劇団野らぼうより6月のお知らせ🍑


劇団野らぼう 2023春のツアー『ロレンスの雲』は無事終了いたしました!

こちらでのご案内が遅れてしまって大変恐縮です。
劇団野らぼうの2023春のツアーがたくさんの支えの中、無事終了いたしました。
お力添えをくださった皆様、関係者の皆様、お越しいただいた方々誠にありがとうございました。

思い返せば名古屋ひまわりホールから約2ヶ月間に及ぶロングツアー。創作から数えるとおよそ半年間に及ぶクリエイションでした。
わたくし(斜め)は今回初めて演出という立場から様々なことを観させていただいて考えたりしました。非常に有意義だったと思います。
今後ともその発見を深化させていきたい。
座組みは一旦解体し、皆平常のライフサイクルに戻っています。どちらが平常なのかは分かりませんが。
稽古や創作がなければこんなにも余暇に勤しめるのかと、与えられた時間を存分にインプットに活かしているこの頃です。

とはいえまだロレンスの雲、最終総括は終わっていません。
最後にこの創作に関わったメンバーで全体のクリエイションをつぶさに振り返り、課題や収穫を洗い出しそれをもって全工程終了となります。
今回の知見を活かし、また次の創作に移ってゆきます。


そんな我々から断っておくべきお知らせがひとつございます。

<劇団野らぼうより2023年および2024年の公演に関して>

次回作に関してですが、劇団野らぼうは2023秋に予定していた公演を行はないことにしました。
一旦新作公演を見送り、来年2024春以降に実施したいと考えています。
なお、2024は劇団立ち上げ当初から目標としていた、自前のテント劇場でのテント芝居を展開する予定です。

先日までのツアーの中から、このまま秋に向けてクリエイションしていくには時間的に体力的に、そして創作の内容的に納得のいくものが創れないのではないか、という懸念からこう判断しました。
実質、この6月から約3ヶ月で秋公演となってくると間髪入れずに創作に入っていく必要があり、その余裕はちょっと持ち合わせていませんでした。
しばしインプットの時間をいただき、また来年に向けての創作を行なって行きたいと考えています。

そして、遂に実現させたいと思っていますテント芝居。
一枚の天幕の下に客席や舞台を含んだ劇場空間を設営して行う公演で、私たちがずっと目標としていたことでした。
この仕様の場合はあまり小回りが効きませんので県内外を含む3~4箇所に集中したツアーを組んで濃縮した作品作りを行なって行きたいと考えています。
野外には野外の身軽さや心地よさがありましたが、テントにはテントの良さを発揮できるよう、張り切って創作してまいります。

何卒、劇団野らぼう2024テント公演の実現を見守りいただけると幸いです。
劇団野らぼう一同


なお、秋の公演は行いませんが断続的に小さな催しは開催できたらと考えています。
そんな予定が実は徐々に決まってきています。

今後の予定①かき氷出店

まず今週、6月24日(土)上土劇場にて行われるチェーホフフェスティバル2ndにて、劇団野らぼうかき氷屋として参上いたします!
思い返せば早幾年、実は劇団野らぼうはかき氷屋としても稼働&資金作りできるよう様々な設備を備えているのです。
ま、かき氷ですからそんな大仰な設備は必要ないわけですが。とはいえ"露天営業許可証"みたいなものもきっちり過去に申請していたのです。
ただ結果、作品作りの波に飲み込まれその能力が活かされることはただの一度もありませんでした。
ですので今回初?、かき氷屋として稼働します!限定50杯前後。時間は13時前から。
早い者勝ちです。
わたくし斜めが地元鹿児島の白熊で仕込んだふわふわかき氷の腕を数時間限定で解禁します。
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2023.6.24(sat) PM1頃
チェーホフフェスティバル2nd
上土劇場
劇団野らぼうかき氷露天商として出店!
50杯限定。
モバイルバッテリー使用します。
※白熊ではありません。ご了承ください。
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今後の予定②星善之ひとり芝居

それから、こちらも地味に熱いトピックです。
今後とも私たちはモバイルバッテリーを用いた太陽光発電を基調とした催しを企画したり、私たち以外にも野外(あがたの森公園)で表現活動を行いたいという方をバックアップしたり招聘したりしていきたいと考えているのですが、その予定が2件あります。

