超文系のコロナの謎解き:真実は、陰謀論と新型科学の間に落ちている?
謎解き事始め
コロナが始まった頃、私は広義での医療業界にいて社内のコロナ対策チームにいましたし、私には医療・科学業界に勤務する友人・知人がいます。そういう意味では、CDCやファウチ博士による”新型科学”にも、ある意味、しっかり耳を傾けていました。
一方、SARSが起こった時にも、中華圏にいたことや、その後も常に中国や共産党の動向について注目していたこともあり、中国ウォッチャーの立場からすると、早い段階で、コロナは人口ウイルス(ラボ流出)説で間違いないと思っていましたし、香港からの亡命科学者の発言から、治療薬があることがわかっていました。
科学は素人ながら最新医療技術には興味がありましたので、コロナの検査に使われる前のPCR検査についても、うすらっと知っていました。そのためPCR検査の使われ方について、「あれ?でも、私、ちゃんと勉強したわけじゃないしな。でも、あれ?」みたいなことがありましたが、その疑問を医師に尋ねても、返ってくる答えは”新型科学”でした。新型科学の信仰者に囲まれた、ボッチ・陰謀論者的な立ち位置。とはいえ、全ての陰謀論を信じていたかといえば、そこは中国ウォッチャーですから、”真実の中にほんのちょっとの嘘を混ぜて拡散することで、相手を撹乱させる”という共産主義のお作法は知っていましたので、「どこまでが本当なのだろう?」と、”陰謀論”と言われた側にも身を振り切れない自分がいました。
そんな中、一番、自分の考えが揺れたのは、ワクチン接種についてでした。夫や子どもたち、私の兄弟には接種についての様子見をお願いしましたが、問題は高齢の両親について。2021年の時点では「わからないから様子見しよう。そもそも打っても打たなくても、感染リスクや重症化リスクの高い感染症ではないから」という立場だったため、自分よりもリスクのある両親の接種を止めるほどの要因もなかったわけです。結局、リスクについてはしっかりと説明した上で、両親の判断に任せ、両親は友人医師と相談の上、接種をすることにしました。幸いなことに、これまでのところ、本人らが自覚する有害事象は出ていないようです。
しかし、デルタやオミクロンの株の拡大に対する政府対応や、さまざまな暴露(プロジェクト・ヴェリタスによるワクチンの内部告発ORハニトラインタビューシリーズ)をみていると、両親の接種を止めるべきだった・・・と、しばらく後悔しました。
注目したデータ:感染増強抗体に関連しそうなもの
そんなことが頭の片隅にありながら、いろいろな統計を見ていくと、漠然と1つの仮説が浮かんできました。日本人の場合は、2回接種の悪影響を受けにくいのではないか?というものです。ここでは便宜上、有害事象、副反応・・・等々をまとめて、”ワクチンの悪影響”とします。ワクチンの悪影響については、有害事象についての検証や発表に問題がある以上、そちらのデータは使えません。そのため注目したのは、ワクチン接種によって”感染増強抗体が増える”という大阪大学の研究によりわかった事実です。(*ただし、大阪大学はワクチン接種について否定的なコメントは行っていません)
デルタ株による感染拡大の後、ワクチン接種が進んだ国で感染者数が増えるという現象が確認されていました。その代表例がイスラエルでした。アメリカでは”デルタ株による感染拡大は、未接種者の責任であり、責めるべきは未接種者”と、新型科学の提唱者らは言及していました。アメリカ国内のデータを見ると、確かに未接種者の感染者が多いとなっていました。しかし、国別比較を見たときに、ワクチン接種が進んでいたイスラエルでの感染者が接種の進んでいない国よりも”大きな波”となっていることは、説明がないままでした。
そのような不可解な現象についての説明がつく鍵として注目したのが、”感染増強抗体”でした。
ワクチンによって増えている抗体は、ウイルスから体を守ってくれるものだけでなく、感染をさせやすくしてしまうという感染増強抗体も増えている・・・いや、むしろ免疫よりも、感染増強抗体の方がたくさん作られてしまっているのでは?
