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だんだん分かる✨

畑を借り始めた15年前。
本屋さんで、野菜作りの本をアレコレ探して、分かりやすいと思った本を買って、そこに書かれているいるとおりに、とにかくやってみました。

本当に、なんの知識もなかったし、目標とするような農家さんも知らないし、目標像を探すよりは、とにかく実践あるのみ!!!
といった感じで、どこにも研修にもいかず、とにかく本とインターネットで独学で勉強しました。

作りたい野菜は、いろいろあるけど、どんな農法があるのかも知らなかったので、

『農薬や化学肥料は使わない野菜作り』

ということくらいしか決まっておらず、本に書かれているとおりに

①苦土石灰をまいて
②堆肥と鶏ふんなどの肥料をまいて
③トラクターや耕運機で耕して
(必要に応じて黒マルチをはって)
④2週間〜1ヶ月以降に
種まきか苗を定植

種も、ホームセンターで普通にいいな〜と思ったものを選んでました。

本に書いてあった通りの☝このやり方をやっても、

『最初からは、うまくいくはずない!』

と思っていたけど、、、

虫除けネットさえ使っていれば、ビックリするくらい、キレイで美味しい野菜が、おもしろいくらい簡単に、本の言う通りに育ちました!!!

『え!?!?こんなに簡単に無農薬で野菜育つの〜!?!?!』

って本当に驚いて、

『農薬も化学肥料もいらないじゃん!!!』

と、思いました。


 畑のすぐ近くに直売所ができて、そこに野菜を出させていただくようになり、そこで初めて『無肥料栽培』というものに出会いました!!!

その時の衝撃、
今でも鮮明に覚えています!!!

野菜作りを始めて間も無い私はただ、

『本に書かれた通りにやったら出来た』

だけで

土の事
野菜の事
草の事
虫の事

何一つとして理解してませんでした。
理解していないから、

『肥料を使わないで野菜を育てられるの???』

ということが、一体全体、どういうことなのか、理解できなかったのです。

本に書かれているとおりに
畑に石灰や堆肥や肥料をまいて、耕して、タネをまいたり、苗を定植して、成長に合わせて追肥して。

そんな野菜作りが、当たり前になりつつあった私にとって、畑に堆肥や肥料を何も入れずに野菜を育てるということに、興味はあるけど、試してみることに、不安も少しあって、いきなり全部を切り替えることは出来なくて、
実験的に、畑の一画で、無肥料栽培を始めました。

無肥料でも
出来るもの
出来ないもの

それだけでなく

土の変化
草の変化
虫の変化

成長はゆっくり
だけど
味は濃い

無肥料栽培に切り替えて
うまく育たたない野菜があっても
雑草たちは元気いっぱいで、
その姿を見て、

『無肥料でも、こんなに草が生えるのなら、きっと野菜も育つはず!!!』

という確信が私の中に芽生えていきました🌱


無肥料栽培をはじめた頃から私が愛読している本です📖

その頃に『タネの本』にも出会い、驚きと、衝撃と、使命感がメラメラと燃えたぎりました🔥

今まで何度も何度もよんでいる本📖
読む度に新たな発見がある!!!


自分の感覚や直感を
誰よりも、何よりも
信じて生きているので

それ以来、畑の外からは、一切持ち込むことをやめて、畑に生えた草を必要に応じて、刈っては土にかぶせて積み重ねていき、草マルチ。

春から秋にかけて、
すごい勢いで生える草を
刈っては草マルチにして

すぐにまた伸びて
刈っては草マルチに

の繰り返し🔄🔃

だんだん

土の事
草の事
虫の事

が感覚的にではあるけど
分かり始めてきて

もっともっと
面白くなって

もっともっと
知りたくなって

そのタイミングで出会った
無肥料栽培の本の内容が

すごく自然に腑に落ちました♡

今でも何度も読み返しています!

私が、畑で感覚的に感じていたことが、理論立てて文章となって視界から入ってくる事に、強い興奮と感動を覚えました✨

その時に思ったのです。

どんなにすばらしい本でも
知識として頭に入れて理解できる事には、個人差はありますが、限界があります。

実際に体験してみて感じ取る事
やってみたから理解できる事

そういう経験を経てこそ、
自分の知識と経験として
しっかりと確実に
身に付いていくのかな〜
と思いました。

『農作業は大変』

と思う方が多いいけど

『楽して、楽しく作る』

野菜作りは、
どんな場所でも出来ます!!!

 【大変】
     ⇓
【楽しい】

そんな野菜やハーブ作りのお手伝いが出来たらうれしいです✨

今回も長文を最後まで読んでいただき
ありがとうございます😊

焦らず、ゆっくり、出来ることから、
おいしい、楽しい野菜やハーブ作り始めてみませんか???

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