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足助のおばさんと介護 71

一昨日、夫の友人4家族が集まってもちつきをしました。

子どもが小さいころからよく一緒に遊んだ仲ではありますが、一緒にもちつきというのは初めてです。事情は省きますが、4家族でもちをつくと、それぞれの家の事情がばれますね。男性陣は皆それなりにもちをついていましたが、手返しをしない女性は私一人でした。だって、やったことないんですもの。家でもちをつくときはおばあさんが手返しですから。

逆に考えると、手返しができるほど元気なおばあさんがいるのは、もはや我が家だけなんですね。亡くなったり病気だったりと、他の女性陣は自分がやらざるを得ない状況にあるわけです。果たして私は、幸せなのか。

「連聯」の本を、新婦人しんぶん読者みなさんとは、行きませんでしたが、ご近所のお3方だけ、贈呈しました。私が毎日家を空けて何をしているのか、直接おばあさんに話すより、ご近所から「本を書いているらしい」といううわさが流れてくる方が、おばあさんには効果的ですので。案の定お一人は、お電話をくださって、もう一人は、その方のお姑さんにも読んでいただいたらしく、お姑さんからおばあさんに直接「よく書けてる」と言ってくださいました。

おばあさんは、私が本を書いて稼いでいると思っているんで、それで、家のことは自分がやらなきゃ、と思っているみたいで、申し訳なく思う気持ちもなくはないんですが、おそらく、おばあさんがいなくなったら私も手返しくらいはできると思ってますがね。(2013年4月15日 記)

(元ブログ もちつき: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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