本物の気づかい|井上 裕之
これまで気づかいについて考えたことがなかった。
気づかいを軽視しがちで、してもらうばかりで気にしてこなかった。
この読書から考えを改め、気づかいを学び暮らしに取りいれていきたい。
ビジネス的な側面でも具体的な事例があり参考になった。
その上で相手に求めてしまうことには、くれぐれも気をつけたい。
2023.5.29
◎MEMO
一瞬の気づかいが、一生の武器になる。
気づかいをするときは、見返りを求めてはいけない。
気づかいを身につけるための3つのポイント
①「自分がうれしいと感じること」を相手にする。
②相手の立場になって「うれしいと感じてもらえること」を考える。
③周囲を観察し「人は何によろこびを感じるか」を学んでいく。
「相手によろこんでもらいたい」「幸せになってもらいたい」と考え、行動に移している人は成功する。
人の心理は、社会や自分の都合に合わせて無視しないほうがいい。
自分と相手の価値観に大きな違いがあるのであれば、まず相手を尊重する。
親しいからこそ「気づかい」をする。
運命共同体である夫婦においては、「気づいたほうがやる」ことは、お互いへの気づかい。
心理学では相手の名前を呼ぶことで、自分への好感度が上がる。
仕事をメールなどで依頼されたときも、感謝を伝える絶好の機会。
連絡のない遅刻は相手の人生の貴重な時間を奪うこと。
紹介してもらったら、フォローに細心の注意を払う。
ビジネスでの飲み会に無礼講はない。
損をして得を取れ。
断られたときが勝負。
仕事をさせてもらっているという気持ちをもつ。
強いこだわりがあると、どうしても視野が狭くなる。
意見を言わないことが気づかいややさしさになることもある。
「やるか」「やらないか」この違いが将来を変える。
気づかいをするときはタイミングがすべて。