GANMI THANK YOU TOUR 2021感想文(名古屋・東京・配信)
THANK YOU TOUR 2021 ひとまず東京公演までお疲れ様でございました。
思えば昨年の3月、友人にTHANK YOU TOUR 2020に誘われたのがGANMIを見始めたキッカケでした。
2020年のツアーは中止になってしまい結局彼らのダンスを生で見ることは叶いませんでしたが、そこからG3LX、GANMI VISION、GANMI x SIRUPを経て、ついに一年越しにオフラインの!ライブを!見ることが!できました!
おめでとう現場デビュー私!ありがとう開催を決定してくれたGANMI!そしてお疲れ様でした周りの大人のひとたち!
感想とかリプかDMで直接言えよって感じなんですけど、ごめん。今日もアンケートを書くつもりでサクッとやります。ネタバレ大有り!
【要約】
名古屋昼と東京を見ました。
名古屋公演は気軽な気持ちで見に行きましたが、初めて見る「目の前で踊るGANMI」の圧がすごくて、後半はちょっと記憶喪失です。手をあげてウェイするやつをとにかくがんばりました。初めての生のライブとっても楽しかったです。
東京は照明がとにかく綺麗でスケールアップしていて圧倒されました。お客さんの数も多く熱気があり、その熱がGANMIにも伝わっている気がしてよいライブ、すばらしいパフォーマンスでした。これがホームの力なのかと慄きました。新曲はすごすぎてぶったおれそうでした。アンコールで受けた衝撃は忘れません。
大阪公演も気をつけて行ってきてください。以上。
【名古屋 昼】
近所に散歩に来たみたいな気持ちで軽率に観に行ったのをマジで後悔しました。
・プロのすごさがわかったリハ見学。
ライブのリハってこんなふうにやってるんだ、というのがわかって単純に興味深かったです。通しで流しながら立ち位置も曲中に調整して。プロってすごい。Sotaくんは舞台降りてきてチェックもしてるし。面白かった。この時点ではまだワーイ楽しみくらいの気持ちだったんだけどな…。
・想像以上だった、目の前で踊るGANMI
すっっごいです。目の前で踊っているという事実に押しつぶされそうだった。リハでもなんとなく通しで見れたから、心構えはできているつもりだったけど、全然無理。だいたいあんな最高のオンラインライブを見せられて期待値が上がらないわけもないし、とっても好きになった状態での初めてのオフラインなんだから、そりゃそうだよね。無理だよね。
会場があまり広くはないこともあって、12人がぎゅっと固まったような構成でも後ろのメンバーまでよく見える。こんなふうに踊ってるんだとか、こんな顔してるんだとか、曲中のアイコンタクトとか、オンラインライブだと映らないような場面まで自分の目でしっかり見れたってことと、空気を感じられたことがほんとに嬉しかった。
生のライブでは私たちの目に見えるのは舞台上だけ。とてもシンプルで、しかも言ってしまえば全部知っている曲で、多少の変更はあれど、誰がセンターで、こういう構成で振り付けでってなんとなく頭に入ってて。でもいざ目の前で見るとやっぱ全然受け取れるエネルギーと衝撃が違うなぁってなりました。
・衣装!衣装!衣装!
今回の衣装はKazashiくんセレクトだったと思うんですけど、デニム×お花っていうのがかわいかった。GANMIのみんな普段デニム履いてるイメージないので、新鮮でした。お花はキービジュの背景との合わせってことだと思うんですけど、この組み合わせもイメージからすると意外(ゴブラン織っぽい?)。個人的にツボだったのはYuukiくんのオーバーオール。はい、かわいい。AOIくんのあの丈のジャケットも動きに映えてすごくよかった。それぞれのジャケットの形とか長さとかほんとにわかりすぎました。
・念願のDream Like Flavor
やるって知って、めちゃくちゃ楽しみにしていた一曲でした。フロアの振りがなくなったり、カットされた部分もあってちょっと寂しかったけど(Dysonさん→kooouyaくんパートが移動含めて好きだったので)、いやそれにしても満足。
この公演見る前に定点映像をちょっとだけ見たその時からRyogaくんパートにハッとしてギュッとしつづけています。なんだろう、DLJGとかもそうですけど、Ryogaくんのキメが好きなのかもしれない。
・懐中電灯をね、用意するのめちゃくちゃ忘れていました!はい後悔!