このような仮説がありましたので、次の章での検証は、科学の権威たちからすればかなりクレイジーな”ワクチン接種回数(率)の増加<鈍化>と、感染者数の増加<減少>”について見ていきたいと思います。
デルタ株、オミクロン株拡大時期とワクチン接種
繰り返しになりますが、私は科学も医学も専門として学んだことがありません。この検証は、あくまで超文系の素人が推理小説の謎解きのノリで、グラフから気になる点を洗い出し、ロジカルに考えてみると、こういうことも言えるよね・・・くらいのものです。
長くなりますので、先に仮説っぽいものを。
今回の検証から考えられることは:
ワクチン接種回数(率)の増加と感染拡大の増加に正の関係があり、ワクチン接種回数(率)増加が鈍化すると、しばらくして感染者数が減少する傾向にある。ただし、ワクチン接種の影響が各国一律現れるわけではなく、特に日本人はワクチンの悪影響を受けにく印象。
どうやったら、このようなクレイジーな考えに至ったのか?
にご興味がある方は、この後の続きを。
面倒だと思われた方は、次の章へどうぞ。
下記のグラフ(比較1)は、日本、韓国、アメリカ、イスラエルの4カ国の2回接種と100万人当たりの新規感染者数の推移の比較です。
ザクッとした比較になりますが、感染爆発が起こった時期として、デルタ株と最初のオミクロン株の2つの時期を色付けしています。国名が小さく見えにくいかと思いますので、それぞれの感染者数が多かった国から順に並べています。オミクロンで国名の位置があっていないのは、感染拡大の時期のズレに合わせたためです。ここの比較からの、気になる点は下記の通りです。
デルタ株:
デルタ株による感染爆発は、ワクチン接種が進んでいたイスラエル、アメリカで起こった
デルタ株拡大の時期に、日本と韓国のワクチン接種率がイスラエルとアメリカを逆転した
オミクロン株による感染爆発の時期は、ブースター接種が始まった時期ですので、比較1の下にある、比較2のグラフも含めて考える必要があります。比較2にあるワクチンデータは、ワクチンの接種回数の合計を国ごとに比較したものです。比較1と比較2のワクチンデータから、オミクロン株拡大時のことをまとめると・・・。
オミクロン株(オリジナル):
日本と韓国の2回接種者の割合(約8割)が、アメリカとイスラエル(約6割)よりもかなり多くなった。
ブースター接種が開始されたが、接種回数の合計を見ると、アメリカはいち早くワクチン接種回数の増加が鈍化し、続いてイスラエル、韓国が鈍化。日本は鈍化傾向が未だ見られない。
オミクロン株は、4カ国ともに各国での最高感染者数を出すことになったが、イスラエルと韓国は、日本とアメリカよりも3〜11倍多い感染者を出した。
オミクロン株の出現が確認されたくらいの時期に、イスラエルと韓国の合計接種回数が逆転し、オミクロン株の初期にイスラエルが合計接種回数の増加が鈍化、韓国は後期に鈍化した。
日本は、オミクロン拡大時期に、合計接種回数でアメリカとイスラエルを超えた。
さらに、オミクロンの変異株が拡大した時期を比較3として、比較2のグラフの下に掲載します。ここから気になることをまとめますと・・・。
オミクロン株(変異):
アメリカのワクチン接種回数増加の鈍化のスピードは、イスラエルや韓国よりも緩やかだが、オミクロン株の変異拡大期にアメリカでは大きな波は見られなかった。
ワクチンの接種回数でイスラエル、アメリカを抜いた、韓国と日本の感染拡大の波は前者よりも大きいものになった。
日本のワクチン接種回数(ブースター接種数)は韓国を抜き、4カ国で最多となったが、同時期に過去最大の感染者数(大きな波)も出ている。
イスラエルの接種回数増加の鈍化は、アメリカよりも遅れて始まったが、アメリカよりも急激に起こり、オミクロン変異株拡大の終盤には接種回数の合計がアメリカに追いつかれた。イスラエルの感染者拡大(大きな波)は韓国や日本よりも少し早い時期に起こり、さらに、波の大きさも小さかった。
クレイジーな仮説の確らしさを、既存の科学っぽいものから考える
食品添加物とワクチンの類似性
先ほどの検証から出てきた仮説っぽいものを再掲します。
感染予防のために接種するのがワクチンですので、この仮説は、かなりクレイジーですし、陰謀論っぽいものです。こんなことがありえるのでしょうか?・・・と、一応、私も考えてみました。しかし、こういうこともあるかもしれないと思ったのが、「似たような商品として、食品添加物がある」と思い浮かんだからです。
1)長期的な身体への悪影響が懸念されつつも、安全承認され、流通
