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麻雀/スムーズな点棒の払い方(初心者向け🔰)
こんにちは、のっぽです。
今日は、「スムーズな点棒の払い方」について書きます。
1.はじめに
麻雀の点棒は、
🟥1万点棒1本•••10,000点
🟨5千点棒2本•••10,000点
🟦千点棒4本•••4,000点
🟩5百点棒1本•••500点
⬜︎百点棒5本•••500点
の合計13本で2万5千点分入っています。
これ以外に⬛️黒棒が2本入っていますが、この黒棒は1本1万点で通常の支払いには使わず、合計2万5千点以上失点して普通の点棒での支払いが足りなくなった場合に使います。
![](https://assets.st-note.com/img/1650466100627-ZTmebZ50Bq.jpg?width=1200)
点棒は、なるべく効率よく、自分のリーチ棒分の千点棒がなくならないように支払うのがスマートです。
スーパーでお買い物をするときに、なるべくおつりの硬貨の枚数が少なくなるように支払いますよね。あれと同じ感覚です。
ま、よほど効率の悪い払い方じゃなければ、何でも良いんですけどね😙
大事なのは、「点棒の受け渡しを正確に行うこと」です😎!!
2.支払方法(代表例)
※以下、支払い例の画像をのせますが、画像を見やすくする関係上、卓の真ん中付近に点棒を置いています!本来は、お互いに相手の手元(四隅)に置くと、取りやすく、しまいやすいので良いです。
⬜︎8,000点放銃
①1万点棒で払う
➡️おつり2千点(千点棒2本)
(1万点棒がなければ、5千点棒2本で)
![](https://assets.st-note.com/img/1650466555503-580fG5AE8E.jpg?width=1200)
⬜︎3,900点放銃
①5千点棒1本
➡️おつり1,100点(千点棒1本と百点棒1本)
![](https://assets.st-note.com/img/1650495623236-KIt5zWQVau.jpg?width=1200)
②1万点棒1本
➡️おつり6,100点(5千点棒1本、千点棒1本、百点棒1本)
![](https://assets.st-note.com/img/1650495729932-sVxT2BoPLX.jpg?width=1200)
③千点棒4本
➡️おつり100点(百点棒1本)
![](https://assets.st-note.com/img/1650495872763-xeecI4Y85y.jpg?width=1200)
この千点棒4本払いは、自分が千点棒を7〜8本くらいは持っている時に行いましょう!
東1局でこれをやると、
「(リーチ棒なくなるけど、大丈夫?)😨」って他の3人から確実に思われます笑
④ピッタリ払う、、、😰
3,900点の支払いを、千点棒3本と5百点棒1本と百点棒4本の合計8本使って払う方法です。
これは、飛びそうで5千点棒や1万点棒がない時や、相手が千点棒や百点棒など細かい点棒を全く持っていない時以外にはおススメできません。
⬜︎ツモ300、500など
300、500のツモや、700、1300のツモの時は、あまり細かいことは考えずに、ピッタリ払えば問題ありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1650497311946-rLIdkRAhnf.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1650497538054-D06ZOuzPxU.jpg?width=1200)
結果として、一人に5百点棒や百点棒が集中することもありますが、それはそれで問題ありません。5百点棒を3〜4本持っている人はいつでも両替できるように心の準備をしておきましょう。
たまに東パツで400、700をツモ上がった際に熟練者やメンバーさん(店員さん)は、他の人の支払い方をみてテクニカルな支払いをするときがありますが、個人的には普通に支払ってもらった方がありがたいです。その方が点棒の受け渡しがスムーズで時間短縮になります。
⬜︎2500点バック(ニーゴーバック)
イチサンニンロク(1300、2600)やニーロクオール(2600オール)の場合は、2600点ピッタリで払うか、5100点渡して2500点のおつりを受け取る(ニーゴーバック)のが主流です。
この時のニーゴーバックは普通なのですが、7700点の出上がりをした際に、10200点を渡して2500点を受け取ろうとする人がたまにいます。正直、わかりづらいのでやめた方が良いですね。
しかも、この払い方をする人は大体無言で渡してきます。ニーゴーバックわかりますよね?みたいな感じで😅
普通に1万点棒でニーサンバック(2300点のおつり)で十分です。
3.点棒を置く場所(支払い時)
点棒は卓の四隅に置くことが多いですね。そこだと、牌を卓に流す時も邪魔にならないですし。
![](https://assets.st-note.com/img/1650599966452-MdvjzGaGWn.jpg?width=1200)
こういうところや⬇️
![](https://assets.st-note.com/img/1650601669332-ek1IhLyhD7.jpg?width=1200)
こういうところ⬇️は、やめましょう!
