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網膜剥離

入院までの状況

10/29 (火)  AM 右目の飛蚊症が突然増量 黒い糸のようなものも見える
     PM その飛蚊症が分散 すりガラスのような視界に
     夕方 かかりつけ医に直行 網膜剥離の診断
        手術ができる病院への紹介状をいただく

10/30 (水)  8:30 病院へ予約TEL 入院できる仕度でご来院をとのこと
     9:30 病院到着 紹介状持参のため非常にスムーズに案内される
     11:00 いくつか検査の後、診察前に執刀医(?)と面談
        「今日やりますので・・・」
        「何時ごろですか?」
        「2時ごろかな・・・」
        「よろしくお願いします」

人生初の入院生活のスタート

     12:30 病室へ 
         今すぐなら何か食べてもよいとのことで
         菓子パンを1個食べる
         手術着(?)に着替え検温、血圧、点眼、点滴と
         手術に向けての準備が進んでいく
     13:30 車いすに乗せられ手術室へ
          手術室の扉が開くと
          両手に手袋をしたブルーの白衣の方々が
          その手の甲を僕に向け、指先は上に
          テレビで見慣れた ”いでたち” で立っている
          「こわぇ~~~」と思わず
          歯医者みたいなもんかと想像していたが、とんでもない
          完全に手術状態!
          注:以前親知らずを大きな病院で抜いたことがある
          ベットに横たわるやいなや
          たくさんの手が僕の体に伸びてきて
          前をはだけられ、心電図をとるための管、血圧計など
          しばりつけられ(?)
          顔には布(?)、

          起きていることがよくわからない・・・

          「では、麻酔うちますね~~、ちくっとしますよ~~」
          目のした1cmくらいのところでしょうか
          まさにちくっ
          そこからのスピードはすごかった

          起きていることがよくわからない・・・

          ただ、ドロドロ、ぬめぬめ、くるくる、ぐにゃぐにゃと
          万華鏡のように形を変える光の中をただよう
          夢うつつの世界
          注:寝てはいません
          「おわったよ~」
          「予定通りだったね」

うつ伏せ生活のスタート

         「さあ、うつ伏せになりましょうね」
         と、言われストレッチャーに移り
         顔を上げる勇気はなくそのままカラカラ移動
         わかったこと:うつ伏せで揺られると酔います
         病室に到着
         「今、何時ですか?」
         「2:10ですよ」


発症からあっという間に
覚悟とか
心の準備とか
何かを考える時間もなく
注:なくてよかった
スタートしたうつむき生活

予期せぬ出来事に
おろおろした
あれよあれよの
一日でした

視界の劇的な変化にはご用心




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