まず、コロナワクチンについてですが、FDAがある程度の安全を確認したから承認をしたものですが、どんなにワクチン推しの組織でも1つだけ断定できないのは、「コロナワクチンによる10年先、20年先の身体への悪影響」についてです。つい先日も、EUの医薬品規制当局、欧州医薬品庁(EMA)が、一部の新型コロナウイルスワクチンが過多月経を引き起こす可能性があると警告し、起こる可能性のある副反応として製品情報に加えるよう勧告したという報道がありました。とはいえ、いつものごとく「メリットがリスクを上回るため接種すべし」ということですが、時間の経過とともに、さまざまなワクチンの有害事象が認められていますので、10年先、20年先の影響について考えるのは、陰謀論では片付けられないものかと思います。
このワクチンの特徴、どこかで聞いたことあるなっと思った時に、食品添加物がありました。食品添加物が原因となる病気について警告をしたり、食品添加物により、アンチエイジングの敵である酸化が促進される点について注意喚起をするような医師や科学者もいます。しかし、一般的な市場はどうか?といえば、これらの成分が含まれない、いわゆるオーガニックの製品を探す方が一苦労(食品添加物が含まれている方が一般的)というのが現実です。警告する医師や科学者がいるものの、一般的には流通しているという点でも、ワクチンと食品添加物等は似ていると言えます。
2)悪影響があったとしても、それを上回るメリットがある
当たり前の話になりますが、安全承認されただけでは、製品は売れません。それを購入するだけのメリットが感じられる必要があります。
例えば、食品添加物を使用するメリットには、保存期間を長くできたり、美味しそうに見えたり、美味しく感じたり・・・等々あります。
一方、ワクチンを接種する人は、発症予防や重症化予防を期待して、それらが副反応と言われるリスクを上回るメリットがあると考えるからこそ接種していると思います。
念のため、先ほどのクレイジーな検証の章では、ワクチン接種のメリットを完全に無視した形でしたが、私はワクチン接種のメリットが全くないと完全否定しているわけではありません。2021年の夏頃までは、一定の効果があったのではないかと思います。もちろん、その後も一定の効果はあるのだと思いますが、接種者や、接種量が増えるにつれ、悪影響が出てくる人の方が多くなってしまったのではないか?という考えです。
3)悪影響予防に厳しいEU、緩い日本
食品添加物もワクチンも、体内に取り込まれたら一律、全ての人が同じ量で、同じような悪影響があるわけではなく、影響の出方や時期、必要量は、個々人によって異なります。先ほどのクレイジーな仮説の中には、”日本人がワクチンの悪影響を受けにくい”というのも入れていました。このような状況も食品添加物も少し似ているように思います。
日本には1500種類程度の食品添加物が認められていると言われていますが、アメリカでは認められているのは10分の1以下の130種類程度。EUはさらに50程度と言われています。例えば、マーガリンやサラダ油に含まれるトランス脂肪酸は、アメリカでは禁止、EUの多くの国が含有量を規制しているにもかかわらず、日本には規制がありません。この理由として、食生活の違いから日本人はトランス脂肪酸を含んだ食事を摂る可能性が低いことをあげられています。(*そもそも何を1つの添加物と見るのについて各国で違うこう指摘もあるため、上記に掲げた数はあくまでとあるグループが使っている数字です)
このような規制が最も厳しいのはEUという印象があります。EUのEMAは今年1月に、「仮に4カ月ごとにブースター接種を行えば、免疫システムに過剰な負荷を与え、国民の疲弊につながる恐れがある」と言及していました。アメリカや日本ではそこから10ヶ月が経った今でも、「4回目ガー」「定期接種ガー」と、まだまだ追加販売を続けたい意向が見られます。
さらにアメリカと日本との違いを考えると、政府機関の推奨を素直に受け入れる傾向にある日本と、疑いの目を向ける傾向にあるアメリカとで、接種率が異なっています。
4)何らかの情報統制を受けやすい
コロナ関連の情報は、かなり情報統制が行われており、一般人が情報収集し、理解しようとするには限界があるという現実があります。一方で、食品添加物が人体に与える情報についても、コマーシャルのスポンサーとの良好な関係を崩したくないメディアでは、大きく取り上げることが難しいと言われています。ワクチンも食品添加物についても、それを製造したり使用したりする企業側が大きな広告費を握っているという点で、彼らのビジネスに不利になるような情報は、出回りにくいという共通点もあります。
5)悪影響の出方には個人差がある
