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GP入賞デッキ・闇単ゼーロ解説

割引あり


はじめまして、のらののら(@NORADMP)です。
普段は宮城でデュエマとポケカしながら、たまにCSやシティなどの大会に出たりしてます。

今回、DMGP2024-2nd オリジナルにて自分がBest128、調整した仲間がサブトCSにて5-1のBest8と結果を残しましたので公開します。



はじめに

この記事はポケカプレイヤーで有料記事を書いている優梅(@yuumepokemon)に監修して貰い、デュエマ初心者の視点から添削して頂きました。
このデッキは安く、強く、ゴールが分かりやすいので最近デュエマを始めたばかりの人にも分かりやすく解説したいと思います。

自分の実績



超CSⅣ静岡Best64
DMGP2022アドバンスbest64
DMGP2024-2オリジナルBest128 ←New


デッキ選択と経緯

今回のGP・オリジナルは直近2つの王道編3弾とデュエキングDreaMにより環境が変化し、入賞報告割合も参考になり辛い中での調整となりました。
個人的にGP環境の予想したのがこちら↓

当日マーシャル多くてびっくり

tier表
S...現環境デッキ。2〜3回は当たるであろう対面
A...不利対面が少なく、環境的に立ち位置の良いデッキ、少なくとも1回は当たるであろう対面
B...母数は少ないが居る、1回当たるかどうか
C...Bとほぼ同じだが、母数がそれ以下で居ない・当たらない想定で割り切ってよい対面


・デイガバード
現環境最強のデッキ。2→3ハッターバルピアリスに勝てるもの無し。他にもハンプティの手札盤面破壊や冠ラッキー耐性付きメタが強力。突撃インタビューから2体程度のメタなら悠々超えて来るので耐性付きメタを積むか受けの強いデッキが必要。

・アナマルル
上記のメタでデッキパワーの低くなったデッキや受けを採用して遅くなったデッキをロストソウルで手札を刈り取り、ガイアッシュ→10コスクリーチャーで縛っていく。受けの薄いデッキには4ターン目にジャオウガで突っ込んで来る。

・ジョーカーズ
上振れた時に誰にも止められない。
ヘルトッQ、ネフェル、ニヤリーゲットにより大量のドロソを獲得。その大量の手札から大量展開とベイビーポンの助のメタ、王道ジョニーとジョジョジョ・マキシマムによる呪文ロック、パーフェクトジョーカーズによる除去・SA・効果無効。これらを平均4.5ターンでやってくる。呪文受けのデッキには貫通する。
しかしたまに来る事故が目立つ、ベイビーが刺さらないデッキやデイガバードメタついでの細かい面除去に弱くそれらが複数環境に存在する事を考慮しtierはひとつ下のA。

・ラッカゴスペル
受けもそこそこ積みながら4ターン目から連続EXターンを獲得して盾を叩いて来る。5ターン目からは手札を整えダンテやラフルルとファイルストップでトリガーを封殺。
デッキとして安定した出力を出すが、環境トップtierのデイガバードにはハンプティでゴスペルやキリモミを抜かれる・アリスによる展開で除去が間に合わないため不利、アナマルルはビックアクションがお互い4ターンで速度勝負のため5分付近と微妙な立ち位置。ハンデスや攻撃不可トリガーにも若干ながら弱点。

・青白天門
パーフェクトアルカディアを獲得した事により受けが実質12枚にペルフェクトと一緒にドロソに貢献。そこからヘブンズゲートやサイフォからのカウンター、自分からもスターゲイズから展開し最終的にゲンムやH・アルカディアによるロックを決める。
デイガバードやボルシャックの殴りデッキに強い反面、ループやEXウィンには弱く今のアナマルルによる全ハンデスとガイアッシュと10コストクリーチャーのコントロールは天門に刺さる。

・青黒コンプレックス
メタで稼いだ時間だけコンプレックスを成長させ25000のワールドブレイク、離れたらアンタップさせてもう一度。泣くまで殴るのを辞めない。
受けもかなり強い為、カウンターからでクリーチャーを展開し次の打点に繋ぐ。
しかし打点をコンプレックスに依存しているので、封印やパーフェクトジョーカーズのような除去をされるとLOに近づいてしまう。コンプレックスが引けない時には腕を試される事から使用の難易度高めで母数が少ない予想。


大型大会に向けて考えた事

長いラウンドを戦うGPでのデッキ選択は
・tierS〜Aの母数の多い山に勝ち越せるデッキ
・3〜4ターンに強い動きが安定して出せるデッキ
の2点が非常に大事と考えます。

また、GPだからと無理に慣れない環境デッキを使用すると、メタを使われた時や不利デッキに当たった際の対処が難しい為、手に馴染む練度の高いデッキを使う方が良いと思います。

今回の環境はデイガバードとアナマルルを中心に受けの厚い天門やゴスペル、メタの多いコンプと速度負けしないジョーカーズが母数を占めると考えました。

その中で自分のデッキ候補が
・ラッカゴスペル
・闇単ゼーロ
の2つでした。

ラッカゴスペルは環境デッキの中で特に練度が高く不利対面にも捲れる事が多い反面、自分の環境予想ではあまりに有利対面が少なく、環境デッキに対して細い線を通し続けなければ入賞するのは難しいといった印象でした。
闇単ゼーロはジョーカーズとオニカマス入りコンプには絶望的な不利ながらも、他対面に5分以上の勝率と先行3ターンEXウィンの理不尽キルにより不利対目も捲れる可能性がある為、自分の動きを押し付ける構築にした闇単ゼーロの通りが良いと考え、使用する決断に至りました。

実際の当たった対面

概ね予想通り

1回戦は盾からガレック踏み、9回戦は相手の手札事故で勝ちを拾いました。ゴスペル対面以外の勝ちは3〜4ターンキルにより勝利しています。

今回のリスト・採用カード解説


以下有料部分となります。

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