1つは2023.7.21(金)星善之ひとり芝居from福島西会津(最近TOKYO)
私たちのツアーで去年から西会津に行かせていただいているのですが、その仕掛け人がこの人でもあります、星善之氏。
普段はひとりで活動したり、ほしぷろ(https://twitter.com/HoshiproS)というユニットを主催していたり、とにかく大変な数の企画をこなしている演劇お化けみたいな人です。ほぼ同世代。
このまま星くんどうなっていくのでしょう、と思っていたらこの秋から一旦ドイツに滞在するみたいです。そのドイツへの渡航ギリギリまで企画で埋めている謎な挙動なんですが、折り入って松本でも公演したいとのことでしたのでそれでは是非ということで、私たちも乗らない手はありません。
一夜限りの投げ銭スタイルで企画する予定です。
さらになんと、この日はあの”サミュエル”が登場するかもしれない!?
久しぶりに公園を一緒に歩けたらと思っています。
この機会に是非お越しくださいませ。

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2023.7.21(fri) 7:30PM(予定)
劇団野らぼうpresents夜の短い物語
星善之ひとり芝居
『人形と星』
あがたの森公園 遊具エリア
投げ銭制(予定)
出演:
星善之(
https://twitter.com/hsysyk)
サミュエル
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プロフィール|
星 善之
1992年生まれ。福島県西会津町出身。創作ユニットほしぷろ主宰。俳優・演出家。第12回せんがわ劇場演劇コンクール演出家賞。高校から演劇を始める。コロナ禍で人や地域との出会いが増え、近年は演劇以外のアーティストとのコラボレーション活動にも力を入れている。文学作品を下地に、現代を生きる我々の声などのレイヤーを重ねていき、観客が現実と虚構とを行ったり来たりできる空間制作に取り組んでいる。

今後の予定③横山彰乃ダンス公演

もうひとつがこちら、
2023.9.15(金)-16(土)(予定)横山彰乃ダンス企画from東京(出身OMACHI)
高精細、強靭ダンサーである横山彰乃氏。この方とも去年斜めが知り合う機会があり、是非野外公演を行なってみたいとの意向でしたので、そんな思いを昇華させられのは私たちの出番&私たちも純粋に観てみたいという思いから、今回企画する運びとなりました。
野外公演、そもそも演劇だけではなくダンスでの上演もバッチリ環境と相まって面白いだろうなぁとはずっと思っていたので、今回公園の新たな表情が見られるのは私たちも楽しみ。
場所はあがたの森公園、ヒマラヤスギの並木の下で行う予定です。
なお、この企画ではわたくし斜めがひとり芝居の上演も行う予定です。思えば去年のトヨダヒトシスライドショー上映会でもひとり芝居を創作しましたが、その時からずっと、何か創りたいとは考えていたのですがこの度ダンス作品との2本立てとして上演させていただく予定です。
こちらも追って情報出します。
どうぞお楽しみに。

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2023.9.15(fri)-16(sat) 8PM(予定)
劇団野らぼうpresents夜の短い物語
ダンス・横山彰乃×芝居・前田斜め
『鳥が飛んでった跡』
あがたの森公園 ヒマラヤスギ並木通り
投げ銭制(予定)
出演:
横山彰乃(
https://twitter.com/yokoyamanaa)
前田斜め(
https://twitter.com/naname_maeda_)
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プロフィール|
横山彰乃 Ayano Yokoyama
ダンサー / 振付家
長野県大町市出身。ダンスカンパニー [ lal banshees ] 主宰。
感覚に着目した独自のムーヴメントを探求する。見落として通り過ぎてしまうような現実をファンタジックに切り取った音と緻密に繋がる性別に囚われない振付と、情景を意識した空間作りで、感覚を掘り起こし、包みきれないものや意図せず溢れ出てしまう、ダンスならではの瞬間を踊り立ち上らせる。国内外での舞台活動と並行して、音楽家とのコラボレーションを積極的に行う。
セゾン文化財団セゾン・フェローI。

このような野外での企画を小規模でも断続的に続けて行けたらそれは豊かなことだなぁと思って取り組む予定です。もし野外での表現活動のきっかけを探している方がいらっしゃいましたらご相談くださいませ。
なお、上演には太陽光発電によって作られた電力のみを用います。
また、終演後にはその場で簡単な打ち上げにできればと思っています。それぞれお好きな飲み物などをお持ちになって気軽にお越しください。

そんな予定で、夏至!海いぐ。
どうぞよろしくお願いいたします!
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