安倍首相の記者会見で、ついに、ビデオニュース・ドットコム代表の神保哲生氏が質問!(文字起こし)

 2020年3月28日(土)、安倍晋三 内閣総理大臣の記者会見に於いて、ついに、インターネット報道メディア「ビデオニュース・ドットコム」代表の神保哲生 氏が質問しました。

 神保哲生 氏が安倍晋三 内閣総理大臣の記者会見で当てられたのは初めてのことです。

 文字起こしを下記に記載します。

■ 神保哲生 氏 @tjimbo(「ビデオニュース・ドットコム」代表)の質問

ビデオニュースの神保と言います。
あの、総理、あの、ご自身のお考えを是非伺いたいんですけれども、あの、総理は先程、まぁ、日本は、瀬戸際だけどギリギリで持っているという風にお話されました。
また、一方でですね、海外などでは、本当に日本は持っているのかと、つまり、水面下で、実際は、あの、感染が拡がっているのではないかというような疑いを、の声がですね、いろんなところで聞かれます。
メディアも、あの、そういうことを報じているところがあります。
それで、実際に、まぁ、日本は、検査数が少ないもんですから、えー、その疑いがなかなか晴れない、それでですね、伺いたいのは、総理は、あの、なぜ日本はギリギリ、あの、でも持っているという風に本当にお考えなのか、つまり、日本は中国からも近いし、えー、中国から入国制限も、えー、遅れ、えー、結構、なかなかやらなかった、で、しかも、えー、外国からの、あの、入国制限も結構遅かった、なのに、日本が欧米に比べて持っているとすれば、何か、えー、それなりに、納得する理由が無ければですね、あのー、何か奇跡が起こってるみたいな話になってしまいかねませんので、総理自身は、なぜ、そういう、日本は、持っているとお考えなのか?
ただ、えー、有識者がそう言っているからそうお考えなのか、それとも、それなりに、えー、やっぱ、日本はこういうところがあるから持ってるんだっていう自分は信じられる根拠があるのか、そこをお話頂ければ幸いです。お願いします。


■ 安倍晋三 内閣総理大臣の回答

あのー、ま、中国に対してはですね、えー、武漢、湖北省、浙江省に対してですね、入国禁止の措置を取ったのは、日本は決して遅い方では無いと思います。
ま、いくつかの国では中国全土に対して入国禁止の措置を取った国もありますが、日本はそれほど遅くない時期にですね、あのー、取っています。
ま、中国、ま、韓国に対しても大邱、えー、また周辺に対する、えー、入国の、えー、国境措置はですね、あの、日本は、取ったのは早い方なんだろうと、えー、こう、思っています。
決して遅かったとは考えていません。

えー、ま、そこでですね、では、今、えー、欧米諸国と比べて、ま、相当、日本が、えー、感染者の数が少ない、えー、PCR検査、少ないんじゃないかと、こう言われています。
ま、確かに、 PCR検査の数は少ない中においてですね、私も、ほぼ、毎日のようにですね、えー、厚労省に対して、えー、医師が必要とする、えー、判断すれば、必ず、PCR検査できるようにして下さいね、ということは、えー、重々、申し上げて、おります。
あの、おー、えー、日によっても、非常に少ない日がありますから、えー、なるべくですね、しっかりと、PCR検査やって下さいと言ってます。

では、果たして、日本は、それを隠しているのか、という議論がありますよね?
で、これは、私は、違うと思います。
えー、例えば、えー、死者の数、は、ひ、あのー、おー、え、PCR検査の数が少ないけども、死者の数が多いということでは、ありません。
あの、おー、ま、ひ、ではー、えー、死者の数、肺炎で死ん、亡くなっている方、実はこれ、コロナ、ではないか、ということを仰る方がいるんですが、コロナウイルスの場合はですね、専門家の先生達、が、これはみんな、私も確認したんです、私も、私もですね、えー、そういう批判があるんだけど、どうなんだろうかと、これPCR検査、これ、少なくて、という話で、えー、伺ったんですが、え、これは、あのー、えー、肺炎で亡くなった方については、基本的に肺炎になって、最期、CTを必ず、えー、撮ります。
で、CTに、えー、於いてですね、えー、これ間質性肺炎の症状が出た方は、必ず、コロナを疑います、必ず。
で、その方については、えー、これ、必ず、あの、PCR、あの、だいたいPCRをやっておられます。
ですから、そこで、間質性肺炎でない肺炎で、例えば、細菌性等での肺炎でですね、亡くなられた方等についていえばですね、これはコロナではない、ですから、コロナではなくて肺炎で亡くなったっていう方は、えー、コロナではないんだという、まぁ、説明を私は受けて、私、納得したところでございます。

[文字起こし だいたい完了]

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