G ROOM~GANMI LIVE TOUR 2022~ 東京公演を観ました
GANMIのみなさん、G ROOMツアー開催おつかれさまでした。何はともあれ開催できたのがうれしい。関係者のみなさん、ファンのみなさんもおつかれさまでした。楽しかった。東京公演の感想文(と言えるのか?)をかいておく。いつもより短め、エゴ強め!
【前置き長いよ】
前回のTHANK YOU TOUR以来7ヶ月ぶりのGANMIワンマンライブ。その間もGANMIやメンバーが出演するライブ等もあったけど、私個人としては5月におこなわれた前回ツアーの東京公演以来、マジで一切生のGANMIおよびGANMIメンバーを目にしていなかった。
この9ヶ月でGANMIに何があったかというと、メンバーのYU-KIくんが抜け、SMEとの契約が発表され、ALL EYES/FOLLOW US/SHUJINKO STYLE/BANDAIDがCHOREO MUSICとしてリリース。年末の紅白出演も記憶にあたらしいし(つぎは君たちが真ん中で出て)、ジャニーズグループへの振り付け提供もあったおかげで、J事務所好きの知人たちにもかなり紹介しやすくなった。ありがとうございます。
端的にいうと9ヶ月いろいろあったし、とくにCHOREOMUSICのリリース頻度を見ると、ああ今は力を蓄えているのだな、と感じさせられた。着実に。
GANMIがどんどん成長をつづけていくいっぽうで、この9ヶ月間で私に何があったかというと、とくに何もなかった。ほかに何かに劇的にハマっていたわけでもなく、そのわりに前回のライブ以来ちゃんとGANMIのファンをやれていたかというとぜんぜん自信がない。
自信はなくても、ワンマンがあるとなればたのしみではあって、チケットは買うわけで、東京公演に乗りこんだ。ぬるっと来てごめん。午前中いっぱい渋谷のネカフェで仕事して、雪でベチョベチョになりながら向かうO-EAST。素敵だね。
友人と合流してリハ見学。後ろのほうの席で、立ち位置どうやって細かくおぼえてんだ?とか、どこの誰がいいだとか、さっきの照明がかっこよかったとか友人と話しながら。お疲れのところ写真撮影まで恐縮です。ありがとうございます。リハ見学を終え、ああなんだ、いけるじゃん私!とおもった私が悪うござんした。
実際に眼前で踊るGANMIを観て、いややっぱりこのひとたち好きだわってなって、胸いっぱいになってしまった。リハでも当然かれらが目の前にいるけど、どこか画面越しにいるような気分は抜けなくて。本番で彼らがこっちにくれる熱量ってすごいんだなっておもう。冷静には観れなかったし、なにより前回のライブ以上に見きれなかった。終始目が足りなくて困ったのは、今回、誰推しとかじゃなくてGANMIのひとりひとりを観たいなあとおもったから。
しかしその欲深さゆえ「どこの誰がよかった!」っていうのを正直あんまり見れてないので、終わったあとちょっとだけ燃焼しきっていない自分がいる。もっとライブ観たい。しかもどんどん忘れていっちゃうわけ。悲しい。
ということで今回も忘れたくない感情を文字で書きとめておくことにする。
【こっから本題】
オープニングのALL EYES。SHUJINKO STYLEのアウトロとともに幕が開いたあと、空っぽの舞台であれ?とおもわせておいて、徐々に大きくなるイントロとともに現れるメンバー。得体の知れない黒マント、真っ赤な照明の中に黒いシルエット、どれが誰だかわからない。フードを脱いで舞台の前方まできたメンバーに拍手を促されるけどとにかく圧、圧がすごい。右手でスマホ構えながら空いている左手でからだを叩く。スマホが揺れる。うごめいていたひとりひとりがひとつの塊となって、集合体としてのGANMIを見せつけられる。最高。
Kazashiくんのパートとかやっぱり何度見てもどうしたどうした!って理解が追いつかない感じがいい。その前のshunくん・Mr.Dさんパートの比較的静かな雰囲気のなか、一気に前に飛び出してきたとおもったら、そっからもう一気にKazashiくんが場を支配しちゃう感じがすごい。そしてあれだけ振り切ってやってくれるから、そのあとの静けさと妖しさが際立つったらない。録画を見なおすと、観客たちの「ああ…」とか「うわぁ」っていう漏れでた声が録れてる。わかるわかるよ君の気持ち(小◯徹平)。
からのDON'T LOOK JUST GANMI。この曲もKazashiくんやkooouyaくん筆頭にパワーぶちかましメンバーが全力でぶちかましてくれるので安心してぶちかまされる。キメのところがDysonさんになっていて、ちょろいファンなのでそれはそれで沸いてしまう。両手。シンプルに好きとしかいいようがない。
