人気Vtuberチームの解散騒動に関して、私の考え

こんにちは、野良猫のユウと申します

今回はVtuberの紹介ではなく(3組くらい紹介したい方が溜まってる…)、読んでくださった皆様への私信と、この問題に関して私の個人的な考えを書きたいと思います。

まず、この件で悲しんでいる方へ

この騒動でいろんな感情を抱いて、いろんなことを考えた方がいらっしゃると思います

Vtuberを愛してくれてありがとう、これからも一緒に応援して下さい

悔しかったり、悲しかったり、憤ったりは愛がなければ起こらない感情だと思います
偉そうな言い方になり申し訳ないです。
ただ、今回のことに絶望したり、自分を責めたりはしないで下さい。
これからも一緒に応援していきましょう!

愛し方を変えるべきか?と聞かれたら今まで通りで構わないと思います。詳しくは後述します

なんか騒ぎなってるから読んだよって方へ

 何が起きたか簡単に言えば、人気グループVtuberの声を担当していた魂(中の人)4名がそれぞれ個人のツイッターで労働環境・パワハラを原因に会社を辞めると述べ、その内容が酷い、アニメにも出演する大物Vtuberの引退するかもしれないとなり騒動になりました。

 正直、起こるべくして起こったことが起きたと考えていいと思います
 Vtuberは参入と退出を繰り返しながらこの2年で数人から7,000人以上まで増えてきました。
 しかし、2年未満というあまりに短い期間で急成長したために、流行に乗ろうとしてるだけ(それが悪いとは言いきれませんが)のように思えることも多々あります。
 その中でルール作りが進まず、商業化も手探りという不安定な状態になっています。

 しかしその中でもAZKiのプロデューサーであるツラニミズ氏、.Liveのプロデューサー 馬Pこと、ばあちゃる氏(彼自身もVtuberである)、花譜運営チームなど本当にVtuberのことを愛して支えようとしている運営・プロデューサーも多いということだけは覚えておいて下さい。

Vtuberファンとして出来ること

 私は新しく出来ることはないと思っています。
正確に言えば、出来る応援は大きく変わらないし、そのままであるべきではないかと考えます。

 今まで通り、動画や配信、ツイッターなどを見て、コメントしたりファボリツやグッドをしたり、ときにはライブやイベントに行ったり、グッズを買ったり……そんなことでいいのではないでしょうか?
 いや、そんなことが大事なんだ
 自分のツイートがファボリツされたり、noteを「すき」してもらったりするだけでも嬉しくはないですか?フォロワーが増えたら嬉しくないですか?コメントが来たら小躍りしたくなりませんか?ましてグッズ買ってもらえたら両手を挙げたくなりませんか?
Vtuberの方もそうだと思います。 
「そんなこと」をもっと大切にしていきませんか?

 少しエネルギーを使う応援としては、友達や自分のフォロワーに布教したり、紹介する文章書いたり、ファンアートを描いたりという方法もありますよね
 出来不出来あまり気にせず、「これが私なりの応援だ!」と思ってどんどんやってほしいと思ってます
 私はこの前、花譜さんの「心臓と絡繰」の歌詞の一部を朗読してツイッターに載せるとかいう暴挙に出ました。誰か上手い人続いてくれ…(言ってることがすぐに矛盾)

すべきでない応援は?

 あまり人の応援の仕方にあれこれ言うのも筋違いなのですが、個人的に気をつけていることは杞憂民になりすぎないことです。
 直接〜するな、〜させるなというメッセージを本人に送りたくなる気持ちは分かります、そういうときは一旦止まって「ここまで言わなくていいかな?」「言い方はこれでいいのかな?」と考えてみて下さい。大丈夫、きっとあなたの推しはあなたが思うやりずっと強い人のはずだから。
リプライじゃなくて普通のツイートに変えるのも手段です

たぶん、今回の件で自分の推しは大丈夫だろうかとピリピリしてると思います。だからこそ落ち着いて推し事をしていくべきだと考えます。

心配のあまりDMとか以ての外だぞ?

Vtuber界の問題について

 あるnoteを読ませて頂いた際に、Vtuberが自身の価値を盾に運営に反抗したという話を読みました。
 今回の件は個人のツイッターアカウントにおいて固有名詞を挙げずに行ったという点で違いがありますが、同様のケースと考えられます。

 なぜ自分のキャラクターを盾、いや武器にしなければならないのか?
 私は「他の武器がないから」だと考えます。

 闘う手段がない、護ってもらえないとも言い換えられます。

 企業に所属するVtuberが活動するにあたって結ぶ契約は当然企業の方が力が強くなります。これは一般企業の被雇用者も同様です。
さらに特殊な業務形態のVtuberを行うあたる契約ですから特別法律の知識が求められます。
 普通であれば、パワーバランスを整えるため、問題を解決するために労働組合を結成して交渉やストライキを行いますが、Vtuberはその会社の中でも少数派の人間となってしまいます。
 ましてや、企業別労働組合は形骸化していると言われていますし、小規模の会社であれば労働組合の結成義務はありません。

この状況はVtuberの所属する会社の良心に期待するしかないと言っても過言ではないのではないでしょうか?

問題解決にあたって私の提案

私が考える予防、解決方法として上記の状態を改善することだと考えます。
そしてその手段として以下の2つを挙げます。

①業界団体の結成
②Vtuberユニオンの結成

 ①業界団体の結成は自浄作用を期待するものです。企業同士でルールの基礎作りやコンプライアンスの相互監視により業界全体を改善していくことを期待します。

 ②Vtuberユニオンの結成は企業に対する力を持つことが目的です。ユニオンとは合同労働組合の別名で、地域や職業ごとに結成する労働組合です。
ブラックバイトユニオンが有名でしょうか?
ユニオンの結成により、企業側に緊張感を持ってもらう、何かあった際に引退以外の選択肢が手に入れられることを期待します。

 上記の2つは他業界でも問題を抱えていますので、うまくいくとは限りません。
ただ、業界全体の発展の為にいずれ向き合うべきことではないでしょうか?

終わりに

以上で私の考えの記述を終わります。
こんなことを書いても伝えたい先の業界団体も存在しません。

ただ、この小さな力でも何かの応援になればと思います。

どうかVtuberの世界が楽しく自由な空間でありますように


最後まで読んで頂きありがとうございました
野良猫のユウ




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