シティリーグ S2 テラスタルフェス環境 ルギア参加の記録
はじめに
初noteです。
普段は「ずんどこ」というプレイヤーネームで、横浜近辺でポケカを遊んでいます。
テラスタルフェス発売2日後の12/8(日)にルギアVSTARを握ってシティリーグ に参加してきましたので、その備忘録を書かせていただきます。
結果は4-2のTOP16でした。
ポケカ歴(カードゲーム歴)は黒炎からで、去年のS4からシティリーグ に参加し始めました。
2-3、3-3と来て4-2で今回が一番良い成績です。
勝ちきれなかったですが、研究には勝てなかった知見も大事かと思いますので記事を残させていただきます。
デッキリスト
今回のデッキリストです。
各種カード選定理由は下に書きます。
デッキ選定
S1まではライコポンやミライドン、パオジアン辺りを擦っていたのですが、気分転換してみたい&11月頭ごろにルギアがレギュ落ち前で安くなっていたためルギアを握り始めました。
その後スボミーが発表され、グッズロック環境になる事でグッズに依存しすぎない(本当か?)ルギアを練習することにしました。
元々アグロ寄りのデッキが好みだったため、スボミーは対策する側に回ろうという前提です。
レジギガスも発表され、超電環境で強かったリザやライコポン、ドラパ等に対してコスパ良くサイドレースを進められるようになりそうという追い風もありルギアを使うことに決めます。
各カードの採用理由について、前提条件
ルギアを握り始めて日が浅く練度も高くなかったため、可能な限りシンプルで扱いやすいリストにするよう心がけていました。
そのためシティリーグ S1で結果が出ていた構築の中でも比較的シンプルなリストを最初は練習していました。
雉や水ポンが居ないことで出来ることの幅は狭くなっていますが、その分扱いやすくデッキパワーも高い、ルギア初心者向けのリストでした。
実際本番で使う際も可能な限りシンプルなリストに留めようと意識して調整しました。
各カードの採用理由
もう一回本番時のリスト貼ります。
追加したカードを中心に各カードの採用理由等を書いていきます。
チラーミィ(入替)
スタートデッキにて1エネ20で殴れるHP70チラーミィが追加されました。
ARのチラーミィを買ったばかりでしたが、2エネの道具トラッシュ技を使う機会が練習中に無く、それなら殴り技が強い方に変えようということで変えました。
なお、今回のシティ6試合ではこの10の差が響く場面は特にありませんでした。
スボミーによるグッズロックになることが予想されたのでなかまをよぶのチラーミィ採用も検討しましたが、ドラパルトとアドレナブレインを使うサーナイトが増えるのでは無いかという懸念から今回は見送りました。
ただ、60チラーミィで仲間を呼べなかった弊害が顕著にサナ戦で出てしまったのでこの判断は結果的に間違いかもしれません。(詳細後述)
レジギガス(追加)
悪リザやドラパなどの2進化テラスタルをたねポケモン且つ4エネで取れるのは流石にコスパ良すぎです。
今まではチラチーノ進化かつエネ5枚という大量のリソースを吐いて倒していましたが、ベンチに置いて適当なエネ1枚を手張りさえしておけばアーケオスを取られたとしてもプライマルターボ一回+手張りでリザドラパを取れます。
またテラパゴスやオーガポンなどのたねテラスタルについてはダブルターボ2枚で倒せるので非常に楽に処理ができます。
素点が100あるのも優秀で、相手がサイド1ポケモンを前に出してきた上で倒してしまいたい場面などで役に立ちます。
デメリットとしては逃げエネが大きく縛られやすいことですが、技を打てる時点で基本的に逃げエネも満たしており、ジェットエネルギーも4枚入っているため縛られても負けに繋がることはあまり多く無いです。
クレッフィ(追加)
ハバタクカミを抜いて入れました。
主にイバラ対策や小物を90+20で取りたい時にハバタクカミを使っていましたが、12/7(土)のシティリーグ 結果を見ると不利対面のミライドンが非常に多く、後1でルギアを取られたらほぼ終わるため採用しました。
当日初戦ミライドン戦で早速タンデムユニットや隠し札を止めて大活躍してくれました。
ただしクレッフィを練習出来ていないまま本番前日に急遽入れたため、3戦目にて自分のネオラントVまで止めてしまい試合を落としています。練習大事。
特性ロックは強いですが、スボミーが環境に現れた分ロトムが充電をしてくる機会も減っているため雑に出して活躍する特性では無かったです。