クルーチケットの購入者向けに、懐中電灯を持ってきてねってアナウンスされてたんですけど、めちゃくちゃ忘れていました。ごめんね。
今までGANMIがやってきたオンラインライブって、ワンカット自己紹介からはじまり回転寿司とか手書き文字とか白い布とか、オンラインならではのカメラを生かした演出も多くて(今でも思い出すとくぅ〜ってなる)。
それで今回のオフライン。我々は舞台上は全部見えちゃうから、じゃあ今回はどんな演出を?って思ってたんですが…。なんかペンライトとかじゃなくて懐中電灯で、直に演者を照らすっていうのが面白かったです。しかもこの照明しかないので、ほんとに演出・照明の一部になれるという。来世はダンサーを照らす照明になりたいみたいな願望を叶えてくれるやつでした。マジで後悔したので東京公演はちゃんと用意すると誓いました!
・さんちゃんさんのキラキラ感がすごい。
SUN-CHANGさん踊ってる時こんなにキラキラを放出しているなんて思ってなかった。生で見て初めて知った。目に照明が反射してキラキラしてるのかな。髪型が揺れるからかな。映像で見るより輪をかけてかっこいいんですけど、シンプルに疑問なんですけどどうしてそんなにかっこいいんですか?
・じわじわ慣れてきたぷちょへんざ方式。
このツアーでは声が出せないので、代わりに録音の歓声が用意されていて、ライブ中に手を挙げてウェイすれば音響さんが歓声を流してくれるシステム。最初は湧きポイントに腕の反応が追いつかなくて、声出したくなってしまったんだけど、だんだんできてきました。席から盛り上げる方法がこれと拍手しかないから結構多用しましたが、名古屋は結構拾ってもらって嬉しかったです。
・Arigatoの手振りできるGANMISTの人にありがとう。
近くにArigatoの手振りが完璧なお客様がいらっしゃいました。メンバーがニコニコ頷きながら見ていたので、完全にごっつぁんファンサをいただきました。その節はどうもありがとうございました。
・推し、すごい。そして記憶喪失。
めっちゃくちゃ満足したんですが、名古屋公演びっくりするほど記憶がなくてですね。理由というか原因は「ハイタッチ」で、それはあとの方に書きます。
終演後の帰り道は「推しが…推しが…」と壊れたように呟き続け、Twitterにも狂ったように呟き続け、多分会話になってなかったと思います、ごめん友人。
そして冒頭の通り、近所のつもりで遊びに行った自分を後悔しました。もっと強くならなくては、と思いました。
「GANMIしか勝たん」「推ししか勝たん」のではない。私が負けているのだ。圧倒的に。いや結局私が勝つことは一生ないけど、せめてもっと熱量を受け止める体の強さと気持ちのキャパシティがほしい。強くなりたい。そう思った名古屋公演でした。
【東京】
……っていう気持ちで臨んだんですけどね。気持ちいつもより装備も増やしたんですけど、全然ダメでした。控えめに言っても瀕死でしたよね。
・CJDAとても素敵だった。
「群青」めっちゃくちゃよかったです。まずあれだけの人数というのも迫力がありました。聞こえる足音や全員で踊った時のあの空気の動き方とか。それから、なにより若さが眩しい。彼らにもたぶんきっと、学校とか友達とか家族とか、それぞれの生活があって、勉強とか人間関係とか悩みとかがあって。それは私が小中高校生のときも同じだったけど、そんなかで自分は何してたっけ?って思ったらなんもしてないなって。だから未来と可能性にあふれた彼らがステージの上で輝いていること、率直にすんごい羨ましいし、格好いい。あの時こうしてれば、ああしてれば、自分もこの子達みたいな素敵に輝けただろうか、とか。タラレバばっかのしなびた社会人にはあまりにも眩しくて、あまりにも悔しくて、ちょっと泣いた(大人気ないわ)。そんな過去への思い出とか悔しさとか、過ぎ去った青春を追体験させてくれるようなパフォーマンスでした。
