたくなったら困るし、帰り道はまっすぐ帰らずにジムに寄るからバス3本乗り継がないと帰れないし・・・・・・と、バスルートはたとえ最安でも出勤時の定時性を確保するために、できれば使いたくないのです。
 ということで、実際に使っているルートは、うち~(嵐電220円)~太秦天神川~(地下鉄260円)~三条京阪~(京阪電車160円)~職場~(京阪バス、京阪電車からの乗継割引100円)~京都駅~(市バス、当日限り地下鉄からの乗継割引170円)~ジム~(嵐電220円)~うち の往復1,130円ルート、つまり「行きは電車、帰りはバス」で1日あたり230円の持ち出しになっています。
 それはさておき本題ですが、4月からわけがわからんほど運賃制度の見直しがあります。
まず嵐電は220円均一から250円均一に値上げ! 市バス(230円均一で据置)よりも高くなるので、嵐電はバイト先に申請する通勤ルートには使えない!
京阪電車と阪急電車はバリアフリー対応の費用として運賃に1乗車あたり10円上乗せ!
京都市交通局(地下鉄&市バス)の乗継割引は、現在のどのICカードでも確実に割引される方式から、ICOCAとPASMO限定で、月3,600円以上利用した人に限りICカードのポイントで還元される方式に変更になり、バス~バスの乗継割引が90円→150円に、地下鉄~バスの乗継割引が60円→120円に改善されます。(要は旅行者のような一見さんへの割引は廃止し、毎日利用する市民には手厚く割引をしますということだ) しかし、困ったことに地下鉄~バスの乗継割引が、乗継当日ならOKではなくなり、「90分以内の乗継に限る」に変更されるので、今私が使っている、「行きは地下鉄、帰りはバス」というルートでは割引が適用されなくなります。JR西日本も京阪電車同様、バリアフリー対応の運賃上乗せがありますが、嵯峨嵐山~京都は今回は対象外なので変動なしです。

鋭意検討中

 さらにややこしい前提条件として、嵐電や市バスには「均一区間乗り放題の定期券」があり、うまく使うと格安になるし、何とも計算が難しい状況です。4月までに最適解が見つかるでしょうか? 
結果をお楽しみに、ではまた。

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