ジャミングタワー(追加)
スボミー環境に移ることで相対的に道具の価値が上がるだろうと考え、ダークボールを1枚削り投入しました。
これによりお守りをつけたミライドンやタケルライコなどのたねexポケモンを取りやすくなったり、先1で置けた場合エヴォやボードを無効化しイージーウィンを拾えるのではないかという考えから入れています。
実際の試合でジャミングタワーが明確に仕事したかは視覚化されませんでした。置いたことで相手の動きを一部縛れていた可能性はあります。
エネルギー配分
元のリストは以下の16枚でした。
ダブルターボ:3
ミスト:3
ジェット:4
ギフト:4
vガード:1
レガシー:1
スボミー環境に移ることでvガードエネルギーの主な役割対象であるレジドラゴが数を減らすのではないかと考えました。
そのためダブルターボ2枚でコスパ良くたねテラスタルを取れるレジギガスのためにvガードエネルギーをダブルターボエネルギーに変えています。
ミストエネルギーについてはドラパルトが増えることでファントムダイブの飛び交う量は変わらないと考えたので枚数を維持しています。
結果としてはポケモンVで殴る対面は居なかったため正解でした。
ハバタクカミ(削除)
メインの仕事がクレッフィと被っていたため削りました。
シティ全体の試合を通してハバタクカミが居ないと厳しいという場面もありませんでした。
レガシーを付けて殴り→ネジキでカイナに交代みたいな器用なプランを取れることもありますが、わざわざ狙いに行く動きでもないです。
とはいえスタートすると強いポケモンなので、ダークボール1枚をハバタクカミかクレッフィにしておいてもよかったかもしれません。
アヤシシV(削除)
高打点を出せるたねポケモンです。
役割がかなりレジギガスと被っており、且つ2進化ポケモンを倒すには6〜8枚のエネルギーを要求されるため運用難易度が高いです。
エネをかき集めてネジキでチラーミィに交代、というようなアヤシシにしか出来ない動きもありますが、練習の中で使いこなすのが難しいと感じたため素直にレジギガスに席を譲ってもらいました。
ダークボール(減)
下から7枚見れるため、アーケを抱えたままナンジャモされた時に強いカードです。
グッズロックでボールの価値が少し落ちると考え2枚のうち1枚をジャミングタワーに変えました。
ただ、ピン刺しすることで価値が出てくるカードではないためもう一枚削っても良かったかもしれないです。(ナンジャモ前のセルフカットとかで揉めそう。。。)
今の環境で変えるとしたら、グッズを使わずにポケモンをサーチできるテーブルシティ2枚目あたりが無難でしょうか。
不採用理由
キチキギスex
言わずと知れた3ドローカード。とても強いです。
強いですが、以下のデメリットが他デッキに比べるとルギアは顕著に出るかと考えています。
ベンチを圧迫する
サイド2枚なので負け筋となる
環境に増えてきたガケガニに弱点を突かれる
ライコポンのように気軽にベンチに置けるカードでは無く、無くても練習中の勝率は悪く無かったため不採用としました。
今回はスボミーにより環境が遅くなる前提で採用しませんでしたが、超電までのような速い環境なら入れた方が強い場面も多いと思います。
セレナ
任意のカードを手札から落とせたり、ポケモンV限定のボスとなるカードです。
スボミー環境でレジドラゴVやロトムVが減ると考え不採用としました。
オーガポンいどのめん
レガシー+2エネでバトル場とベンチを狙撃できます。
また、テラスタルなので相手が出した大空洞にただ乗り→ルギアで殴ることでネオラントなどの負け筋を盤面から消すことができます。
2進化デッキに対して技を打てると強いですが、ベンチ狙撃という武器を得る事で脳のリソースを無駄遣いしてしまいプレミを起こす原因となると考えたため今回は切りました。
シティ本番の対戦
1戦目 ミライドン
先行6-0で勝ち。
初手手札にチラーミィとクレッフィが来たためクレッフィをバトル場に置きスタート。
1ターン目にアーケオスを1枚落とした上でベンチにルギアとチラーミィを置けました。また、博士を抱えていたため手札にもう一枚アーケオスを抱えて番を返せました。考えうる限り最高のスタートです。
対面はかがゲコとベンチにサンダースタート。ミライドンを置けていましたがクレッフィで止まっていたためかがゲコに手張り→スボミーでグッズロック。
