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イギリス旅行記 2日目 York

イギリスについて2日目は、二階建てバスに乗り隣町Yorkへ。地元の人は日常的に使っているバスの為、わざわざ2階に乗ったのは私達だけで、友人も2階に来たの初めてと話してました。1番前の席で、カーブを曲がる時の建物や信号の近さに子供のようにワクワク。
旧市街は、ローマ時代の城壁に囲まれていて城壁の上を歩くことも可能なので、街のセンターに向かう途中、塀の上を歩くことにしました。

旧市街に入るゲート
赤い丸から指差したとこまで歩いてみました

そこから、塀の内側に進んだ街の広場には、メリーゴーランドがあり子供達で賑わってました。
これは、年末だからではなく常設であるようです。デザインがレトロで素敵でした。

街の広場のメリーゴーランド

この広場で、
Happy New Year!
と声をかけられて気がついたのですが、日本では年明けに新年と共に言うイメージでしたが、
「よいお年を」と暮れにする挨拶のようで、認識の違いに気付かされました。日本人はあまり他人に声をかけないので、たまたま街ですれ違った人の幸せを願う年末のご挨拶、とても素敵だなと思いました。

シャンブルズ

中世の通り、シャンブルズは両側の建物がくっつきそうに近くて、ハリーポッターに出てきそうな街並み。ということで、ハリーポッターのグッズを売るお店もありました。入り口にはホウキ置場も!

ホウキはこちらにどうぞ

お向かいのお茶のお店のスタッフは、ハリーポッターの映画を見た事ないそうで、大混雑を不思議そうにしてました。

店頭のテスター

テスターのオレンジアイスクリーム…はて味はどうだろう?とトライしたら、とても美味しかったので、店内に入ってみました。

紅茶の棚

店内の棚には沢山の種類のお茶が。
1階は紅茶、緑茶、白茶など、地下はハーブティーが陳列されていました。
同じ茶葉でも沢山のフレーバーがあり、アールグレイだけでも1列以上のバリエーション。流石ですね。最近ではかなりコーヒー派も増えてるそうですが、とにかく家にいると一日中大きなマグカップでミルクティーを飲んでいて、紅茶の消費量は日本人の緑茶みたいな感じでした。

Harris Tweedのジャケット

途中衣料品店で、父にHarris Tweedのハンチングを購入。なかなかいい柄が選べて満足。私は持ってきたニットキャップに穴が空いてたので、セールのニットキャップを購入。バーガンディの色が気に入りました、生産地は中国製でしたが…。

ここから5分くらい歩いて、街の中心にある北ヨーロッパで最大のゴシック建築の寺院ヨーク・ミンスターに到着。

エリザベス女王の彫像が新設された外壁
中央の礼拝の場


美しいステンドグラス

ステンドグラスをよく見ると、生首かかえた人がいたり、聖書の中の一場面なので結構怖いデザインもあったりします。
入場チケットは1年有効との事なので、日曜日の礼拝に来れるよう、クリスチャンの友人にプレゼントしました。

さて、お腹が減ってきたのでここで遅めのランチに移動。地元の人気店Bettysは、サンドイッチやしっかりした肉、魚料理、そして美味しいスコーンやケーキも味わえるお店。

ゆったりと寛げる店内
2種類のハムのサンドイッチ

サンドイッチはビネガーであえたサイドの野菜もとっても美味しかったです。

Yorkshire Fat Rascal Scone

こちらはYorkshireならではのスコーンで、ナッツ、レーズンが入った15cm程ある特大スコーンです。本来はクロテッドクリームとジャムはつかないのですが、クロテッドクリームを食べたくて追加したバージョンで注文。かなり食べ応えありですが、Yorkshireスタイルのお菓子はどうやら、レーズン入りが多いようで、スーパーで買ったカスタードタルトもレーズンがぎっしり入ってました。

お店はサービスも素晴らしく、翌日元日で休みだからと、残ったスコーンを1個ずつみんなにプレゼントしてくれました。地元に愛されるお店なわけです!

帰宅後はパブに行く案もありましたが、疲れてしまったので、国営放送のゆく年くる年的なTVを観ながら年越しすることに。ノリノリのパーティーチューンからのカウントダウン、そしてLONDON EYEをバックにテムズ川に音楽と共に上がる花火は、盛大でした。
最後にはパディントンからの一年の幸せを祈るメッセージが送られ、とても心が温まりました。

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