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ベルリン⇔ポルトガル キャンプ旅行(3) 2日目 一気にフランスへ
前日にベルギーの国境間際まで来たので、2日目は午前中にベルギーは走り抜き、フランスに入った。
ヴェルダン
そしてお昼過ぎに、ヴェルダンというムーズ川の沿岸にある要塞都市を訪れた。観光地ではあるし、沿岸にはお店もたくさんあって人もいるのだけど、路地を覗くとけっこう閑散としている。5月半ばなので観光シーズンではなかったけど、それにしても寂しいかな。
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少しだけ観光をし、路地を入ったところで、いい感じのパティスリーを見つけて休憩した。そして、また先を急ぐ。
デ シャントゥコック湖
この日は少なめの300kmだけ走って、目的地のパリとストラスブールの中間あたりにある、デ シャントゥコック湖のほとりに着いた。ここから数日は観光するところが多いので、距離はあまり稼がない。
ここのキャンプ場はけっこう大きい。中にレストランと、必要なものを買える小さなお店がある。
ここ10年ぐらいでヨーロッパのキャンプ場はどんどんグランピング化していて、冷房付きのバンガローが増えている。つまり、テントやキャンピングカー用のスペースがどんどん減ってきているということで、残念ではある。
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この規模のキャンプ場なら英語はまず通じる。ドイツ語を話す人が居ることもある。フランスでは英語が通じないことが多いけど、今回は小さいキャンプ場でも英語で大丈夫だった。この先、観光客が多い地域のツーリストインフォメーションで英語を話してもらえなかったのは笑ったけど。ツーリストインフォメーションなのにね…。
テントを立てて寝床を作ってから、湖のほとりの教会を見に行った。
デ シャントゥコック湖はフランス最大の人造湖だ。1966年に工事が始まり、1974年に完成した。作られた目的は、パリの水害を防ぎ、乾燥する夏場にはセーヌ川の水位を保つためだったそうだ。
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湖が作られたところには、かつて3つの村があった。だからこの教会は、湖畔のこんな場所にぽつんと建っているのだ。この教会の向こうに家々があったのだろう。今はここは鶴が南で越冬するために渡ってくる際の中継地になったり、湖でも自然が楽しめるレジャー地となっているようだ。でも、寂しい歴史である。
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試しに買ってみればよかったと後から思った。