先行2ターン目に博士でもう一枚のアーケオスを落とし、ルギアvstarを引けたのでアッセンブル→手札に来たレジギガスで殴りサイド先取。
相手は手札が良くなかったらしくミライドンにエネ2枚貼った状態でお守りミュウ前で番を返す。
チラチーノに進化→レジギガスを逃してサイド2枚取得。
相手はここでレアコイルの過剰放電発動。ただトラッシュにエネがなくエネ付けられませんでした。ルール的に可能なのか分からなかったので少しテキスト確認などお願いしましたが、相手がこのままで良いと主張したためそのままサイドを貰いました。
(調べてみたところ不可能らしいです。ただ、相手がジャッジを呼ばず自分も相手の説明で納得してしまったためそのまま試合を続行してしまいました。遊戯王ならGをうららで止めてもそのままGは墓地行くしなーとか意味の分からん理論で一人勝手に納得していました。。。)
相手にボスでレジギガスを縛られるも、アーケでエネ付けてボスで裏を呼んで勝ち。
2戦目 ライコポン
先行6-0で勝ち。
ジャンケンで負けるも相手は後攻を選択。
オーガポンいわのめんスタートだったためコントロールかと考え、詰まされないよう片方は進化しない前提でルギアを2面置きました。
ただお相手事故っていたため終盤まで動けずサイドを取りきって勝ち。
3戦目 ピジョリザ
後攻 2-6 負け(投了)。
1ターン目はクレッフィスタートでベンチにルギア、チラーミィを置けました。また1アーケを落とすことに成功していました。
先2でむずむずされるも手札にアーケオスを抱えていたため博士を打ちたいと思いネオラントをベンチに置きました。ただ、クレッフィでネオラントの特性も止まってしまっていたため博士を持ってこれず、苦し紛れにナンジャモ。
その後の手札は非常に悪く2ターンほど殴られたところでサレンダーしました。
家を出る前に何度も「クレッフィバトル場の時はネオラント使わない」と詠唱していたがやらかしてしまいました。。。練習は大事。
後で成績表見たらピジョリザの人TOP4入ってました。
4戦目 ソウブレイズ
後攻 6-2 勝ち。
先行1ターン目であまり回らずベンチにカルボウ1体のみ。
後攻1ターン目でベンチにルギアを置いたうえで博士を絡めアーケ2匹を落とすことに成功。
先行2ターン目で1体のみのカルボウが進化できずスボミーで番を返される。
後攻2ターン目でアッセンブル宣言→ボスカルボウでごっつぁん成功。
先行3ターン目で雉やポフィンなどを使いカルボウ複数展開。
後攻3ターン目で雉をルギアで取る。
先行4ターン目、ツツジを使うもエネが1枚足りずルギアを270点で殴って終了。
後攻4ターン目、ルギアでソウブレイズを殴る。
先行5ターン目、逃げ→スボミーでルギアを取られるもギフトエネで手札補充。
後攻6ターン目、弱ったソウブレイズを取って勝ち。
5戦目 宝石リザードン
先行 6-3 勝ち。
あんまり細かいところ覚えていないです。
サイドの流れは↓の感じでした。
ごっつぁんでホーホー取る
裏のルギアVをリザで取られる
ヨマワル居ないままベンチが埋まっていたため、リザをルギアで殴る
ルギアをリザで殴られ耐える
もう一回ルギアでリザを殴る
2体目のリザでルギアを取られる
ボスで後ろのヨルノズクをごっつぁん
6戦目 サーナイト
後攻 3-6 負け
細かい所はあまり覚えていないですが、相手のスボミーが非常に刺さって盤面作る速度が間に合わず負けました。
後攻1ターンバトル場はチラーミィ+ギフトエネ。
手札があまり良くなくて動けなかったです。いきなりサナに進化されて殴られたら終わるためテツノカイナをベンチに置いてパスしました。
先2ナンジャモで手札にアロマ2ハイボが来ましたが、スボミーにむずむずされる。
後2ナンジャモするも何もできず終了。
先3から相手殴り始めだったはず。。。だがその後もほぼ何もできず相手サイド3か4くらいのところからやっとアッセンブル宣言で間に合わなかったです。
この後お相手優勝されてました。おめでとうございます。
全体まとめなど
ルギアというデッキそのものが非常にパワーが高くここまで勝たせてもらえました。使っていても楽しく、もっと早くこのデッキに出会いたかったです。
あと少しの間しかスタンダードレギュレーションでルギアを使えませんが、現環境でルギアを選択される方の考察の一助となれば幸いです。
最後に、普段から練習に付き合ってくれる友人・家族・会社の方々も本当にありがとうございました。