ずっと「一番」になりたかった話。
最近やたらと断捨離したくなって、もういらなくなった書類やら何やらを
ビリビリ破いてゴミ箱に放り込んでいった。
ずいぶんすっきりして、YouTubeなんか見ながらひと休みしていたら。
ある人の言葉が突然、心の深いところにスマッシュヒットして。
涙腺が崩壊して、えらいことになってしまった。
それは「どんなかたちでも、本当は愛情の表現だったということに気づく」
というような言葉だったように思う。
そんな言葉から、ふと思い出したのは「ずっと一番になりたかった」ということ。
子供の頃はいつも、兄が自分より大切にされていると思って、やっかんでいたし。成績がよかった兄に負けないように、一生懸命勉強した。
それでも、中学受験には落ち、高校も県で2番目の学校にしか行けなくて、いつも兄には勝てなかった。
大学は頑張って、それなりに希望の大学に入ったけど、入ってみたらみんな賢くて、ついていくのに必死だった。泣きながら授業受けてたこともある。
勉強だけじゃなく、私の人生のいろんな場面で
「一番になりたいのになれない」という現象は、繰り返し起きてきた。
今思えばそんな必死になって、けなげだったよね。。私。。と思うけど(笑)
そして、兄は兄で、私のほうが可愛がられていると思っていたらしいことが大人になって判明したりもして。
そんな経験の中で学んだことは、「誰かに評価されること」に軸足を置いたら、ドツボにはまる、ということだった。
そういえば私は「どうしても1番になりたくて、でもなかなかなれない」という、星のもとに生まれてきたんじゃん!と今頃気づいた。
私の生まれた日に土星があった場所は牡羊座。
牡羊座は、誰よりも早く前に進みたかったり、一番になりたい性質。
でも、土星は、「それを何よりほしいと思うけど、なかなか手に入らない」という現象を引き起こしがち。
今思えば、その経験の中から、すごく大切なことを学んだんだなぁ、と思う。
それは、自分の価値を誰かに決めさせちゃいけないってこと。
そして、もし「一番」になりたいのなら、誰より自分を愛することについて「一番」になれたらいいって思う。
「ほしい何かが手に入らない」という現象も、何か大切なことに気づくために起きていたんだと思うと、なんでもすぐに手に入ればいいってもんでもないんだな、と思う。
もし、簡単に一番になれてたら、ずっと誰かに評価されることばかりを生きる糧にしてしまっていたのかもしれず。
そんなことを思う今は、ちょうど私の生まれた日の土星の上を、そらの金星が通り過ぎていったところ。
金星は愛や自己価値の象徴。
まさに、土星の「できなかったこと」を通じて、金星の「愛や自己価値」を知るタイミング。
起きてくる現実と、星のシンクロを見つけるのは、なんだかおもしろい。
さてさて、どうも断捨離を進めていくと、深い気づきと浄化が進む予感なので、引き続き断捨離していこうかな。。
今日のオンガク
椎名林檎 - ありあまる富 from陰翳礼讃
https://www.youtube.com/watch?v=gAzD2-1QhaU&list=PLZYOeNpX5xTPihZ5n6BeUEl1tm5MRkPcH&index=2
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