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億トレ崩壊後。その顛末。
渾身の力作を書いて、満足したままあっという間に時間が過ぎた。https://note.com/noppi9616/n/n516957586fb5 (また会おうね、また、来年の夏に。)
派遣社員で社会復帰して1年経過。。。よく復帰出来たもんだと思って、我ながら感心している。
2008年、父が他界したほぼ同時期に勤め先でリストラに遭い(リーマンショックの辺りね。)、失業保険をもらいながら再就職チャレンジしながら、父の相続手続き、父の会社の解散。。。だいたいこなしてやれやれと思っていたら、父の会社の建設会社で社長をやってた叔父が現場で倒れて亡くなったのが2010年。
「のっぴちゃん、建設会社の社長ね。」って、税理士先生から白羽の矢が私に向けて放たれた。
ここで一念発起して建設土木の社長をやれば、ちょっとしたドラマだったけど、会社を畳むための社長を引き受けた。
再就職は諦めた。
しん‐がり【▽殿】を務める役割なんだなぁ。。。と。
しん‐がり【▽殿】1 .退却する軍列の最後尾にあって、敵の追撃を防ぐこと。また、その部隊。「隊の殿をつとめる」2. 隊列や順番などの最後。最後尾。「殿に控える」
ぶっちゃけ、敗戦処理、後始末、後片付け、尻ぬぐい。
建設会社の解散時期が具体的に見えて来た頃にアベノミクスが始まった。
そのままトレーダー生活をする事に決めた。
トレーダー1本にした理由としては、宅建士をもってたから。
大負けと背中合わせの世界だということは父の背中を見て分かっていたし、平成バブル崩壊が私の高校受験の時期を直撃したので、エライ目に遭っていたので、大負けの恐ろしさは十分承知の上でした。なので、トレード一本で食べて行く選択をしても、大負けしても借金さえなければ、宅建士を持っていれば万が一のことがあっても努力次第では何とかなるって思った。宅建士を持ってなかったら、トレーダーにはならずに堅実にOLをやってた。
父が建てた自宅の固定資産税と設備のランニングコスト(主に電気代)を考えるとOLの給料だと支払いは不可能だった。
電気代4万かかる家ってなんなんだよ。。。一か八かのドレーダーの道を選んだ。
叔父の建設会社の事務所も賃貸に出して何とか電気代と固定資産税をカバー。
一か八かのトレーダーの選択で何とか食って、株のお金で自宅の土地の持ち分を私に一本化にして、無駄に電気代が掛かる実家を取り壊して「稼げる家。」を作り上げた。
少しでも不動産の知識が有ったから出来た事。
ビビりの私にしては、上出来だ。。。この時点で2016年。。。
さて、トレードの利益で欲望をむさぼろうと思った矢先、2018年に相場でコケて大怪我(笑)
折に触れてリスクヘッジしておいたところで救われた。
本当に首の皮1枚のところ。
多少は不安があるものの、元の世界に戻ってホッしてます。
自分の敗戦処理している最中も人のイヤなところも見たし。
浦島太郎になりながら。。。通勤するだけで体力消耗するし。 派遣社員やってても、結構塩対応食らったり。。「そんなもんなの?」なんてビックリ。
とりあえず、派遣社員も卒業して、正社員になれそうな予感。。。
勤め人、自由人、勤め人。って経験して、勤め人に戻って面白いなぁ。。。って思って、昔は不満だったことが、大したことなかったり。
経験って大切。
失ったお金が戻って、2018年まで時間が巻き戻したらまたトレーダーになりたいか?と問われたら。。。
絶対にNO。
トレーダーやりながら、トレードしなくても食える準備はしていた。。。トレードで食えるなんてそんなうまい話は無いと思ってたし。
命すり減らしてトレードしてる父を見て「よくできるなぁ。」って思ってた。。。私もトレードは好きだけどね。
好きだから、命すり減らしてる実感が無いのかも。
では、また。