左ききのエレン「柳編」描いてます。

漫画家のかっぴーです。「左ききのエレン」「15分の少女たち」原作者やっております。

色んな所でお伝えしていますが、もうすぐ「原作版エレン」が連載している媒体cakesがサービスを終了します。

原作版の連載はここ、私のnoteで継続する予定です。ご安心下さい!今のうちにフォローなどしておいて頂けると嬉しいです。

それで、ただ「移籍連載開始」ではつまらないと思い、noteに移行したら早い段階で前々から予告していた「左ききのエレン・柳編」を開始したいと思っております。

キャラクターの設定・略歴等は当初からあったのですが、最近ますますイメージの解像度が高まっていて、プロットはもう出来つつあります。柳の幼少期から、現在の本編に繋がるまでを描けたらなと思います。

また、今年は色んな所で「柳」を描くことが増えそうで、ある場所でまた別の「柳の物語」を連載するかも知れません。まだ詳細がどうなるか分かりませんが、とりあえず少年ジャンプ+編集部の許可は頂いたので(笑)全く新しい柳を皆さんに知ってもらえるんじゃ無いかなと楽しみです。

まだ単行本化されていない「左ききのエレン・カオス(神谷のスピンオフ)」と、これから描く「柳編(名称仮)」とは別に、本編に繋がるスピンオフを2本構想してるのですが、ちょっとさすがに同時に全部はできないので、時期は先かも知れませんが楽しみにしていて下さい。

スピンオフではありませんが、姉妹作と言っても過言では無い「15分の少女たち」も、どんどんエレンの世界線と関わってきます。ただ単に人気キャラをゲスト出演させるだけってのはやりたくないので、普通に干渉し合ってくると思います。「15分」の方で描かれたエピソードが、その後「エレン」に返ってくるとか、そういう相互関係をやってみたい。もちろん、片方読んで無いと意味分かんないって事には絶対なりませんが(編集者が優秀なので)両方読んでるとより面白くはなるはずです。

どうして関連作を増やすかと言うと、やっぱり私は映画「アベンジャーズ」が大好きで、「エンドゲーム」の、数年間溜め込んだ全ての伏線が収束し完結するカタルシスが忘れられなくて、漫画でそれが出来ないかなと。

つまり、これから数年かけて幾つもの「アイアンマン」だったり「キャプテンアメリカ」だったりをやっていき、最終的に「エンドゲーム」にあたる「左ききのエレン・第三部」をやりたいなぁと思っております。

それら全ては「天才になれなかった全ての人へ」のメッセージのもと、働く大人たちや、社会に出ようとする若者たち、色々な社会人に向けて愛と熱量を込めて描きたいなと思っております。とにかく、読むと活力になるような漫画を目指して「原作版エレン」は、noteに移行してもガシガシ更新してゆきます。

なにとぞ、応援お願いします。

サポートも嬉しいですが、よかったら単行本を買ってください!