・照明凄すぎて幕上がってからしばらく拝んでた。
セットリストは覚えていたし、名古屋で見ているから心構えはできているつもりだったのですが、東京はのっけから照明に湧きました。幕が左右に開きつつ、前後の照明がゆっくりと上昇していく。仰ぎましたよね天を。ジーザス。会場の規模も少し大きいので、照明の機材とかも数とか大きさがスケールアップしててそれだけで圧倒されます。一気に非日常に連れていかれました。
・世界の中心でDream Like Flavorへの愛を叫びたい。
照明の話続くんですが、DLFから使った舞台の前面上下にある丸い照明もめちゃくちゃよかったです。M1の人工的なブルーとはまた違った、海の中や夜の空のような落ち着いた青さが綺麗。カッコイイとかよりも綺麗って言葉が一番しっくりくる。丸いやつは単純に数が多いっていうのもあって、圧倒されます。加えて後ろから差すライトとのレイヤードのなかで踊っているGANMI。GANMI VISONの時も思ったんだけど、なんか伝説っぽい。始まったな、っていう。前奏曲。
Mr.Dさんのソロがめちゃくちゃ気合入ってて、もともとスーパー好きなパートだったのでぐっときました。Yuukiくん→Sotaくんのところのアイコンタクトもアツかった。
・やっぱりすっげえな東京。
客入りがすごく多かったのもあるとは思うけど、やっぱり熱気が客席にもあって。それも、見せてもらおう、っていう受け身ではなくて、すごく前のめりな。自分の気持ちの持ち方みたいなところもあるんだけど、開演前のざわめきにそんなことを感じてました。
そんで、幕が開いて。その会場の熱気に呼応するかのようなパフォーマンスで(これはファンの勝手な希望だけどね)。とにかく表情がいいったらいい。自分は名古屋しか行っていないんだけど、うわっなんか違うわ、ってなりました。もちろんツアーで回った他の都市にはそれぞれの良さがあると思うけど、そこはホームの特権なのかもしれない。オープニングパートはとくにWith U〜I'm Sorryかな。全員ハッとするくらい、いい顔してた。これが東京なのか〜!
自己紹介パートでもあったFeels Like Summerもみんな楽しそうでさ、とくにこの曲はYU-KIくんが印象的で。この曲で踊るYU-KIくんを見れる機会ももうあとちょっとしかないのかと思ったら寂しいな。
・映像とライブで見る時とのギャップが一番あったのはshunくんかもしれない。
映像では(私が)汲み取れなかったニュアンスというか空気の動き方というか…うまく言えないけど。東京公演で、うわっshunくんってこんなふうに踊るんだ、って思った瞬間があって。なんかちょっとびっくりした。かっこよかった!
・I'm SorryはSotaくんばっかり見ちゃう
なんでかね。わからんけどSotaくんなんだよな。
・短髪のkooouyaくんの破壊力がすごい
かっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっこよ。
・FAKERSはDさんを照らしておきました
名古屋でもこんだけいるなら一人ぐらい照らしてくれって言ってたので、謎の使命感に駆られていました。けっこう照らされてた気がしています。
・新曲あるなんて聞いてないよ。
まさか新曲あると思ってませんでした。しかもこんなゴリゴリのやつ。正直ちょっと息止まってた気がします。周りからも息を呑む音が聞こえるようでした。怪しさ溢れる音階、照明。小学5年生から中二病なので左腕が疼いてしまう…。誰ですかこれやるって決めた人〜!!!
