松本清張の小説の舞台28

本日は、角川文庫「聞かなかった場所」である。「黒の図説」シリーズ第七話。

主人公は、農林省食糧課のノンキャリアの係長(作品中で課長補佐に昇進)である。公務出張の宴会中に電話で東京に呼び戻される設定は、「中央流沙」に似ている。

舞台は、神戸・八王子・杉並・三ノ宮・代々木山谷(現・代々木)・東村山・須磨・明石・山鹿・原宿・山形県・中野区東中野・京橋・神田・石川県・山梨県・長野県富士見町字立沢・新宿駅・小淵沢駅・富士見駅・八ヶ岳・府中の古い寺・北海道登別・伊那・高遠・飯田・茅野・香港・マカオ・台湾である。

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