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心を綴るということ

noteを始めてから、30日経過した。
胸にある思い、感情、戸惑い、違和感、喜び、迷い、躊躇そして自分の現在地を知るべく吐き出すように書いた。



ライティングセラピー、という言葉があるそう。正に記事は私の胸にあるそのままを、迷いながら怒りながらの告白。



後で読み返してみてどこかで、
親に向かっていうことか、とか
親が元気なだけで幸せじゃない、とか
親孝行できていいじゃない、とか
真っ当な意見は出るだろうなと思えた。



文面だけでは
伝わらない匂い、感触、温度に遭遇したことない人はそう思うかもしれない。



うちのママの場合でなくても。



ニュースやネットにあふれる介護の記事たちの中で、その大変さの受け取り方は
十人十色。


そしてこの課題はここまでやったら完了とか、どこまで出来たら終了はない。




ママを笑顔にしようとすれば私は疲労し、
私が笑顔になるために、外出頻度をあげてひとり家に置いていくとなれば、ママの悪化スピードが上がる。


それでも、またYouTubeの中で
ズボラに愛を持って、そして介護する自分にも愛を
という事を言っている医師がいた。



結局、私が笑顔で居られなければ
ママはもちろん笑顔にはなれないのだ。



介護の生活に追い詰められ、殺めてしまったり傷害事件になってしまったり、共にこの世を去ってしまったりするニュースが後を絶たない。
目にする度、えっ。。。と声が出るほど切なく痛ましい。




親が元気なだけでいい?
親孝行出来るだけいい?
本当に?



願わくば、こうなる前の状態に戻れたらと切に望む。



それでも季節は巡る。
ソメイヨシノは終わり、八重桜、クレマチス、躑躅が咲きだした。


私もママも人生の残り時間も、その分少なくなっている。時間は止められない。



だから、
毎日の中に望みを
1日の中に祈りを
今この瞬間の中に喜びを
見つけながら、探しながら、
生きていきたい



その喜びを、
戸惑う姿が誰かに共感を、
怒る私が似た状況の誰かの勇気を、
変化させるチカラになって
少しでも、届けばいいなと思う。



そして
いつか介護で苦しむ人が少ない世界になったらいいのに、と心底思う。







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咲く麦茶
これからも人の心に何かが灯る記事の為と猫のために大切に使わせて頂きます(*´▽`*)