食物添加物には摂取量の制限が設けられているものがあります。とはいえ、同じ量を摂取したからといって、全ての人に同じ悪影響が出るわけではありません。1つには、取り入れた時の体の反応に個人差があります。例えば、同じ量の食物添加物を摂取しても、アレルギーを起こす人と起こさない人がいます。
また、食品添加物などの化学物質は24時間で9割程度解毒(排出)されると言います。肝臓、腎臓、そして、腸が頑張ってくれるからです。そして、これらの器官の働き具合により、解毒の効率の良さには個人差があります。
ここで特に注目したいのが腸です。腸は身体で行う解毒の7割を行う、免疫のキーマンであるだけでなく、近年、”腸”は、”腸内細菌が性格や、行動、ストレス耐久性に影響する”という研究や、”腸内細菌を活用した肥満やうつ病等の疾患の治療薬の開発”等々、人間の心と体に大きな影響を与えることができる器官として注目されています。さらに、腸内細菌叢(腸内フローラ)の大規模なメタゲノム解析から、日本人の腸内細菌は特徴的だということがわかっていて、それが長寿や肥満になりにくい要因になっているのではないか?という研究が進められているそうです。ということは・・・
ワクチンによる悪影響の原因となっているような物質についても、
いったん体内に取り込んでしまったとしても、解毒(排出)することができる
と、考えられないでしょうか。だとすれば・・・
どれくらい解毒できるかには、個人差があり、これも副反応や有害事象の出方に個人差がある要因の1つにもなっている。
さらに、日本人が持つ特徴的な腸内細菌が”ワクチンによる悪影響の原因物質”の解毒に役立っているとすれば、「2回接種による悪影響が日本人に出にくかった説」の理由に。
ここで一度、そもそもコロナワクチンってどんなものなのかについて振り返ってみたいと思います。
そもそもコロナワクチンとは?
そもそもコロナワクチンは何だったか?と考えると、「体内で人工的にコロナウイルス表面にあるスパイクたんぱく質を作り、体がそれに反応してコロナウイルスの抗体を作る・・・というワクチン」だったかと思います。さらに、このスパイクタンパク質を作る遺伝子情報の一部を、無害化された別のウイルスに組み込み投与するということも言われていたかと思います。ということは、コロナ感染時、または、後遺症の症状として出てくる”ウイルスによる悪影響”の原因物質と、”コロナワクチンによる悪影響”の原因物質は同じである可能性があります。
ここで「ワクチンは無害化している」という議論があるかと思います。私はコロナウイルスは人工的に作られ、ラボから流出してしまったという説を信じていますが、トップクラスの科学者らの多くは、ファウチ博士が唱えた”自然発生説”を信じている立場にありました。人工ウイルスには、自然界にあるウイルスにはない機能を付加してデザインすることが可能です。実際、ファウチ博士が必死に隠そうとしていた武漢研究所で行われていた”機能獲得実験”に関する研究では、”ウイルスの感染力を高める”ことに成功していたと言います。
そもそもこのような研究の目的の1つは、バイオテロ対策です。テロリストがどんな仕掛けをしてくるのか?を考え、その対策を予め検討しとくことが重要ですが、テロリストの方も、当然、”バイオテロ対策”の対策をしてくるはずです。感染症が広まれば、ワクチンを開発しようとする動きは必ず出てくるはずですから、元々のウイルスのデザインに、ワクチン開発用に無害化する際に、それができなくなる仕掛けを埋め込まれていたという可能性はゼロとはいえないはずです。
無害化したつもりで開発したワクチンが無害化できていなかった。
このような可能性がゼロではない限り、前章で出てきたクレイジーな仮説の”ワクチン接種回数(率)の増加と感染拡大の増加に正の関係があり”部分の陰謀論的要素が払拭できるように思います。
考えられるストーリー
これまで1年半以上、ワクチン接種と新規感染者数の各国比較を見てきたところ、いくつかの気になる点がありました。その謎を解くために考えた仮説っぽいものが下記の通りでした。
しかし、この仮説はかなり陰謀論っぽさがあり、真実味がありません。そんな時に、さらなる仮説、ワクチンは食品添加物みたいなものではないか?というものを付け足してみたところ、個人的には謎が解けたようなスッキリ感がありました。なぜなら、下記のようなストーリーが考えられたからです。
とはいえ、このストーリーを証明する科学的根拠はありません。ミステリーファンの一人としての独り言です。
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コロナウイルスの自然発生説は完全に否定された。陰謀論と揶揄されていた、人工ウイルス(ラボ流出)説が正しかったのだ。コロナウイルスを自然界にあるウイルスと思い込んでいた、ワクチンの開発者は、人工ウイルスに仕掛けれらた、無害化を無効とする機能に気がつくことができなかった。そのため感染を予防する”抗体”よりも、より感染しやすくさせる”感染増強抗体”が優位に働くものをワクチンとして世界に広げてしまった。
