Xアカウント乗っ取られて、9年間喧嘩してた友達と仲直りした話
漫画家のかっぴーです。「左ききのエレン」「ブラパト!」など連載中。
先日、私のFacebookとX(旧Twitter)が乗っ取りの被害に遭い、合計10万近くのフォロワーや友人との繋がりが断たれてしまいました。
およそ一ヶ月経った今の現状をお伝えすると、作品のPV数などは変わらず、本業への支障はほぼ無かったと安堵しております。以前より「SNSのフォロワー=読者では無い」という持論を持っていましたが、それが皮肉な形ではありますが証明されました。読者は私のSNSではなく、作品を追ってくれていたため、何ら支障なく活動が続けられています。本当にありがとうございます。
ただし、これは一ヶ月経過観察した末に出せた結論で、乗っ取られた直後は「終わった」と思いました。これをきっかけに読者を失うのでは無いかと、不安と恐怖で眠れませんでした。
サブアカウント(現在の唯一のアカウント)で、このようなツイートをして、一人でも多くのフォロワーを取り返したいと、必死に訴えかけました。
他のSNSなどで直接連絡が取れたフォロワーの多い方々へ、これをリツイートして欲しいと助けを求めたりしました。乗っ取られた事自体とても恥ずかしい事でしたが、恥を忍んで連絡し、多くの人に助けて頂きました。本当に感謝してます。
「助けてくれる人、心配してくれる人がいる」という事に気付けたのは、今回の騒動で唯一良かった事かも知れません。
そんな中、見覚えのある、懐かしいツイッター(あえてXでは無くツイッターと言います)アイコンが、引用ツイートで拡散協力をしてくれました。
その人は、私が漫画家になり始めた頃、9年前に喧嘩をして以来、音信不通になっていた友人でした。
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