King Gnu 雨燦々 MV 考察
みっちゃんには、この学校に入って以来友達ができなかった。
もともと自分を出せない性格で、転校してきたからなおさらだった。
彼女は、そんなみっちゃんを演劇に誘ってくれた。
やってみるととても面白くて、のめり込むものができた。
彼女と仲良くなるうちに、彼女にも悩んでいることがあることがわかってきた。
みっちゃんは、今度は私が彼女を導く番だと思った。
文化祭での二人芝居の演劇を目指していたのに、夏休み明け、直前で遠くへ行くことが決まってしまった。
ステージでの演劇は叶わぬ夢となってしまった。
新学期が始まり、教室ではお別れ会が開かれた。
彼女しか親しい友達はいなかったので、どこか空虚なものだった。
なぜだか彼女とは疎遠になっていたため、みっちゃんは彼女と言葉を交わさず、すぐに教室をあとにした。
しかし、やはり彼女のことが忘れられず、学校へと自転車を走らせる。
降りだした雨なんて気にもとめずに。
体育館に入ると、二人でやるはずだったステージが開かれている。
台本どおり、やれている。あれだけ二人で練習したんだ。
人生の中、自分を見失いかける彼女を、しっかりと自分で導くことができている。
成長できた。本当に彼女に出会えてよかった。
それぞれのこれまでを認め、前を向くことができた二人には、新たなステージが用意されていた。※
※(このラストシーンは、みっちゃんがヘッドホンをしていないので、お別れ会の後のことかどうかがわかりませんでした。個人的には、彼女と出会った時の回想か、出会った時に戻れる=人生はいつからでも、何度でもやり直せるという表現・演出かなと思いました。)
みっちゃんは雨が降り出したのでKing Gnuの雨燦々を聴いていたが、晴れたので(自分の前向きな行動の結果)イヤホンを取ったのかもしれないンゴ(もしくは曲が終わった)。
これ書いてたらちょうど雨が降ってきました
夕立キモチェェ〜!!!