
220423【東京NB-千葉L】初の共催……どころではない!
Yogibo WEリーグ 第18節@味の素スタジアム
2-3(1-0,1-3)
ハイライト
記録のはなし
※文中では東京NB→ベレーザ、千葉L→ジェフで表記します。
WE・Jリーグ初の共催という取り上げられ方が多かったですね。でも、ベレーザが2点のビハインドをひっくり返された時点で気づくべきだった!ベレーザは2014年以来の3連敗に、ジェフは同年以来の2点差逆転勝ち。ベレーザの逆転負けも調べればよかった……。

森監督が去って、主力が去って、5連覇の栄光が遠く感じる今日この頃。2020年の5敗や3位ですらも過去の成績と比較すれば、劣ってしまう。しかも、現状はそれを下回っている。
ベレーザの3連敗は2014年以来。2010年まではなでしこリーグのHPで日程も見られたが、それ以前は不明なので2009年の4敗の内訳がどうだったか。2004年以前を記載しなかったのは、1敗や無敗ばかりで、もはや載せて比較する意味がないと感じたから。1996年くらいまでさかのぼってようやく5敗していた気がする。
つまりもしもノジマ戦を落として4連敗なんてことになると、もう記録的なことになってしまうわけ。
ジェフが2点のビハインドから逆転勝ちを収めるのも、2014年6月15日伊賀戦以来。那須麻衣子とか懐かしい……。ケロンド・ナイトやタミカ・バット(タメカ・ヤロップ)もいるよ!ヤロップは今長谷川唯のチームメイトだよ!
よく調べたな自分……暇なのかな。
試合のはなし
ベレーザもボール持つけれど、女子バルサとの圧倒的な違いは、単純なボールワークのレベルと、ボール1個分の縦パスコースを通せるか・その度胸があるか。
観客視点でも外に空いている選手がいれば使えと思う人が多いけれど、敢えて空けていたり、優先度を落としているだけだったりするので、守備側としては使ってくれた方がむしろラッキー。外へ誘導したい、中を切ったつもりなのに縦パスを通される方が圧倒的にいや。それをやらないチームは怖くない。
ベレーザにそれがあったのは、先制した直後の2つくらい。それでも、藤野のゴール後に千葉にビルドアップのミスがあったので、そこを決めていればまた違ってはいたかもしれない。
ベレーザは森さんがいなくなって勝てなくなったが、INACは星川さんが戻ってきて勝てるようになったところを見ると、監督力の差は大きそうだ。浦和もそうだよな……。
ジェフは本当に成長を感じる。走力・ハードワークという信条には共感できるし、レポートを書くたびに言ってしまうけれど、頑張るチームから頑張って勝てるチームになっている。それって見ている人にとってもはとても大きいし、刺さる。いや、もちろんほかのチームが決して頑張っていないわけではないのだけれど。
前半は守備がハマらなかったと言っていたが、シャドーのどちらかが中盤の底を見るような恰好で、1-1-3-5みたいな形になってしまうのが良くなかったのかな?
大澤の1点目は最初の岸川の縦パスで右のスペースを使えたのが良かったけれど、ベレーザの左サイドバックは行方不明になり過ぎていた印象。2点目もズルズル下がるだけに。でも、そこで右を使わないで自分で決め切ったところが素晴らしい。3点目もあの時間に3列目がボックスまで出ていけるっていうのは象徴的なゴールだったのではないかな。
キャプテンも戻ってきたことで、残り3試合にも熱が入るだろう。3勝して欲しいけれど、エルフェン戦があるので、どちらも応援したいからこれは悩む。