ベルバードリーグ決勝振り返り😊
1.初めに
新年早々の1月3日、第6期ベルバードリーグの決勝に行ってきました。
決勝4回戦の結果は、1着、3着、4着、3着で、トータル3位でしたー💦
決勝戦を制したのは、初戦2着からの3連勝でほぼほぼ完全試合で、「アライさん」が優勝🏆
アライさん、おめでとうございます!!👏
記憶が定かなうちに、自分の手牌を中心に、かつ、トップを取れた1回戦を中心に😉、対局の振り返りをします!
負けて悔しがるだけではなく、次につながる反省点を見つけるんだもんね!😤
2.一回戦
ということで、一回戦から〜👨🏫
①新年初配牌対決⚔
ま、こんなもんでしょ。小吉
赤はあるけど厳しい。末吉
タンヤオは見える。吉かな。
タンピン三色が見える!?中吉だわ。
とりあえず、初配牌対決は、アライさんの勝ち!!
優勝者は、初配牌から違いますなー😑
◯東1局 試合開始
黒子Aさんからの先制リーチに、アライさんが追っかけて、黒子Aさんから一発でロン上がり!!
アライさん「ロン」
裏ドラは乗らなかったものの、リーチ、一発、タンヤオの5200点。
上々の滑り出しだが、ニコリともしないアライさん😑 気合いの現れか、もしくは、まだ緊張しているのかな。
でも、2軒リーチに競り勝ったので、内心はきっとほっとしていたはずだ。
かくいう自分も、親かぶりせずに原点持ちで東2局に入れたので、まずまずのスタートだなと感じていた。
黒子Aさんには申し訳ないが、
「初戦ラスだけは避けたい・・・」
ほっと胸をなでおろし、イーシャンテンだった自分の手牌をそっと卓に流し込んだ。
「あっ・・・」
言い忘れていたことがあった。
アライさんは、第2期絆リーグでは「ウラノルズ」の所属となる。確認した訳ではないが、オンラインサロンの名前の横に、アライ〝ちんかう″【ウラノルズ】と書いてあるので間違いないだろう。
そんなアライさんがリーチをかけて上がったのに、裏ドラを乗せなかったのだ!!
【ウラノルズ】の特攻隊長ともあろうお方が、そんなことでよいのか!?
いや、ダメであろう😤
やはりここは、「ウラノルズなのに、裏ドラ乗せなくてよかったんですか?」😏
と軽い煽りジャブを打っておくべきだったのではないか、、、。
しかし、『時すでに遅し』。
それは、すでに牌を流してしまった後だったからだ・・・。
※牌を流した後に訂正できるか問題
牌を流した後では、一般的には、符計算や点棒受け渡しの訂正や、フリテンの指摘などは出来ない。
例えば、2000.4000と申告して点棒をもらって牌を流したあとに、「やっぱり、3000.6000でした」というのは出来ないのである。
もちろんお店の対応にもよるが、結局は水掛け論になり、ややこしい話になるので、基本的にはダメだと考えておくのが無難であろう。
そういったことがないように、アガリが発生した際には、牌を流す前に、次のことをチェックしよう!
・点数申告が正しいかどうか
・点棒の受け渡しが正しいかどうか
・そもそもノーテンではないか
・フリテンロンではないか
ちなみに、Mリーグは映像対局であり、誤りを映像から確実に確認できるため、点棒授受の間違いの訂正などが行われている。
ふと思い出したが、自分が20歳すぎの頃に通っていた渋谷のノーレート雀荘での話をしよう。
まだ点数計算は完璧ではなく、符計算を間違えて申告した時の話だ。
牌を流した後に、常連のお兄さんが
「牌を流した後だから、訂正はできないけど、」
と、わざわざ前置きを述べた上で、
「さっきの符ハネしてたから、1000.2000じゃなく、1300.2600だったね😏」
「・・・🤔(なるほど。)」
「おれは教育的だから、牌を流した後に教えてあげるんだ😏」
「・・・🙄(ほぉ。)」
別に、このお兄さんに対し負の感情をもった訳ではない。何となく印象的で、20年ちょっとたった今でも覚えているだけだ。
まぁ、教育的かどうかは甚だ怪しかったが、
「今では、立派に点数計算が出来るようになりました。」😌
このように、勉強も麻雀も、育った環境は人それぞれである。
ただひとつ確実に言えることは、巷の雀荘の少し意地悪なお兄さん😏から習うよりも、ベルバードで、とりパパから点数計算を習った方がどれほど良いかということだ。
ちなみに、言うまでもないが、「煽り」はマナー違反だ😅
ただ、北四巡(ペ•ヨンジュン)の使い手であるアライさんに対してなら、心の中で少し煽るくらいなら許されるだろう。↓ ↓ ↓
◯東2局 電光石火
この局の自分の配牌↓
軽い仕掛けが多い自分でも、さすがにホンイツを目指す。ポンポンしていってのホンイツトイトイか、鳴けなければ、ホンイツチートイ狙いか。
とりあえずは、9p9mと、要らない色の端牌から切り出していった。
巡り合わせ良く北、7s、東と、立て続けにポンポンでき、
4センチのイーシャンテン!
