2014年7月 Tierpark
西側のZooとは違い、やたらに広い東のTierpark。このときは夏休み中だったのに混んでいませんでした。むしろ広すぎて混みようがないというか。Zooは間違いなく混んでいたはずのよいお天気の日でした。コロナの感染が心配なこの時期にもおすすめかも。
動物がいる場所は、主に堀など目立たない方法で囲われているので、邪魔な柵がないのがメリット。自然で撮ったのでは?と思わせるような写真も撮影可能です。でも、動物がいる場所も遠いので、望遠レンズをお忘れなく。
それから、本当に広くて歩き回ることになるので、歩きやすい靴も必須。よい靴を履いていても疲れます。
一方のZooは、Tierparkに較べるとコンパクトに魅力的なものを集めている印象です。歴史もありますし、人気の動物園です。
なぜひとつの街にふたつ動物園があるのか(空港も複数あったりしますが)、背景を知りたければ下の本がおすすめ。安くはないですが読み応えがあって、その価値はあります。
戦争から戦後、それから壁の建設、崩壊と、歴史の舞台だったベルリンで、東西の動物園である時は協力し、ある時は張り合っていく過程がドラマチックです。
ちょうど偶然、このサイトで9月30日まで電子版が安くなっているのを発見しました!(Amazonは便利なのですけど、なるべく他のお店で買うようにしています)
ドイツ語のオリジナルはこちら。Amazon.deへのリンクはウムラウトが崩れて美しくなかったのでAmazon.co.jpへのリンクです。
私はカタカナ名から地名や通りの綴りを想像できずイラッとしてしまい、途中からドイツ語版を読みました。でも、日本語版ではドイツ語版にはないコラムで背景を解説しているので、内容は日本語版の方がよいかもしれません。