家で過ごすことと、少しだけ手の込んだことをやること
世の中が外出自粛、家で過ごす流れになっています。
わたしも例外ではなく、リモートワークと外出自粛を本格的に始めて1週間が経ちました。
元々家にいることは好きな方なので、遊びに行けないなんて耐えられない!とか、家に籠りっきりなんてストレスが溜まる!なんていうのは特に思わず過ごしています。
が、基本的に効率の悪いわたし。家で仕事なんてできるのか?
気づいたら、ぼーっとして時間を無駄にするのではないか?
特技の「あとちょっとだけ」「これは後でやろう」を封印できるのか?
と、自分の行動が不安(不信)でした。
自分への不信感を持ちつつ、突入したリモートワーク、「なんだ、家でも仕事ってできるもんだな~。」というのが一番の感想です。
そんなわたしですが、家で過ごした一週間を振り返ってみることにしました。
ざっくり振り返る
意外といつもと変わらない。
ただ、時間の流れが通常よりとても早く感じます。
平日は一日中ほぼ同じ場所で、ほぼ同じ体制でパソコンをポチポチしてたら夕方になり。
休日は何をしたのかぱっと思い出せないくらい、気づいたら夜になり。
一週間をどう過ごしたかを書いてみることなんてできない、事件性のない日々でした。
でも、時間の流れがとても速く感じるほど、全く退屈してないのです。
もう少し深掘りして振り返る
この一週間で、普段の生活ではやってないと思えることがありました。
それは、なんとなく面倒臭いと思えるようなことをやってることが多いということ。
例えば、普段ならなんかもう適当に焼くだけの豚肉で、エノキ巻いてみたり。
爪楊枝を持ち出して、ドアのレールの隅の隅まで掃除してみたり。
玉ねぎをあめ色になるまで炒めてみたり。
この間すごく早起きして遠くまで行ってヘトヘトになったことを言い訳にしてそこら辺に置きっぱなしだった釣り道具を、ピシっと整頓したついでに、車の掃除をしてみたり。
あとは、いつもなら適当に負けて終わらせる5歳児との闘いごっこに本気で勝ちに行ったり、
ハギレを探してきてマスクを手作りしたり。
ちゃんと振り返ってみると、色々やってたことに気づきました。
少しだけ手の込んだことをするということ
特に書くほどのネタがないと思えた一週間を退屈にさせなかった理由はこれかもしれません。
普段は必須ではない「少しだけ手の込んだこと」をやったことで、結果的には普段はできないことができていて、小さな達成感がいくつか残り、なんとなく心にゆとりができたことで、わたしは充実した時間を過ごせていたということ。
わたしはこういうとき、「家にいるんだから、いつもより時間があるんだから、普段はできないことをやらなくては!」と意気込んで勝手に自分を追い込みがちなんですが、冒頭でも言った通り基本的に効率が悪いので、そういう自分で決めた目標を効率よくこなせないことがよくあります。
そして、結局やらないといけないことが全然できてない。ああ、ダメだな自分。と、自分で決めた目標のせいで自己嫌悪に陥ったりします。
ところが、今回は外出自粛に向けての心の準備がきちんと終わっていなかったため、意気込んでなかったのが良かったのかもしれません。
効率が悪い自分を改善することはわたしの課題だとはわかりつつも、実は実は、効率が悪く時間の無駄と思えるような面倒臭いことをやってる時間って心地よかったりもします。
あまり力を入れずに「少しだけ手の込んだこと」で心地よく自分を整えて、この逆境を充実した時間と思えるよう過ごしていけたらいいなと思えた一週間目でした。
そして初noteでした。