すぐに5sを重ねてのテンパイ!
そして、即ツモ😆
わずか7巡での3000.6000であった!
幸先の良いスタートに、
「今日は行けそうだな😎」と感じずにはいられない。
しかしこれは、激しい乱打戦の序章にすぎなかった、、。
◯東3局 真骨頂!
アライさんが親で、自分が西家の7巡目
萬子を払っていけば、メンピンもしくはメンタンピンのイーシャンテンだ。索子部分が三面張であり、なかなか良い形だ。
通常なら1mを切ってタンヤオを狙いつつ、萬子の677の形はそのままで、目一杯に構えるのが良さそうだ。
しかし、ここでは打6mとした。
これには理由がある。
①ホンイツ気配
まず前提として、親のアライさんが
5巡目にカン3mをチーしていた。
南、9p、2p、5pと筒子をバラ切りしてからの、カン3mをチーして打9s。
タンヤオなら5pの出が早すぎる気もするので、ホンイツか、役牌アンコのドラドラ的な形か。
②アライさんへの信頼感
アライさんは、チーしてタンヤオのみのリャンシャンテンみたいな、遠くて安い仕掛けはしない。鳴いてもそれ相応の打点が入っている。
③萬子待ちは弱い
アライさんが萬子のホンイツなら、萬子待ちが残ると最終的には出アガリがしづらくなる。
なので、萬子を払って、筒子、索子のピンフでアライさんの親を流しに行こう!
④どの萬子から切るか
本当は、1mから切りたかった。
しかし、前局ハネマンを上がってトップ目にたったのと、アライさんの圧に負けていたのとで、気持ちが引き気味になっていた。
さらに、アライさんが1mをトイツで持っている可能性が高かったので、7mをアタマ固定して打6mとした。
⑤1mトイツ?
1mトイツと考えた理由は、カン3mのチーの時の晒した場所だった。
ここから、カン3mをチーした時に、対面の自分から見て右端に牌が2枚残っていたからだ。
「端の2枚は、1m?🤔」
※手出しツモ切り
自分は、人の手出しツモ切りはほとんど見ない。ベタオリしている時にたまに見るくらいだ。どのように牌を並べているかなんて、人それぞれ、その都度違うから、不確定情報は極力取り入れないようにしている。
むしろ、今回のように変に縛られて、自分の手を曲げてしまうこともある。
別の観点から考えれば、放送対局ということもあり、見えやすいようにアライさんが並べていたのかも知れない。そうだとするならば、そこを逆手に取るようなことは本来すべきではない、かもしれない。
「今回はたまたま見ちゃったんで、許してね😉」
「げっ、生牌の白が来た😱」
「アライさんの呪いか、、😞」
普段なら切り飛ばして行くのだが、弱気になっているので、打4m。
1mを残すと、チーしてタンヤオに行くルートがなくなるが、ここは安全運転でいこう。
「ピンフのテンパイが入った時のみ、白を切ろうかな・・・😔」
そんなこちらの心配を露知らず、
アライさんは、「1m😤」
そして、「白😤」と
続々と必要牌を引き入れて、高め親マンのテンパイを入れてしまったのだ!
止めても止めても必要牌を引いてくるアライ大明神!!