終盤のSotaくんセンターのパートは、やっぱSotaくんセンターじゃないと始まんないよな!ってなる。ここのパートが単に好きっていうのもあるけど、もちろん。これは友達とも話していたんだけど、最近、ライブや楽曲全体をふくめて、GANMIにはこんなメンバーやあんなメンバーがいるよ、っていうことを見せようとしていることがかなり如実に伝わってきていて。ディレクターとしてのそういった意識が垣間見えるからこそ、パフォーマーとしてSotaくんが0番に立つことが嬉しいなと感じた。Kazashiくん・kooouyaくんとフロントが入れかわるところまで含めて、そんなことをおもっている。
思うぞんぶん圧倒されたあとはI'm Sorry、60%。ここの2曲は立ちあがって客席参加型。すごいよね、オープニング2曲で突き放すかのように見せつけておいて、急に巻き込まれちゃうんだもん。
60%はYuukiくんソロで魂が爆散してしまったのでそれ以外の記憶があまりありません。ありがとうございました。
AOIくんの客席煽りは振りきれかたが尋常じゃなかったので今思い出すとちょっと笑ってしまう。楽しい!ってより、あおちゃんだいじょぶ?喉つぶさない!?っていうお節介マインドが勝ってしまった。いたわって。
客席vsGANMIのバトル(?)はGANMIさんの強さが圧倒的すぎて完敗でしたね。いつもおもうけどもっと強くならなくては。
Dream Like Flavorについては、引きつづき世界の中心で愛を叫んでいきたい。
YuukiくんとAOIくんから始まったのにはびっくりした。このひとたちひとつの曲でどんだけのバリエーション魅せてくれるんだろう。DLFは元々の振り付けがフロアからのスタート。今の着座のライブでは見えないからっていう配慮もあるとおもうけど、いつかスタンディングのライブができるようになったら満を持してフロアの振りも観れるのかな、と勝手に妄想したりね。
shunくんのソロもあって胸熱が止まらん。この曲に限らず、今回低いビートが内臓までひびくような音響だったから、ところどころにしっかりキメのあるshunくんの振りがめちゃくちゃきわだつ。相乗効果でめちゃくちゃかっこいい。ライブの終わったあともおもいだしてはシュンクンカッコヨカッタ……とつぶやくbotと化していた。
あとこの曲といえばやっぱりMr.Dさんの手が相変わらず好きです協会だった。
はじめて観たときは歴史の振りかえりっぽいと感じていたこの曲。新しいパートが入ったことや、ここまで何度かパフォーマンスを観てきたことで、いい意味で特別な意味をもちすぎなくなったというか。私のなかで、ちゃんとライブのなかのひとつとして落としこめるようになった。今のGANMIなんだ、っておもえるようになった。
未来への切望とか、夢へ焦がれる姿みたいな、強さと弱さがないまぜになってて、ハンカチぎゅっと握りしめちゃうようなせつなさがあって。すんげえひとことでいうとエモい曲だな〜って思うようになった。
あらためてこの曲好きだな〜。何度か観た曲でもいろいろな構成や解釈で味わえるのたのしい。
FOLLOW US、Feels Like Summer、with Uの「G ROOM」パートはGANMIらしい手作り感と可愛さとキャッチーさがあってよかった。いやここまでとの振れ幅よ。2ヶ月の距離感よ。11人兄弟のなかでは画面からいっさい目を離さないRyogaくんがツボ。あとただのイケメンのSUN-CHANGさん(わかる!好きになっちゃう!)。
FOLLOW USとFeels Like Summerは立ち位置が目の前が多かったというのもあるけど、とにかくkooouyaくんばかり見ていたきがする。HIPHOP聴いてるっていうキャラクターを生かしたヘッドホンの演出もよかった。寡黙だけどスイッチ入るとバキバキに踊るみたいなの、かっこよすぎてシンプルに嫉妬する。ピザ食べながら踊るのはみんなめちゃくちゃ大変そうだったけど、kooouyaくんが食べかけの半分を持ったまま踊ってるのが余裕あるように見えて、遊び心すら感じて、なんか異様にかっこよくてずるい。FLSはとにかく足見ちゃう。
with Uは東京公演後のFCの配信で「推しを見てほしかった」ってSotaくんが言ってたけれど、私どこ見てたのかぜんぜん記憶がなくて無念。ぜんぶ見ようとして欲張りすぎた。二兎を追うものはなんとかだった。十一兎か。
新曲BANDAIDでは、6年を経てきたからこそできる、大人GANMIを見せつけられてたまらんなあとおもった。とくにSUN-CHANGさん筆頭に年上組。
まず衣装のはなしになってしまうけど、O.S.Mちゃんハマりすぎてない?普段からセットアップとかジャケットとか着ているイメージあるしアクセサリー含めてドンピシャ好みだった。ポジション的にも目の前がおおくて嬉しかった。O.S.Mちゃんの、やわらかくてきれいな動きが曲自体にもぴったりだし、息をのんでしまう。
それと前回のツアーのときにもおもったけど、AOIくんと長い丈のお召し物の組みあわせが最高なんだわ。今後もときどき取り入れてほしい…!