ワクチンを推奨してきた世界中の科学者や医師らも、自然ウイルスだと思い込んでいたために、ワクチンに潜んだ有害物質に気がつくことなく、既存のワクチンと同じと考え、ファウチ博士らによる”新型科学”に沿った形で広めてしまった。彼らには悪気はなかったが、エリートであるが故に騙されやすい人であった。共産主義者の分類でいえば、”デュープス”というカテゴリーに所属する人たちである。
一方、ファウチ博士らは、このウイルスに対する危険性を知る立場にあったにも関わらず、ワクチン利権のために”新型科学”により上書きした常識により、ワクチンを推進した。そして、このウイルスやワクチンによる騒動を利用したのが、アメリカを中心とする世界各国の共産主義者たち。2020年にはこの騒動を利用して不正選挙により政権を奪い、国内に潜在的に存在していた対立を煽るだけでなく、新たなる対立を投入し続けた。さらに、経済活動を破壊することで、個人の力を弱め、大きな政府、つまり、共産主義者が支配する国境なき国を作ろうとした。
ワクチン推進がファウチ博士ら共産主義者に騙された、デュープス科学者・医師らによって推進されたことは、ワクチン接種と感染者数の推移を各国で比較すると明らかだ。度重なる感染爆発に悩まされた欧米に比べれば、インドやアフリカ諸国で、感染拡大がほぼ起こらなかった。この理由は、ワクチン接種率(回数)の低さが影響していると考えられる。アフリカ諸国で感染が広まっていないのは、グラフを見れば一目瞭然だったが、デュープス科学者らはこのようなデータを自分で見ることもしなかった。
特にアフリカ諸国では別の風土病予防として、イベルメクチンが普及していた。そのことで、コロナウイルスと、ワクチンの、体内での解毒作用を促進させることができたといえる。イベルメクチンは欧米ではコロナ治療薬・予防薬としての使用をさせないような印象操作が行われた。イベルメクチンをはじめ、既存薬によるコロナ治療で患者を救おうとした医師らは、陰謀論者のレッテルを貼られ、キャリアを失うどころか、人生を滅茶苦茶にされた。このような異常事態からも、”解毒”がコロナ禍を解決する鍵を握っていたと推測できる。
コロナウイルス・ワクチンの解毒が可能である説は、コロナの重症化リスクの1つに”肥満”が挙げられていたことでも、その妥当性が窺える。肥満の主な原因である、食べ過ぎと運動不足はともに腸の働きを悪くし、結果的に免疫力を落とすことにつながるからだ。
ワクチンの危険性を謳った陰謀論の主流が少し違うのは、この解毒作用があることを見逃していたことである。100%ではないにしても、他の有害物質と同様、ワクチンの中に含まれた有害物質も排出(解毒)することは可能なのだ。そのことは、ワクチン接種回数の増加が鈍化したイスラエルや、アメリカで、感染拡大が起こりにくくなったことにも表れている。
さらに、日本人のみに起こっている”気になる点”として言及した現象についても、”解毒”という視点から説明できる。日本人には他国と比べて肥満防止や長寿の要因となる腸内細菌叢がある。日本人がコロナ感染しにくかったことや、ワクチン接種の悪影響が出にくかった理由の1つとして、腸による効果的な解毒作用も挙げられる。ただし、効果的な解毒ができる腸があると言っても、限度がある。3回目(ブースター接種)が広まって以降の日本で、日本のコロナ史上最多の感染爆発が起こったのは、解毒作用を超えた有害物質の投入が原因。それでも、現在の感染者数を見ると、大量に投入された有害物質も何とか処理できたようにも見える。
しかし、さらなる追加については、日本人の腸を持ってしても、どうなるかはわからない。ワクチンは食品添加物と同じで、使用するメリットもあればデメリットもある。世界の感染状況を見ると、追加接種のメリットがある時期はとっくの昔に過ぎていると考えられる。であるならば、デメリットしかないことになる。今さらどこの国も購入しないワクチンを、来年分まで追加購入する必要があったのか?
中間選挙まであと1週間となったアメリカでは、共産主義者が密かに取り組んできた、アメリカを崩壊させるためのさまざまな仕掛けについて多くの人が気がつき、おかしくなっていた裁判所までも、裁判所の本来の姿に戻りつつある。このような動きがいつから始まったか?を考えると、ワクチン接種の増加が鈍化した、2021年の秋頃と重なる。中間選挙が適切に行われれば、その後の議会により、コロナ騒動の闇は明らかにされるだろう。