「いや、鷲巣かよ!?😡」
そこに立ち向かうのは、ナカミナミさん。
萬子のホンイツ気配の鷲巣さんに対して、9m、5mと切り込んでいく。
「ナカミナミサン、アナタダイジョウブ?」
「アライサン、ホンイツヨー、オヤヨー」
死地に足を踏み入れていくナカミナミサンを横目で見ながら、逃げまどうのっぽ。
、 、 、
、 、 、
、 、 、
「はっ!?🧐」
ふと我に帰ったのっぽ。
アライ大明神の呪術から一瞬だが解き放たれた。
「こういう時の中南さんは、高い手が入っているんだった。」💦
過去何度もこういうシーンを見てきたじゃないか。最低でもマンガンのテンパイが入ってるぞ😱
しかしアライさん、自身のホンイツに気を取らせて、あわよくば脇のド級テンパイへの生け贄にさせようとは、、😱 話術だけではなく呪術まで身につけてしまったか、、、🧙♀️
「こりゃ、今日は手がつけられないかも💦」
果たして、二人の戦いの結末は、、!?
アライさん「筒子か、、、。残念。」
最後のツモ牌を河に置くアライさん。
中南さん「ロン、12000。」
なんと、タンピン一盃口赤赤ドラドラのダマっパネだった😱
点数を確認したアライさんは、自身の手牌をパタリとふせた。
そして、1万点棒と5千点棒を綺麗に揃えて卓上に置いた。
「気丈だな、アライさん😌」
まさか、ツモって倍満の手がダマで入っているとは、さすがに予想していなかったであろう。
一回戦目とは言え、この放銃は相当に堪えたはずだ。
恐ろしや、中南さん!
そして、これがA1リーグに初期から居続ける中南さんの麻雀だ!!
◯東4局 起死回生
前局、12000点を放銃して意気消沈のアライさん。さて、この手をどう仕上げる?
ホンイツも見えるが、チートイやトイトイにもなりそうだ。
東を重ねてチートイツのイーシャンテン。
8pを払って、一気にホンイツに行くルートもあったが、チートイツの受けを残す白切り。
「妙手だな😌」
正直、白を引いてきたら結構イタイ😧
持ち点が少ない中、本当なら8pを払ってホンイツに身を委ねるのが一番楽だ。
ただ、この時点ではトイツ系の手を捨てずに、白を切って、ぐっと堪えて、ツモ神様にお伺いを立てたのだ。
そんなアライさんに牌が応えた!
8mをツモッて〜↑
中をポンして〜↑
3mをツモッて〜↓
これで14m待ちの、中ホンイツ3900点のテンパイだ!
しかし、こんなところでとどまるアライさんではない😤
この後、2mをポンして、このテンパイ↓
これに、前局アライさんから12000点をアガッた中南さんが飛び込んでしまった😱
ちなみに、東は1枚切れだ。
なお、アライさんの捨て牌は、↓↓
赤5pが光るものの、必ずしもホンイツに見える捨て牌ではない。
守備的に打っていた自分ですら、
「ホンイツ確率30%くらいかなー🤔」
と思っていたくらいだ。
意識した訳ではないだろうが、8pのトイツを落とさずに、発や白の役牌を先に切った効果がここで現れた!
アライさん「ロン。12000。」
12000を放銃した直後に、12000を取り戻せたことは、すごく大きい!!
アライさんにとって、いや、中南さんにとっても、決勝戦の分岐点となる一局であった🕵️♂️
中南さんとしては、自身の手がタンヤオのみの愚形のイーシャンテンだっただけに、この放銃はとてつもなく後悔したであろう。
いや、それよりも、焦らず、騒がず、落ち着いて、手を作りにいったアライさんの打ち回しが良かった!
「素晴らしい!!😎」
◯南場
南場は若干点棒の移動はあったものの、東場の順位そのままに終局を迎えた。
のっぽ「ふぅ〜。トップ守れた〜。」
初戦トップはデカイ!!
この時はこのまま優勝までいけるかと思っていたが・・・。
3.二回戦
ここまで読んで頂いた皆さん、おつかれさまでした!
一回戦目だけで、すごく長くなってしまったので、途中で脱落した方もいらっしゃることでしょう。
ということで、ここからは、超ハイスピードでまいていきます💨
さて、なんやらかんやらあって、東4局、ラス目のアライさんの親番
6巡目、赤なし、ドラなしのピンフテンパイ。
親番だし、リャンメン待ちだし、当然のリーチ!!
最後のツモ番でツモッて
裏裏⁉️
単なるピンフが4000オールに化けた!?
やはり【ウラノルズ】の特攻隊長は伊達じゃない。
そして、一回戦目、東発での失着を悔いた😔
「あの時、煽らなかったから、
こんなことに、、😢」
このアガリをキッカケに、ラス目に沈んでいたアライさんが復活した!
