フォロワーシップ

私は卒論でフォロワーシップをテーマにしました。
書いたのは10年近く前になりますが、今でも悩まされてます。
私だけがどうこうするだけでは解決しないからだろうな。
一部修正が入ってますが、以降がその内容です。

はじめに

 近年、日本では年功序列や終身雇用が当然では無くなってきている。上司が自分よりも年下、同期が上司になることもあり、他部署だった人がいきなり自分の上司になったりもする。そんな中でも変わらないことは、部下として会社で働く私たちは上司を選べないということである。
 そのこともあり、上司に言いたいことも言えない等、上司との関係に悩む人は絶えない。では、上司との関係を良好に保つにはどうすればいいのだろうか。この問題を解決することはとても難しく簡単ではない。これまで企業が「リーダーシップ」ばかりに力を注いできたために、問題は解決できずにいた。組織の目的を達成するには部下であるフォロワーがついてこなければならないという点について見落としていたからである。そのことについて気付いた企業は、上司を支え誠意を持って意見を述べるという「フォロワーシップ」について注目している。上司にリーダーシップを求めるのと同じように、部下にもフォロワーシップが求められるようになったのである。
 まず、第一章では組織とは何なのか定義をする。第二章では組織の一員であるリーダーとフォロワーについて説明をし、第三章でリーダーシップとフォロワーシップを論じていく。第一章から第三章までは組織力につながる内容となっている。第四章はリーダーとフォロワーの人間関係を述べ、最後に組織目的の達成のためにフォロワーとしてすべきことを人間関係と関連付ける。

目次
はじめに
第一章 組織と組織力
 第一節 組織
 第二章 組織力
第二章 リーダーとフォロワー
 第一節 リーダー
 第二節 フォロワー
  第一項 フォロワーの定義
  第二項 フォロワーの選択
  第三項 フォロワーのタイプ
 第三節 リーダーとフォロワーの双方的な関係
第三章 リーダーシップとフォロワーシップ
 第一節 リーダーシップ
  第一項 特徴と特性
  第二項 発揮する状況
  第三項 モティベーション機能
  第四項 その気にさせる機能
  第五項 組織人格を植え付ける
 第二節 フォロワーシップ
  第一項 フォロワーシップの定義
  第二項 批判力
  第三項 リーダーを支えるにあたって
第四章 リーダーとフォロワーの対人関係
 第一節 信頼
 第二節 性格 (エニアグラム性格学) 
 第三節 関係づくり
おわりに
筆をおくにあたって
参考文献

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