シルエットから始まるイントロからもうゾクゾクでした。匿名感と驚きと。やっぱり照明の効果ってすごい。ごめん、インストの曲の中身の呼び方よくわかんないからとりあえず勝手に呼ぶけど、サビ(ド頭のメロディ。れーし♭ーらーそー)の壮大さ、覇王感。Aパート(ドゥンドゥンのとこ)の静かなパターンにじわじわと音数が増えていって、拾い方にも幅が出てきて。Bパート(Kazashiくんのとこ。ギターのとこ)で一気に駆け上がって行って、またそこからAパートに戻った時の緩急の差に個人的にギャン湧き。きゃーって感じじゃなくて、もうやられすぎて声とか出ないわけ。瀕死なの。
インストだからこそ味わうことができる、音をひとつずつ拾っていくような、音に体が呼応するような、あるいみシンプルなダンスの形態。配信のアーカイブのリピートが止まらないったらない。
Mr.Dさんのパートの手の良さ(毎回言ってる)。Kazashiくんの圧倒的なエネルギー(どっから出てくんの?)。Yuukiくんと強めの曲とかいう最高の掛け算(あかん)。O.S.Mちゃんの柔らかさと美しさ(あかーーーーん)。からのSUN-CHANGさん(絶句)。
もちろんそれぞれ個人がフィーチャーされるパートはかっこいいんだけど、全員が全身黒というのもあり、より塊感がありました。ひとつの大きな生き物みたいな感じ。11人のGANMIの強さ、美しさ。あー、すごい。ほんとに。完全に負けました。
・ハイタッチで記憶喪失になる
名古屋公演もだったんですけど、個人的に序盤は圧倒されながらも楽しむ余裕があっても、ハイタッチで胸いっぱいになってそこまでの記憶が全部なくなっちゃうんですよ。
個人的にはいちばん「来てよかった」と思える時間でした。GANMIが、推しが、ほかならぬ私に向けて踊ってる!って思えてしまう瞬間があって。うまく言えないんだけど。彼らは当然見ている客席の全員に対して踊っているし、別に目なんて合ってない。わかってるよ。でも「ハイタッチ」は、私にとっては、私とGANMIだけの時間でした。とっても自分ごとな時間でした。
それからこれは配信で見て気がついたんですけど2サビでkooouyaくんがYU-KIくんをポンっと叩いた時にもうだめだった…。
・アンコールCHOREOで立ち上がった瞬間に世界が変わってしまった。
立ち上がることを提案してくれたSotaくんありがとうございます。ステージ上と客席にある見えない幕を突き抜けたような気持ち。また一歩、ほんとのライブをとりもどすことができた気持ち。足元までしっかり見える。たぶんほんの1メートルもない高さの差なのに、目線も気持ちもこんなに近いなんて知らなかったよ。てかRyogaくんめちゃくちゃ客席みるやん
JG以前からのファンはこんな景色見てたのか。それってなんかすごくいいな。新規ファンとか古参ファンとか気にしなくてもいいって言ってくれる人もいるだろうけどさ、この差は絶対埋められないわな、って。味わってみてちょっとだけ切なくなった。当然だけどね!
GANMIのみんながほんっっっっっっといい笑顔で嬉しかったです。アーカイブの映像見直しても、思い出してニコニコしてしまう。君たちの喜びis私の喜び。幸せになってくれみんな。美味しいものたべて旨い酒飲んであったかい布団でたっぷり寝てくれ〜!!!!お疲れ様でした〜!!!
こんな感じですかね。また思い出したら追記します。
大阪にも行きたいんですが、ちょっと難しそうなので、とりあえず私のTHANK YOU TOUR 2021はこれで一旦終わりです。初めての生ライブ本当に楽しかった!
ここまで駆け抜けてきたGANMIのみなさんお疲れ様でした!大阪公演も無事に開催しよいライブになることを祈っております!行ってらっしゃい!
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