オリンピック

東京オリンピックの基本コンセプトのひとつに、「人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治、障がいの有無など、あらゆる面での違いを肯定し、自然に受け入れ、互いに認め合うことで社会は進歩」と書いてある。

このコンセプトは否定の余地がないものだと思う。ただ、オリンピックそのものがどんどん商業化され、数えられないほどの大企業がスポンサーになっている。スポーツの振興や世界の平和のため、ましてやアスリートのために大会が行われているのでないことは皆が気づいている。グローバル資本主義の象徴のような存在となったオリンピックに崇高な理念を掲げても、腑に落ちた感じがしない。

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