![](https://assets.st-note.com/img/1650601718029-26B1QJBGUG.jpg?width=1200)
牌を流す時や牌を上げるときに、点棒が卓内に入ってしまい、卓トラブルになってしまうことがあるからです。
⬜︎点棒の置き場所(テンパイ料の支払い)
●自分と対面がノーテンの場合
➡️右側の人に1,500点を支払う。
これは、卓内の全員が右利きの場合、右側に置くのが体の動きとしてスムーズだからです。
対面さんが左利きの方の場合には、早いもの勝ちです。(笑)
●一人ノーテンで千点棒が足りない場合
➡️5千点棒を卓の真ん中にでも置きましょう。
特に「千点棒ないんで、、」とか言わなくても大丈夫です。
あとは、他の3人に任せればOKです。
千点棒をたくさん持っている人が千点棒4本を出して、5千点棒を持って行ってくれるはずです。
あなたは、残った千点棒4本から2本取り、他のテンパイ者2人が1本ずつ取っていけば、支払いの完了です。
なお、5千点棒をとっていった人が、2本、1本、1本と、千点棒を配ってくれるパターンもあります。
とにもかくにも、4人全員で協力してスムーズに支払いを完了させましょう。
⬜︎トラブルメーカー①「手前に置く」
主に対面同士で起こりやすいトラブルですが、支払う点棒を相手の手元に置くのではなく、河と相手の手牌の間など手を伸ばさないと若干取りづらい場所に置くパターンです。
●放銃者「(ちっ、振り込んじまったぜ・・・)」
●点棒を手前に置く
●和了者「・・・。(届かないんだけど😤)」
🔼実際には手を伸ばせば届くけど、取らない。
●放銃者「・・・。(なんで取らないの?)」
🔼たぶん、悪いとは思っていない。
●他の二人「・・・。(どっちでもいいけど、早く取ってくれよ・・・。)」
🔼🔼どっちもどっちと思っている。
1回くらいならたまたまってこともあるんですが、これが続くと卓内がどんどん険悪化していきます笑
そして、、、
●和了者「・・・。点棒遠いんで、もっとこっちに置いて😤」
と言うと、さらに険悪化が進みます、、😨
なお、トラブルメーカー上級者になると、「捨て牌の上に点棒を置く」という高度な技をも駆使してきます笑
良い子はマネしちゃだめですよーー👨🏫
でも、対面同士なら、本来は卓の真ん中で点棒をやりとりするのが、お互いの距離的には公平ですよね・・・🤔
まぁ、ボタンとかいろいろ押しちゃいそうで現実的ではないですが。
自分自身は、点棒をもらえるなら、手の届く範囲ならどこでも有難く頂戴します。意図的に意地悪して手前に置く人もいるかも知れませんが、もしかしたら、体が硬かったり、不自由だったりで手を伸ばせない人かも知れないですからね。
とにもかくにも「点棒、ごっちゃんです!!」
⬜︎トラブルメーカー②「投げ銭」
よくマナー面で問題になるのがこれですね。
「点棒を投げられた」「点棒の払い方が乱暴だった」とか。
もちろん、優しくスマートに払うのが良いんですが、麻雀って4人の人間が集まってやるゲームである以上、負け続けたり調子が悪いと、点棒の置き方が強めになったりするのは、ある程度は理解はできるかな😎
この前、とある雀荘でこんなことが⬇️⬇️
朝9時30分から卓を囲む麻雀バカたち
自分、お客①(おっちゃん)、お客②、スタッフ
この面子で3半荘打ちました。
最初は普通に打っていましたが、3半荘目あたりから変化が!?😨
おっちゃんがスタッフに点棒を渡すとき、手元に置くのではなく、5~10㎝くらい上空から、ポイっと放るのです。
自分やもう一人のお客さんへの支払いは普通に置いていて、明らかにスタッフに対してだけ「投げ銭」をしていたのです。
なんか、これだけ聞くと、「マナーの悪いおっちゃんだな」って話なんですが、実際にはこんな経緯が🤔⬇️⬇️
①スタッフが入っているにも関わらず、2半荘目、起親を回さずに開始してしまった。
②スタッフが牌を切るのに悩むときが多かった。
(お客さん3人に比べても遅く、そのスタッフの番で止まることが多々あった。)
③ダブロンがあった時の点棒の払い順の説明がうまく出来ていなかった。
(代わりに自分が説明した笑)
④若干声が小さく、かつ、表情や対応が暗かった。
いろいろな要素が加わって、おっちゃんからスタッフへの不満がたまっていったんだと思います。
その不満の現れを「投げ銭」をすることで伝えたかったのでしょう。
👨🦰「メンバーなら、ちゃんとしろよ!」と。
今回の件に関しては、必ずしもどっちが悪いってことではないと思います。
正直「どっちも、どっちです笑」
麻雀って、本当は勝っても負けても楽しめるゲームのはずなんですけど、こんなちょっとした「かけ違い」でギクシャクしてしまうことがあるんです(涙)
おそらく、このおっちゃんも、相手がお客さんだったら点棒を投げたりはしなかったと思います。
自分もそうなんですけど、雀荘のスタッフには、スムーズに卓を進行できるくらいの技量があってほしいなって思ってるんだと思います。
極端に愛想が良い必要はないですが、お客さんを不快にさせない程度には受け答えできてほしいなと思います。
あと、スタッフの打牌速度については、特別早い必要はないですが、周りのお客さんの速度には合わせられるといいかなと思います。スタッフの速度が遅くて1半荘の時間が長くかかってしまうことは、お店的にも1日のゲーム数が伸びずにマイナス面だからです。
4.点数申告の前に点棒を払うのは?
