松本清張の小説の舞台41

本日は、光文社文庫プレミアム「分離の時間」に収録されている2編のうち表題作「分離の時間」である。「黒の図説」シリーズの第二話である。

探偵役である主人公は、広告代理店外交員である。舞台は、麻布狸穴町・京橋(主な舞台となる明和会館ビル)・品川・練馬・東京タワー横・芝の都電通り・麻生市兵衛町(現・六本木)・虎ノ門・日比谷・横浜(殺人事件の現場)・九州R県・大阪・有楽町(コーヒー店)・神奈川県・赤坂台地・Oホテル(ホテルオークラ?)・議員宿舎・甲州街道・神宮裏・銀座・八重洲口・宮城前・広島・神楽坂・北陸・池袋・代々木・名古屋・大阪・東大久保・渋谷・道玄坂・百間店(ひゃっけんだな)・青山・赤坂である。男性同性愛・タクシーの乗車拒否・徳とする。「時間の習俗」は男性同性愛、「指」は女性同性愛を扱っている。

175p「色の白い、肉づきのいい女店員」清張氏の小説にはよく出てくるタイプである。各作品でじっくり調べてみたいが、とりあえず問題提起だけしておく。

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