ライブ前にvideoは見ていたけど、フルパフォーマンスは当然はじめてだったのでこのへんも理解がおいついてない。つぎはもっとじっくり味わうように観たいなとおもった。
【これだけは言いたい】
今回のライブでいちばん印象にのこっているのがラストのSHUJINKO STYLE。
ちょっとネガティブな話だけど、この曲がリリースされた時、正直そこまで刺さっていなかった。こういうキャッチーな作品はGANMIの得意とするところでもあるし、別に違和感があるわけじゃない。けどALL EYES、FOLLOW USとリリースが続いたあとでの作品だったので、おもっていたのと方向性がちがって。だからライブまで聴きこんだり映像をめちゃくちゃ観ていたわけじゃなかった。ごめんね。その曲を今は何度も繰りかえして聴いてるし、video観てる。ライブの力ってすごい。
なんで一番印象にのこっているかというと、GANMIのこういうところが好きなんだ、だから応援しているんだ、っていちばん強くおもえる曲だったから。
みんな個性はバラバラなのに、踊ると気持ちがいいほどぴったりと揃う。パッと見たときに団体としての統率感とか美しさがあるいっぽうで、知れば知るほどおなじ振り付けのなかでもひとりひとりの味があって。全員がセンターに立てる存在っていう。私はそこが面白くて、かっこいいなっておもっていて。
クラップを一緒にしたのが一体感があってよかったのかな、サビのRyogaくんがすげえ好きだったからかな、ライブの最後だったからよかったのかな、ラストの決めポーズがめちゃくちゃかっこよかったからかなとか、この瞬間があったからっていうのは明確にはわかんなかったんだけど、とにかく、ああ来てよかったな、と感じた。
世の中、たのしい舞台とかライブってたくさんあるとおもう。っていうかライブって嫌な思いしない限りは行けば大抵はたのしい。でも全部がぜんぶ来てよかったっておもうかというとそうじゃなくて、たんに面白かったかっこよかったで終わるばあいもあるわけで。
GANMIのワンマンにはこんなふうに毎回来てよかったファンでよかったって感じるポイントがあるのがうれしいなあとおもう。
あと、これはライブには関係ないけど書いておくね。この曲って私たち(客)も主人公だって言ってくれているのかもしれないけど、私自身はやっぱり「踊る君は最高素敵さ」って言っている側だなぁとしみじみ感じた。
踊ったり歌ったり演奏したり演技したりステージの上の人たちがどうしようもなく好きだから。私の好きな人たちは最高だし最強、さすが私が推してるだけのことはあるねって。私にとってのSHUJINKO STYLEはそんなステージの上の人たちって素敵よねってことと、彼らを推すじぶんを肯定してくれる曲だとおもった。
だいぶ抜けているところあるけど、こんなところかなぁ。
やっぱ定期的に直接会えないとだめらしい、私。何年か前のゼクシィのコピーじゃないけど、オンラインでもライブが見れるこの時代に私は、オフラインでのライブが観たいです。
GANMIはこれからますます忙しくなるとおもうし、なかなかすぐにライブできるもんじゃないけど。ますます面白くなっていく過程をできるだけ見てゆきたい。GANMIのライブを観るとどんどん欲張りになってしまうな。でもつぎも絶対いいライブしてくれるとおもってる、勝手に。
ということでなるべく早めにつぎのライブであえるのをたのしみにまって感想文おわり。
【最後にどうでもいい話】
今まで推してきた界隈でこういうアクキー買ったことなかった。初アクキー。社長を鍵につけて持ち歩いてます。かわいい。Sonyの担当者さんありがとう。写真撮ってから思ったけどわざわざマックブック映り込ませてくる奴、なんか嫌。ごめんね。