明らかにマンガンとか、点数が見てすぐわかる場合に、上がった人が点数申告をする前に点棒を出す人もたまにいます。
せかす感じになるので、マナー的にはあんまり良くないでしょうね。
点箱に手を入れて払う準備をするくらいにとどめておきましょう。
(点箱に手を入れる行為)
恐らく、点箱に手を入れること自体も、急かされていると感じる人もいると思います。
でもまぁ、やっている本人はせかすつもりはなく、ただ単に点棒の受け渡しをスムーズに行おうと思っているだけなんです。
例えば、スーパーやコンビニで会計をしてもらっている時は、お札や小銭を出す準備をしますよね?
それは、レジの人を急かすためにやっているのではなく、スムーズに会計を済ませて、次の人を待たせないようにするためだと思います。
そう考えると、相手が点箱に手を入れて準備していても、そんなもんだと思って、気にせず焦らず点数申告をすれば良いのです。
ちなみに、「レジでぴったり払うために大量の小銭をジャラジャラ出す」=「3,900点をピッタリ払う」は同じような感じですね、、、。
5.倒牌する前に点棒を払う輩(ヤカラ)
中には、他の人が上がった時に、その人が倒牌をする前に、点棒を出してくる人もいます😰
この手のヤカラは、
「点数お見通しなんだぜ!!🙎♂️」
っていうカッコつけなんですが、、、笑
まぁ、払う点数が毎回合っているならいいんですよ。でも、まぁまぁ間違っています😅
タンヤオのみ1,000点と見せかけて、隠れ赤々ドラだったりしときはしてやったりです😎
まぁ、少し面倒くさいだけで注意するほどでもありませんので、そんなお年頃なんだと温かい目で見守ってあげましょう!
6.点数計算の間違いを指摘すべきか否か!?
これは難しい問題で、いろいろな考えの人がいると思います。ちなみに、自分はその時の気分だったり、打っている人のタイプだったり、点棒状況だったり、いろいろです笑
①初心者には優しく?🔰
初心者の方や、まだ点数計算に慣れていない方の点数申告が間違っている場合は、結構迷いますねー。
最初に「点数計算苦手なんで、間違っていたら教えてください」とか言ってくれる人なら訂正しますが、基本は過大申告でも過小申告でも、あまり指摘しないかも知れません。
せっかく頑張って点数申告したのに、過大でも過小でも、それを訂正するのはちょっとかわいそうかなと。
②慣れてる人にも言いづらい?
でも、逆に点数計算ができるような人が間違っていた時も、それはそれで指摘しづらいですね、、。
せっかく自信持って申告してるのに、
「500.1000じゃなくて、700.1300ですよ」とか言うのも何かあれなんで、、💦
③点数状況
最終的には東場なのか南場なのかとか、点数状況で決めますね。
例えば、オーラスで着順に全く影響ないところで、「500.1000」だろうが、「700.1300」だろうが、正直どっちでも良いので、他の人が気が付かなければ高確率でスルーします😉
これがラス前で競っている状況なら、指摘すると思います。
とか言いながらも、つい最近も、6,000オール上がった人が「4000オール」と申告していたように聞こえたんですが(店内で、マイクアナウンスが流れているタイミングで、発声がほとんど聞こえなかったんですよね、、💦)、反射的に6,000点払っちゃいました🙇♂️
7.最後に
いろいろ書いて長くなりましたが、点棒の受け渡しは、スムーズに出来さえすれば、大体は問題ありません。
その際は、お互いに若干の気遣いをもってやり取りすれば良いと思います。
叩きつけたり、投げたりなど、マナーが悪いと、めぐりめぐって自分が損することになっているかも知れません。
楽しく麻雀打ちましょ!!
あっ、書き忘れたんですけど、リーチ棒無くなった時の両替は、次に自分がリーチするときに、
「両替お願いします🙂」と言って、5千点棒か、無ければ1万点棒を出せば大丈夫です🙆♂️
プロの対局では局と局の間に行うんだと思いますが、時間的な制約がある普通のフリー麻雀では、かけるか分からないリーチを見越して先に両替をしておくよりも、実際リーチをする際に両替するのが効率的でスマートです。
おしまい。