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Clubhouseが流行る3つの理由

みなさんこんにちは、すけ〜りょです。

最近clubhouse(クラブハウス)がめちゃくちゃ流行っていますね。

僕も2週間前に招待してもらい、毎日使っていますが非常にレベルが高いプラットフォームだと思っています。

今まで僕はstand.fmで収録した音声を配信したりしていましたが、ライブ機能は使ったことがなく、リアルタイムで声を使ってやりとりをするという経験はありませんでした。

今まで日本人のほとんどの人はポッドキャストのような音声のみのプラットフォームに馴染みがなかっと思うのですが、このclubhouseが流行った事で確実に日本に音声革命が起こっています。

現在は、#Clubhouse #Voicy #NowVoice #stand .fmなどの様々なプラットフォームが乱立してはいますが全てのプラットフォームが生き残る可能性は低いと思います。

これからは音声の戦国時代です。

個人的にどのプラットフォームが生き残るのかが非常に楽しみなところです。

だからこそ今回は、音声戦国時代のきっかけとなったクラブハウスがなぜここまで爆発的に人気が出たのかを考察してみました。

〈Clubhouseが流行る3つの理由〉

①招待制(closedな環境)

②フロー型でコメント機能がない

③普段聞くことが出来ない人たちの話を聞く事ができる


①招待制(closedな環境)

クラブハウスというアプリは招待制で、1人が2人までしか連れてくることができません。

それに加えて電話番号も必要になってくるので普通のSNSに比べて参入障壁が非常に高いのが特徴です。

また、現在はiPhoneユーザーしか使用できないアプリなので元々使える人数が限られる仕組みになっています。

このような点からClubhouseというSNSに元々参加できる人数が限られている点に加え、高い参入障壁を突破した人間がこのSNS内に入ることが許されるので非常にレア感が高い使用になっています。

そうすると、日本人の特徴である「レア」や「限定」に弱いのでそこの思考にフィットして爆発的に需要が伸びてもおかしくないと思います。

しかも、clubhouse内にいなければ覗くことができない仕組みになっているので実際に中で話されている内容が非常にclosedになっていることから、参加できている人の優越感を煽ることができます。

だからこそ、参加できない人にとってはより魅力的に感じる仕組みになっているわけです。

ちなみに余談ですが、このプラットフォームは1人が2人連れてくることができるので指数関数的に利用者は増えてくるはずですし、いわゆるモデレーターやスピーカーをたくさんしている人には招待券を多く持てる仕組みになっています。

このシステムなら今後確実に参加者を増やしていくことができますし、アンドロイドに対応した瞬間にもっとユーザーの伸びが期待できるので戦略としても完璧かなとも思いました。

②フロー型でコメント機能がない

基本的に今流行っているSNSは全てテキストベースのストック型です。

だから自分が発言した事や投稿内容、リプなどは全てアーカイブとして残されるのが基本です。

アーカイブで残っているから後で読み返したり、投稿内容をピックアップして新たな話題に持っていくことも可能です。

しかし、このClubhouseは話した内容がアーカイブとして残りません。

そこもユーザーの限定心を煽っています。

「もし参加していない時に面白い話をしていたらどうしよう」

みたいな人がいて、ずっとclubhouse内に滞在しているような人、いわゆる「沼」にハマる人もたくさん出ています。

あと、③に続く話ではありますが、今は芸能人やインフルエンサー、企業家がよく使っているように思います。

なぜここまで芸能人やインフルエンサーが積極的に使っているのかというと、

誹謗中傷やいわゆるクソリプが飛んでこないので炎上しないというメリットがあるということが大きいと思います。

また、一般的にユーザーも限られていますし、基本的にクローズドな環境、そしてアーカイブに残らない点からしても揚げ足を取られやすい人たちにとってはもってこいのSNSなので、ここが最大のメリットだと思います。

③普段聞くことが出来ない人たちの話を聞く事ができる

②でも書きましたが、今は普段聞けない話がすごく近い距離感で聞くことができます。芸能人であれば、楽屋での会話のような、企業家であれば企業家同士の飲み会の場に一緒にいるようなそんな感覚になります。

いわゆる有名人がテレビでは見せない素の顔が見えるのでそこには非常に価値があります。

あとは、自分の興味のある分野の話や近しい立場の人たちの話を聞くことで今後の参考にすることもできます。

このような点がメリットとして考えられることでしょう。

また、余談ですが僕の場合は声の遅延がこのアプリはほとんどないので、友人とのオンライン飲み会いをZOOMではなくClubhouseで行うこともあります。


まとめ

以上の3点が現在熱狂的にClubhouseが日本で流行っている理由だと考えられます。

実際日本ではこんな熱狂的に流行しているのですが、アメリカでは一部の企業家界隈でしか流行っていないらしく、日本人の特徴にこのプラットフォームがフィットしたと考えられます。

また、懸念点としては基本的にこのようなプラットフォーマーはユーザーが使うか使わないかによって価値が決まっていくのに加え、ユーザーの民度によってそのプラットフォームの品が決まってしまう点でしょう。

そこの部分に関して言うとClubhouseは非常に優秀なプラットフォームで、芸能人やインフルエンサーが積極的に使っている今はめちゃくちゃ有益なSNSであると言えるでしょう。

ただし、あくまでも「今は」です。

今後はどうなるかはわかりません。もしかしたらかつてのニコニコや2チャンネルと同じような運命をたどる可能性も十分に考えられます。

その点も含めて不安な点があるのであるとすると、芸能人やインフルエンサー、喋れる企業家などがいなくなってしまったらかなりカオスなプラットフォームになってしまうような気がしています。

ただでさえ喋りが下手な素人のroomは聞くに堪えないですし、悪用しようと思えばいくらでも悪用できそうです。

このSNSが今後ある程度の民度を保てないとコンテンツとしては覗き見コンテンツか出会い系コンテンツに今後なってしまうと予測できます。

そこはユーザー次第で変わっていってしまうところになるので、その部分をコントロールする術が運営側には必要なのかなと思いました。

兎にも角にも今は色々な面白い人たちの話を近い距離感で聞くにはめちゃくちゃいいツールですし、本当に疑問に思ったことに関しては直接その道のプロに聞くことがができる点ですごく優れています。

今は確実に使う価値はあると思うので当面自分も積極的に使用していきたいと思っています。

では、今日はこの辺で!

現場からは以上でーす!

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