足助のおばさん 田舎暮らし 230
今年の三月には実家の父の七回忌を行いましたが、今年は我が家のおじいさん(夫の父)の十三回忌も予定していたのでした。
おじいさんの命日は九月であるため、例年十月に行っている「お仏事」と合同で行うところまでは夫が段取りをしていました。(今年の6月5日に記事があります)。ところがここにきて連日のコロナ報道で、おばあさんが「大丈夫だらあか」と心配を始めました。(誤字じゃないです。三河弁です)。おばあさんには「接待を伴う飲食業で新規感染者が増えているという」報道が「酒を飲む場でコロナがうつる」と理解されたようです。おそらくおばあさんのイメージの中に「夜の繁華街」というものは存在しないと思われます。
夫は、お経の後の宴席を通常ならマイクロバスで移動して料亭(と言うほどでもないですが)などで行うところを「家飲み」でやるから心配いらないと言っていますし、法事が近いため例年の「お盆」を省略するので、酒好きな夫の兄弟(妹のつれあい)で飲むのを生きがいのように楽しみにしているのです。
「親戚が仲がいい」というのは、実はなかなか難しいものであることを足助で暮らすようになって知るようになりました。近所でも「お嫁さんに遠慮して、家に娘家族を呼べない」というお家があるらしいです。(おばあさんの言うことですが)。
最近、コロナウィルスを地政学から読み解く文章に出会い、毎日新聞のデジタル版を契約しました。「2カ月110円」とあったのですが、よく考えたら明日で1カ月目が終わります。8月の終わるころにはもう少し状況が変わっているでしょうか。(2023年1月22日追記:「毎日新聞デジタル版」は、その後毎月1078円の定期購読を続けています)。