アラフィフ、TOEIC再受験への道①
まずは弱点を知る
前回の投稿でお話したように、2025年2月にTOEIC受験を決意。
決意だけでなく、実際に10月に入ってから勉強を始めた。
「やります詐欺」になりたくないし、なるつもりはない。
勉強を開始するにあたってまず考えたのは、自分の弱点を知ること。
得意なことを伸ばすことは簡単だけど、弱点を少しでも克服しないと点数は伸びない。似たような傾向の問題でつまづく。
とりあえず力試しに、TOEIC対策アプリでリスニング問題を何問か試してみた。2020年にある程度勉強した時も気づいたけど、今回改めて弱点が見えてきた。
イギリス英語のアクセントが苦手なのだ。アメリカ英語のアクセントに慣れている分、イギリス英語独特の発音がどうも聞き取りづらい。
口をはっきりと開かないイギリスアクセントは聞き取りづらい。前職の上司はイギリス英語を話す人だったから、イギリス英語に対するリスニングは上達したかなと楽観視していたけど甘かった。まずはイギリス英語のリスニング対策が、必要なことがわかった。
基礎から向き合う
4年前と今回ダウンロードしたTOEIC対策アプリの中には、「英単語○○〇点レベル」という項目がある。一番下のレベルは400点だ。前回800点取れたから、400点レベルの単語をチェックする必要はない。
そうは思わなかった。
ご存知の方も多いはずだろうけど、英単語は1つで複数の意味を持つ特性がある。
例えば、rightは右だけでなく権利、正しいこと、正当という意味もある。
私が普段頻繁に使っている単語でも、見落としている意味がある。なので400点レベルからチェックすることにした。
チェックしていくうちに500点や600点レベルの単語で、「普段この意味で使わないな」というものがポロポロ出てきた。
そのことを恥ずかしいと思っていない。むしろ、「この単語のこの意味に気づけて良かった」という発見があった。そして良かったで終わるだけでなく、ノートに書き留めて時間がある時に徹底的に頭に叩き込む。それをテスト当日まで繰り返す。シンプルだけど、この方法が私には効果的なのだ。
短距離走でなく、マラソンペースで勉強する
何故2025年2月に受験することにしたの?と思う方もいるでしょう。
まず理由として、短距離走のペースで準備をしたくない。TOEIC受験に関してはブランクがあるから、マラソンペースでじっくりと準備をしたい。
自分の状況をあれこれと考えた時に、3つの具体的な思いに辿りついた。
①若い頃と違い、アラフィフの今では、脳の許容範囲が低下している。来月や再来月のテストに向けての詰め込み勉強では、絶対的に時間が足りない。付け焼き刃の状態で受験したくない。準備万端で試験に臨みたい。②ある程度の準備期間を設けることで、弱点が分かってくる。弱点=伸びしろだから、試行錯誤で対策を打つ。③2025年1月の試験も考えたけど、年末年始の忙しい中で自分の集中力とモチベーションを保てるか疑問に感じた。なので少し余裕を持って、2月受験を決めたのだ。
そして今回の勉強を通して、もっと英語力を伸ばしたいのだ。勉強という行動自体が久々だから、なかなかエンジンがかからない時もある。なんだかんだ言っても底辺にあるのは、職場でもっとネイティブに近い表現を使いこなしたいし(特にライティング!)、外国人の友人たちとのコミュニケーションを楽しみたいという気持ちなのだ。
英語は私にとって生涯学習。「このレベルで満足です」を体験する日が来るのかな。
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