アライさん「カン!!」
アライさん「わっ、赤ウーピン😍」
リンシャンから赤5pを引いて〜
アライさん「ノリノリーチ!!😍」
8mと北のシャンポンリーチ〜
そして、吸い込まれるように
一発でアタリ牌の北を切ってしまう中南さん😭
そして、アライさんトップで迎えたオーラス。
のっぽが東家で、点数状況はこうだ↓↓
アライ 38500
のぽ 26700
中南 18500
黒子1号 15300
親マン上がればトップで、逆に中南さんにマンガンツモられると3着になる点差。
8巡目、3着目の中南さんからドラドラのリーチがかかる。
「行くべくか、おりるべきか?🤔」
掴んだ、、、↓
降りるにしても、6s1枚しか現物がない、、。真っ直ぐ行くなら赤5pだが、、。
のっぽ「8m😨」
中南さん「ロン。5200」
ふわりと8mを切って、ふわりと5200点を放銃した。
三回戦、四回戦でのアライさんの猛攻はともかくとしても、自分のベルバードリーグ決勝での敗因は、この一打だった😨
ここまで、放銃ゼロで来ていただけに、何となく切ってしまった牌での振り込みが精神的に堪えた、、、😔
4.三回戦〜
ここからは、アライさんの独壇場だ!
親での3連続アガリを含め、東3までで4回のアガリを決めるアライさん。
「このままではヤバい!!😱」
トータルポイントでは、挽回不可能なくらいに離されてしまった💦
東4局の最中は、アライさんとのポイント差のことだけを考えていた。
◯現状(アライさんトップ、自分3着)
このままの順位で三回戦が終われば、
アライさん127.4pt
のっぽ25.3pt
となり、その差は102.1pt。
アライさんとはトップラス条件で相当厳しくなる。個人的にはトップラス条件は、自分に都合よく考えた条件で、現実的な条件ではない、と思っている。
なぜなら、24通りある着順パターンのうち、わずか2通りしかない。単純計算で8.3%だ。実際には、アライさんはラス回避、又は、他の選手をトップに押し上げれば良いので、もっと薄い確率であろう。
もちろん、この半荘で、自分が2着、またはトップになれれば良いのだが、現状、2着目の中南さんまででも17900点差ある。ましてやトップ目のアライさんとは、28100点差だ。
親番で連荘すればという希望的観測を排除すれば、かなり厳しい点差だ。
そこで考えたのは、
「中南さんにトップをとってもらおう!」と。
自分が2着やトップに上がるより、現状親番でトップ目と9800点差の中南さんがトップになる確率の方が、点差を考えればよほど高いだろう。
なので、メンピンドラの先制リーチのチャンスにもリーチをかけなかった。
中南さんの手を止めたくなかったからだ。
でも、これはやりすぎたな↑↑↑笑
(上がらず1m切りました、、)
ダマテンでツモ上がることは打点的にないとしても、リーチしてハネツモチャンスもあったから、今思えばリーチしとくべきだったかとも思う。
もしくは、6p切りのフリテンリーチして、高め三色の裏1倍ツモチャンスにすべきだったか。
この結果はまさかの中南さんの一人ノーテンという、最悪の結果に、、、💦
やっぱり、他力本願は良くなかったか💦
◯南3局
何ごとも起きず、一局一局とアライさんの優勝が近づく中、南3局、黒子1号さんが、アライさんから親マンを上がった!
希望の光が差し、場が沸き立つ!!
この点差が↑
この点差に↓
これで黒子Aさんがトップ目に❗️
なんとか、アライさんを2着以下にしたい!
しかし、みんなの努力も実らず、アライさんがこの手を上がって、THE END😨
正直、四回戦はほとんど記憶にない、、。奇跡の大逆転を狙って国士を狙ってみたり、見逃しをしてみたり、やれることはやったつもりだが、アライさんの牙城が崩れることはなかった。
オーラスは、全員が牌をふせて終局した。
そして、ここに第6期ベルバードリーグ戦のチャンピオンが決定した!!
おめでとう、アライさん!!㊗️🏆
「この借りは、今期のベルバードリーグの決勝で」と言いたいところだが、目下16戦10ラス中でマイナス400ptオーバーと降級当確㊗️状態ではねー😭
ま、長いこと麻雀やってれば、こういうこともあるでしょ😌
焦らず騒がず、メンタルトレーニングだと思って、普段通り打ち続けるのみ😤
それはそうと、
、 、 、
、 、 、
、 、 、
「決勝負けたの、くやしー!!😣」
おしまい。