作っております。ナカチョです。
outside / NORA
「囁くのさ、俺のゴーストが」
バトー
久しぶりの全曲サンプリングの「勢い」なアルバムです。
サンプリングはネタ選びとその加工の仕方で個性が出る手法です。原曲のイメージをそのままにするか、ないしは壊すか、その辺を考えるのも楽しいです。
今回、サンプリングに際して使用した元ネタのプレイリストがこちらです。
気になる方は聞いてみてください。
海外のものは実際どれもサンプリングといえばないわゆる大ネタなアーティストなのかな。
ロリータホロウェイなんて最たる例で、どちらかというと声をサンプリングされる方だと思うんですけど、この「Cry to Me」はイントロのピアノが「はい、もうこれです。これしかない」って気持ちでした。
ニーナシモンは元々大好きで、アルバムも結構聞いてたつもりだったんですけど、去年いった千歳烏山のジャズバーでこのアルバムを流していて、集まった友達と何の話をしてたか全部忘れて耳を奪われてしまいました。緩急のついたパワフルなピアノがい〜んですよ。
去年購入したSP404mk Stone Throw Limited Editionは(高かったのでフルネームで言いました)外観もさることながらやはりローランドサンプラーの「極み」を感じさせる機材でして、おかげさまでビートメイクが楽しいの何のって。
このアルバムを作るのに苦労したところ、というか日々悩まされてるところなんだけど、それは「14〜17時に何かをすることができない」という現象です。
現象とか言って大袈裟ですが、つまり昼飯食ったら寝ちゃう芸人なんです。上昇する血糖値、伴ってドアを叩く睡魔、を、優しく迎え入れるミー。気付けば夕方。
寒い、外出たくない、じゃあもういいか。みたいな。外に出てればこんなことはないんです。皆さん、昼に外出ましょう。時代はデイイベ。
「outside」なので写真は外。新宿二ヶ所。
緊急事態宣言中、冬の日。誰もいない東口で都知事が都民を励ましていた写真。ところでアルタの1階がスタンダードプロダクト入ってるの最近知って驚きました。便利で楽しい。
「創作こそが人生だ。みたいな格好をつけてる暇があれば手を動かせ。」
ナカチョ
「言い訳なし。年内に完成しなかったら音楽の機材全部売る。ゴミだから」とお互いを追い詰めて作ったEPがこちら「DEADLINE」。年内に完成はしたものの、リリースの手続きで躓いて年を跨ぐというプティハプニングがあったけど、まあセーフってことでteloboとNORA「音楽、継続!」
「音楽を続ける」ことが他の行為と圧倒的に扱いが違うのしんどいんだよな〜
そんなこと考えてたタイミングでにin the blue shirtさんがいい記事を書いてくれてました。
1曲目の「はじまり」という曲は、昨年teloboが太鼓奏者のリキヤという男と銀座のジャズバーで演奏した曲、そのリミックス。このリキヤという男が恐らく太鼓業界の中でも傾奇な方で、坂本龍一を好きな余り、ジャズバーで和太鼓とシンセのエクスペリメンタルなセッションを披露するという。そんな彼らのリミックスは、ここ数年でタンスの奥に隠れてたデモプロジェクトを横に並べるだけという、これまた大胆なアプローチで仕上がりました。
そんな「DEADLINE」共同製作者のteloboが去年引っ越した部屋がまあムカつくくらい綺麗でオシャレな物件でして。それに触発されていると自覚せずに買ったトグルスイッチの間接照明をつけながらYouuTubeでルームツアーを眺めている時に「あれ?俺、teloboのあの部屋にアテられちゃってる?」と気づきました。危うく近所の古家具屋でモダンチェアの名作のレプリカを10万で買うところでした。全く、熱くなるとすぐこれだよ。
同じこと話してるラジオ鍾乳洞。も、数えてないけど気付けば50エピソードくらいあるんじゃないでしょうか。僕声低いんでもうちょっとトーンアップするべきか、声量を上げるべきか、どうすればもっと綺麗な音声になるかなあ。じゃないんだよ、誰が一端のラジオDJだよ。
「在宅の仕事の時にちょうどいい」とご好評です。身内から。
こちらからお便りもお待ちしております。採用率100% です。
2回読むやもしれません。200%じゃん。